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早くも挫折か?ブロガー筆子さんの「1週間で8割捨てる技術」の3日目、キッチンの項目に入った途端、手が止まってしまった蘭子です。
両親が使っていた食器、自分が持ってきた食器を合わせた2世帯分を粛々と捨てている毎日。
食器を捨てられない女が断捨離を完遂できるのは、いつの日になるのでしょうか?
挫折しながらも断捨離をすすめる私が、トライした新しい断捨離テクニックをご紹介します。
実は私、食器好きが昂じて、食器の絵付け教室に通い、イギリスの陶器工場へ出かけ、食器の会社に就職したという経歴を持っています。
断捨離セミナーを受けた時も、まっさきに「私は食器を捨てられない」と思いました。
今でも、食器棚にぎっしりある食器を見る度に、気になっています。
「気になる」ことを、ずっと放置しておくと、やがて、それらは「気に障る」こととなり、それが続けば、「気に病む」ことになります。
気になる→気に障る→気に病むについてはこちら→かわいいモノが捨てられないシリーズその1 付箋とメモ帳
そして、食器棚自体が多いから、食器を捨てられないという逆問題も発生、そのためにした対策は→収納そのものを断捨離する過激派が食器棚を捨てる
「キッチン」の食器の断捨離、再び。
リビングの飾り棚はまだしも、普段使う食器が棚2本になっているのは、どうなのか?と自問自答しております。
年内に完了したいミッションは、キッチンスペースに置いたチープな食器戸棚の全廃なのですが・・・Mission Impossible! なかなか達成できない使命でもあります。
集中断捨離に取り組んでいます。→ブロガー筆子さんの本「1週間で8割捨てる技術」に学ぶ。1週間の集中断捨離のススメ
筆子さん曰く、日本の家庭に食器がたくさんあるのは以下の理由。
1. 食文化が豊かだから
2. 四季があるから
3. 結婚式の引き出物でもらうから
4. 食パンの景品に食器があるから
5. 100円均一ショップがあるから
ということなのですが、以前ならまだしも、最近は結婚式にも出ないし、景品も使わない。100均で食器も買わない私が、こんなに溜め込んでいるのは、なぜなのでしょうかね?
食器が増えてしまった理由
なぜ、こんなに買ってしまったのか?→ 来客の時に足りないと困るとおもったから。好きだったから。
なぜ、こんなに種類が必要なのか→ 料理に合わせたお皿でないと、気持ちが悪いから。
なぜ、使わないお皿を持っているのか?→ 高かったから、捨てられない。いつか使いたい。
では、なぜ使わないのか? →使って割ると嫌だから。
以前の断捨離セミナーで聞いたのは、「食器は自分自身、高級な食器を使わず、普段粗品でもらったような食器を使う人は自分も粗品として扱っているのです。使うのであれば、一番気に入った良い食器を自分の普段使いにしなさい。」という話。
それからは、粗品的な食器は全廃しました。
断捨離を始めてから新しい食器は買うことをやめ、すでにある食器の数を減らすことにもトライしています。
それでも、まだ減らない食器たち。
食器棚にぎっしりあったもの、奥のものは取り出しにくくなっています。
写真を撮るのも、本当に嫌でした。なんだか片付けられない、捨てられない、ふんぎりの悪い自分を見るようなのです。
でも撮った写真を、ずっと見ているうちに、気づいたことがありました。
ふだん、扉を開けて実際の食器の並びを見ている時は気づいていなかった(脳内で見て見ぬ振りをしていた)のですが、写真を見ると明らかに、この1年で一度も使っていない食器があることに!
食器自体を見てしまうと、これはあのおかずを作った時に使うかも、あの料理にはこの大皿、と思ってしまいますが、写真だけを見ていると捨てられそうな気がしてきました。
残す食器、捨てる食器の条件とは?
断捨離セミナーで思いだしたエピソードで、お義母さんの紙袋を捨てさせたいというもの。
その人が捨てられないと思った場合、逆に残して使いたいものをピックアップさせるというものがありました。
捨てよう捨てようとすると難しいが、お気に入りのモノを選んで、他は処分するというテクニックです。
人生は取捨選択の連続なのだ!→人間関係の断捨離 思春期の子供と向き合うには?
まずは、私の残す食器の条件はこちらです。
*毎日、使っている食器
*季節感がなく、多用途
*和洋中華、どの料理にも使える食器
*軽くて使い易い食器
*今の生活形式に合っている食器(サイズ、色や形)
*重ねて収納できる
そして、捨てる食器の条件は?
これは、先日のバッグの断捨離と同様です→「捨てる技術」2日目、雑誌の付録の袋物を断捨離する8つの条件とは?
*1年間使わなかった食器
*欠けたり、こわれている食器
*重い食器
*単なる見栄の食器(シーズンにしか使わないとかブランド食器でしょうか。)
*値段が安いから買った食器(100均?)
*記念に買った「思い出の食器」 絵皿とか?
*使い勝手の悪い食器
*嫌な思い出のある食器
うちの食器の場合、「最後に使ったのはいつ?」が、母の手料理だったりして(笑)。
思い出せないほど遠い昔の食器は捨てることにしました。
さて、今回15分でピックアップした食器はこちら
食器棚のafterです。
もう1本の食器棚の食器を入れても大丈夫そうですよね。
写真を撮って客観視するという断捨離テクニック
今回の残す食器、捨てる食器の条件に加えて使いたいのが写真を撮るというテクニック。
いかがでしょうか?
インテリア雑誌の写真とはいかなくとも、写真に撮って耐えうる程度のスッキリさ加減であれば、よいのではないでしょうか。
これはキッチンだけでなく、他のスペースの断捨離にも大いに使えそうですよね。