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いよいよ、冬物はしまって、春の服に総取っ替えのシーズン。
今日は、30年ほど大のお気に入りだったニットを断捨離することに決めました。
このニット、本当に気に入っていて、毎年ヘビロテ&大切に着ていたもの。
何より、大好きな色&良い素材で、お店で見た瞬間「これ、着たい!」と即買いしたものなのです。
でも今年になって、手放すことをとうとう決意したのは、「実は、似合っていなかった」のがわかったから。
若い時は即買いしたものも、50代にもなると「似合う服」と「着たい服」の間で、かなり揺れませんか?
着たい服を着る?それとも、似合う服を着る?
これって、永遠のファッションの命題であるような気がします。
このことに気がついたのも、このところの断捨離効果なのかもしれません。
自分のワードローブで、定番服や鉄板コーデをある程度確立すると、それっていわゆる「似合う服」なのだと思います。
『似合う』という条件は、
・サイズが合うこと
・テイストが合うこと
・色が合っている
・素材が合っている
・デザインが合っている
こんな条件が揃っていて、はじめて、人から見たときに 『その服、似合う!』と言われる装いが実現するのではないでしょうか。
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逆に「着たい服」というのは、上記の限りではないような気がします。
・流行のデザインだから
・トレンドカラーだから
・こんな素材に憧れていたから
・◯◯のイベントがあるから
こんな理由で、一瞬にして閃いて買ってしまうのが「着たい服」だと思います。
この春、断捨離を決意した似合わない服
断捨離を決意したニットのアンサンブルがこちら
自由が丘で買ったビアッジョブルー(というブランド)のニット
もちろん、素材はカシミア。
V襟のカーデガンと、スキッパータイプのプルオーバーです。
ボタンもヒトデの形で、とても可愛い。
なんといっても、このブルーが、ドはまりなのです。
*Viaggeo Blue
このビアッジョブルーというブランド、私の大好きなブルーを基調とした品揃え。
ヨーロッパのリゾート地で着たいようなデザインのパターンもイケイケすぎず、ちょい品の良いファッションがたくさん揃っています。
肌触りもよくて、しかも着やすい。
大事に着て、大事にしまって虫にも食われずに30年。
カーデガンは、春先までヘビロテして30年。
「着たい服」と「似合う服」は違う
でも、最近気付いちゃったんです。
「着たい服」と「似合う服」は違うって、こと。
数年前から、実はうすうす気がついてはいたのですが、「着たい」という強い気持ちで、「あ〜なんか似合ってないな」っていう心の声を押さえつけてたんですね。
でも、やっぱり「似合っていない」(−_−;)
顔色が、なんだか冴えない感じ〜このニットを着て鏡やウィンドーに映る自分を見て「やっぱり」って。
好きなはずで買ってはみたものの、実は今の生活に必要がないモノ→【断捨離が加速した理由、息子からのキツイ一言】〜モノを手放す日々〜
「着たい服」で「在りたい自分」になれる?
毎シーズン、雑誌でもネットでもトレンドのファッションは、どんどんやってきます。
そういった情報を目にすれば、誰だって食指が動いてしまうもの。
ミニマリストを目指しているのに、いろいろな理由をつけて(例えば1捨てしてから買うとか)、買い物癖が治らないのは「在りたい自分」がずれているから。
プチプラだから、お買い得だから、限定だから…なにより「着たい」から。
さて、「在りたい自分」はどんな自分なのでしょう?
オススメの似合う服を見つける簡単な方法
服をミニマムにするならば、「似合う服」を見つける方法は知っておきたいことの一つです。
⒈似合う色を見つける
これね〜、本当に大事です。
私もずっと「自分にぴったりの色はこれだ!」と思っていたのが見事にひっくりかえりましたもの。
お試しできます→無料のパーソナルカラー診断はこちら
こちらは無料のセルフチェックですが、50代の方、絶対一度はプロに診断していただいた方がよいと思います。
なぜなら、セルフチェックって、自分の脳内で好きな色や好きなイメージで勝手に自分を作り上げてしまうからです。
実際に顔にカラーの布などをあてて、プロの方に診断してもらわないと、いつまでたっても正確なことはわからないと思います。
50代という老けに入った世代、顔色映えは外せません→パーソナルカラー診断したら「着たい服がなくなってしまった」50代主婦が、見直したこと。
⒉骨格診断をしてみる
身体の特徴から、 3つの[ライン]に分類、そのラインの特徴に合う、つまり『似合う』 アイテムや素材が分かるのが骨格診断です。
ちなみに、この3つのラインとは
・I(アイ)ライン
・X(エックス)ライン
・Y(ワイ)ライン
たとえば、肩幅が気になる!と言う人。
肩の位置がはっきり出ないルーズシルエット、ビッグシルエットのアイテムがオススメ。
今年トレンドのビッグシルエットのシャツなどは本当に肩幅をカバーしてくれるわけです。
でも、「シャツが好きじゃなかったら?」と、思われるかもしれません。
それほど好きではなくとも似合うものは、より自分を魅力的に見せてくれます。
ところが、似合わないものはどんなに頑張っても、似合うアイテムに比べたら魅力的には見せてくれません。
はっきり言ったら、「似合わない」=「野暮ったい」印象になります。
まぁ、それがわかった上で、着るという選択肢もありますが、服が多くて断捨離中であるとか、ミニマリストを目指すのであれば、より少ない服で自分を魅力的に見せる方が賢いのではないでしょうか。
知らずにお気に入りだった形のトレンチコート→長年気倒しているユニクロのトレンチコート、手放さなかった理由は骨格診断にあった!
⒊「着たい」と「似合う」のすりあわせをしてみる。
どうしても、やっぱり好きなものを着たいという気持ちを譲れない方へのご提案です。
その時にまずするのは、『自分がどうなりたいの?』という心の声に耳を傾けること。
身長が高く(168センチくらい?)ずっと『かっこいい女性』と言われてきたNちゃんという友人がいます。
学生時代にバスケットをしていて、骨格がしっかりしている。
実際に、ハンサムウーマンなスタイルが似合うのです。
けれども、Nちゃんは性格的にもお好みも『可愛い』ものが好き。
特にずっと『かっこいい』と言われ続けてきたせいか、逆に『女性らしさ』を連想させるかわいらしいデザイン(フリルやプリーツなど)が大好きなのです。
正直、第三者的に(蘭子から言わせてもらえば)、フリルやプリーツスカートを着ていると「女性らしい、かわいらしい」というよりは野暮ったく見えているのだけれど。
なりたいイメージがあるのに、そのイメージになっていない( ; ; )。
なので、Nちゃんへのアドバイスとして言わせてもらったのが、「もう一度、自分の心の声に耳を傾けてみたら」ということ。
「どう見られたいの?」
「どうなりたいの?」
女性らしい柔らかなやさしげな印象にしたい…というのであれば、たとえば、似合っている形のタイトスカート(白)を選びます。
そこに、とろみ素材のベージュのブラウスを合わせる。
胸元のボタンは少しあけて、粒が大きい、または二連、三連のパールネックレス(ボリュームがある)を下げる。
こんな感じ、イメージできますか?
「とても柔らかでフェミニンで女性らしい優しげな印象になると思うよ」って。
着たい服を着る? それとも、似合う服を着る?迷った時はこうしてみてはいかがでしょうか。
どうなりたいのか、どう在りたいのか自分の心の声を聞いてみる。
買う前に考える習慣→【服を断捨離した4つのメリット】200着以上、服を手放したら暮らしの質があがった。
Nちゃんの場合で言うと、女性らしくありたい→フリル、プリーツである必要はないはず。
女性らしく見せたい→スカートである絶対的な必要もないはず。
服って面白いことに組み合わせ次第でテイストミックス、いくらでも印象チェンジができるもの。
「着たい」と「似合う」をマッチングさせる。
それには、まず自分(似合う色、骨格)を知ることx在りたい自分を知る。
この方法を知ることで、心から『在りたい』と思う『自分スタイル』が作れるのではないでしょうか。