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モノを捨てるのが苦手!捨てられない人には大きく分けて3タイプの人がいると私は思っています。
今の生活に何も不満がないのであれば変える必要なんてないかもなのですが、ちょっとでも心がザワザワしたり、すっきりしたいな〜って少しでも思ったのであれば、ぜひ試していただきたい「1日15分27個、プチ断捨離」
今日は、モノが捨てられない人の3つのタイプと、「捨てる」をふだんのルーティンにするプチ断捨離のススメについて書きます。
モノが捨てられない人の3つのタイプ
モノが捨てられない人には、3つのタイプがあります。
まず、最初のタイプは、断捨離のやり方を知らないだけ。
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1. 断捨離のやり方を知らない人
このタイプの人は、講座やセミナーを受ける(小規模な断捨離セミナーなど)ことで、意外と簡単に断捨離が出来るようになったりします。
断捨離トレーナーに聞く→断捨離のコツは「自分を責めない」
本当に「やり方」と「考え方」を知っているのと、知らないだけの違いなのです。
断捨離とは、『基本的にはヨーガの行法、「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え方、生き方、処世術のことです。
単なる「片づけ」や「整理整頓」とはちょっと違い、自分軸から「今、ここにいる自分に必要なモノを知り、不要なモノを断つ」という考え方。
やり方を知らなかっただけの人は、頭で理解できたら、それこそどんどん実行して短期間で断捨離ができるようになっていきます。
2. 頭で理解できても「心」が納得いかないタイプ
使わないモノを減らす。
捨てたり、あげたり、自分の手元からモノを手放すことに抵抗がある。
いわゆる捨てられないタイプ。
日本では伝統的に「もったいない」という観念・考え方があります。
これはこれでひとつの考え方・価値観なのですが、この考え方が行き過ぎると物を捨てることができなくなり、やがてすでに使わなくなったモノ・将来も使うはずがないモノなどが家・部屋の中に次第に増えていきます。
若い人はともかく、中高年が悩むのがこれ。
特に親の持ち物や実家の片付けに悩んでいる人がこのタイプです。
この状態を放っておくと、やがては自分が快適に居るための空間までが圧迫され、狭くなり、また人は膨大なモノを扱うのに日々膨大な時間や気力を奪われるようになっていきます。
知らず知らずのうちに大きな重荷となっていき、心身の健康を害するほどになってしまいます。
モノが片付けられないといろいろな問題が起こる→人の振り見て我が振り直せ~汚部屋に住む友人からの電話に触発されて断捨離をしてみた。
このタイプの人は、捨てられない原因を明確にしその原因を取り除くことで断捨離が進んでいきます。
ここまでくると、本を読んだりするよりも、個別相談、カウンセリングの方がよいかもしれません。
3.「行動できない」身体がついていかないタイプ
頭では、分かっているけど一人では実行できない。
どうしても他の事をしてしまい片付けに着手できない。
こんな方は、とりあえず「誰かと一緒に」捨てることを、まず始めるというのがオススメです。
一人じゃできないわけですから、アドバイスをしてくれて一緒に手を貸してくれる人を頼むのが早いのです。
実は、私の友人Mちゃんが、このタイプでした。
鎌倉の市街地に古く大きなお屋敷に住んでいるMちゃん。
ところが、代替わりし、弟さんがこの家を引き継ぐことになり、お屋敷自体を建て替えることになったのですが、代々持っているものを全て処分することができず悩んでいたのです。
断捨離をちょっとかじっていた蘭子、このMちゃんのお屋敷の断捨離を手伝うことに・・・。
明治から引き継がれてきた骨董品、着物、衣類、本、アルバム・・・布団や家具まで、茶箱の数は20個以上、大きな部屋が10部屋ほど、そして納戸もありました。
「捨てなきゃならない」でも「もったいない」→「使わないのに?」
「いつか使うかも」→「誰が?」
「売れるかも」→「売れると思っているのは自分だけ」という葛藤がモヤモヤと頭の中をずっと渦巻いているのです。
なので、このタイプは横で、アドバイスをしてあげた方が踏ん切りがつくものなのです。
かくして、このお屋敷の荷物、ほんの少しを手元に残し、昨年建て替えが終わったようです。
1日15分27個、プチ断捨離のススメ
さて、こういったモノが捨てられない人たちでも、すぐにできるのが1日15分27個、プチ断捨離です。
タイマーを15分にセットし、ゴミ袋を片手に27個、今の自分に要らないモノを捨てます。
毎日、ちょこちょこ捨てたモノがこんなに→1週間のまとめ【公開!50代主婦が毎日15分のプチ断捨離で捨てたもの】
使えるか使えないか?ではなく、今自分が使わないモノ、要らないモノというのがポイントです。
読まない本、年不相応なキャラクターものはすべて要らないものでした→【1日15分27個のプチ断捨離、買取査定額決定】~下取りしないで、さっさと捨てろ!の巻
毎日、15分だけというのがミソです。
あまり大掛かりな場所をきれいにしようとすると、全部モノを出して、結局、何も捨てられなかったりします。
毎日、目にしていても気がつかないでスルーしているモノこそガラクタだったりするものです。
食器棚を捨てたら小物を収納する場所もミニマムになった→【キッチン用品~いらないモノ、使えるモノ】50代主婦の1日15分プチ断捨離
今回、捨てたモノ
私が、プチ断捨離したものがこちらです。
ホットカーペットと電気毛布2枚
一畳敷きのホットカーペットはほぼ使わないもの。
電気毛布も、暑がりの家族には不要です。
書類ケース
こういったオフィス仕様のものは、家庭では使いづらく、置いたモノが死角になってしまうため
本7冊
もう10年以上開いていない本ばかり。
ミニカー
一体、なんでこんなモノがいっぱいあるのか?
キッチンからは保存容器3個
食洗機に入れたために蓋が変形し、ケースとしては使えなくなってしまいました。
ルクエのボウル 一時期使っていたのですが、意外と使いづらくて今はステンレスのボウルの方が使い易いため。
色絵の具 息子の部屋から没収、もう使うこともないでしょうし。
クマの絵が入った額 飾るところがない。
ウィンザー&ニュートン社のインクボトルセット
蘭子の野望グッズの一つ、カラーインクで絵を描きたかったために大学時代に購入。
水彩用のペンが使いづらく断念。
航空会社のポーチとヌイグルミ
夫が持ってきてしまった飛行機会社のポーチ、そして誰かからの頂き物のヌイグルミ
キティのヘアピン
ハートのネックレス(キティ付き)
ディオールの革紐ブレスレット(頂き物)ほぼ未使用
未使用のミントオイル、リップクリーム
今日のプチ断捨離は、この27個のガラクタたち。
おそらく、どのお家でも、こういった細かなどうでもよいものってスルーしているのではないでしょうか。
モノを捨てるのが苦手!捨てられない人は、まずは大きなモノではなく小さなモノから。
「1日15分27個、プチ断捨離」お試しくださいね。