日本人に特有なこととして、多くの主婦が、家にいきなり人が来ては困る・・・と思っているのではないでしょうか。

 

蘭子は意外に来客好きなので、特に困るとは思っていませんが、私の友人の多くは「家にいきなり来ないでほしい」と思っているようです。

 

ママ友の中には、相当きれいな家に住んでいるのに遊びに行くと、「あばら家なの。」(どんだけボロい家なんだよ!)とか、「お掃除していないの」って言いながらピカピカの玄関に通されたりすると、逆に嫌味だな〜と思ってしまいます。

 

それってただのやっかみでしょうか・・。

 

お客様って堅苦しく思わずに、昔のご近所付き合いのように、縁側で茶飲み話をするような感覚で行き来ができたら楽しいのに・・・と、いつも思っている蘭子です。

 
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さて、そんな予期せぬ来客があった時、一番嫌なのは何かな???と考えた時、蘭子はキッチンのシンクに汚れ物がたまっているのを見られることかな〜と思います。

 

リビングのテーブルに物がのっていたり、洗濯物がちらかっていたりは、さっと片付けられますが、キッチンの汚れ物を見られるのは、あまりいい気がしませんよね。

 

なんだか「汚いものを平気で放置している人」のように見られたくない・・という深層心理があるような気がします。

 

そんなことのないように、いつも使ったら洗ってすぐに食器をしまえばよいのですが、時々そのままにしてしまったりしませんか?

 

食器洗いって家事の中でも、もっとも面倒な作業だと思う

 

もちろん、「食器洗い、大好き!」という人もいらっしゃるとは思いますが。

多くの方にはめんどうくさい家事の第1位としてあがるのではないでしょうか。

 

勤めていた頃は(夫が主夫をしておりました)、疲れて帰ってきて「早くお風呂に入りたい」と思って玄関のドアを開けて家に入ったとたん、キッチンに山積みのお皿が・・・!
それを見て、なんど激怒したことか!

 

激怒している私が何をいっても、夫はその頃子育てをしていたこともあって、嫌いな洗い物は一切しませんでした。

なので、毎夜私は、汚れた食器を前にさらに疲労倍増になり、激怒しつつ食器を洗うというのが日課でもありました。

 

お皿を洗うのが嫌なら食洗機を買おうよ!

 

食洗機のメリットは

 

1. 時間、労力が削減できる上に、洗い上がりもバッチリ。

 

2. 水切りかごのごちゃごちゃが見苦しい、ということもなくなります。

 

3. 熱湯で洗うから殺菌もできる上に、手洗いする物が減るので手荒れしにくくなる。

 

それに対してデメリットというと…

 

1. 結構高額 →特に、ビルトインタイプは本体価格以上に取り付けの費用がかかる。

 

2. それなりに使い方のコツやメンテが必要 →予洗いとか、洗いやすい置き方とか、月一程度のお手入れとか、使いこなすには、それなりのコツがありそう。

 

3. 洗剤が強力なので環境にあまり優しくなさそう。

 

4. 卓上型は見た目に圧迫感がある。といったあたりでしょうか。

 

昔、食洗機の出始めの頃に、新しい家電はすぐに買いたがりタイプの父が、改築したばかりのキッチンに大きな食洗機を買って、いつも母が水道代がバカにならないと嘆いていたことを思い出します。

 

しかも、今まで人が行っていたことを機械が行うようになるので、食洗機は『電気代がかかって損する』と思われがちです。

 

ですが、それは間違いのようです。

 

家電メーカーのサイトでは簡単に「家庭の状況に合わせた節約シュミレーション」なるものを行えるようになっています。

これで、シュミレーションしてみますと、ふつうの家族構成だと大体年間で8,000円くらいの水道光熱費節約になるようです。

 

かつては、水道代や電気代などのランニングコストが結構かかりましたが、最近の機種は相当改善されているので、手洗いよりもむしろコストパフォーマンスはよいのですね。

 

 

さて、デメリットと思われた点については、

 
1. は、初期投資と思えばいいと思っていましたが、視点を変えて、これを人件費と考えてみました。
 

例えば、時給900円のパート代だと仮定します。洗い物にかけるコストも時給900円で考えてみましょう。

一日に15分ほど洗い物をしていて、それが年間に300日くらいあると仮定すると、

900[円/時間]×15[分]/60[分]×300[日]=67,500円/年

ということで、年間67,500円も洗い物をしている換算になるのですよ!

 

奥さん!驚きでしょ? これだけで十分元がとれていますよね。

 

2. も、皿洗いの手間よりうんとラクなのは間違いない。

当時、スカルプネイルをしていた私は手が荒れるのが本当に嫌だった。

 

3. も、実は合成界面活性剤が入っていない食器洗い洗剤というのも存在する!となれば、買わない手はありません。

 

唯一、気になるのは、「卓上型は見た目に圧迫感が、ねぇ」という点。

 

やっぱり賃貸暮らしだとね、当面、卓上型かな、と思いますが…

限られた台所スペースにあれがドーンとあるのはちょっとなあ・・・・って、確か1、2ヶ月悩んでいたかと思います。

 

そうして、散々悩んだ挙句、結局、家に帰ってからのイライラにどうしても耐えられなくて、食洗機を購入しました。

 

やっぱり買ってよかった食洗機

 

購入したタイプはサイズが一番コンパクトな割りに食器がたくさん入るタイプのもの。

我が家はサイズの大きいお皿が多いので、このサイズ(直径27cm)が入って、さらにコンパクトな感じの置き型を探しました。

 

結果ですが、これは購入してよかったと思います。

 

卓上型の食洗機は、キッチンではどうしても大きな容積にはなりますが、汚れたお皿がシンクに山積み、水切りかごに食器が出っ放しになっているよりは、こちらの方がすっきりしますよね。

 

食洗機、コストパフォーマンスが良く、これを使うことによって自由な時間が増えました。

家事にかける時間のミニマム化ができたわけですから、暮らしの質は上がったのです。

そんなわけで他の家電は断捨離傾向にありますが、こちらはおそらく居残り組になると思います。

 

断捨離するもの、しないもの、視点を変えると食洗機に限らず、考え方一つで暮らしの質がアップするものなのですね。