今年はお正月休みが長かった方も多いかと思いますが、いよいよ明日9日からは本格的に仕事が始まりますよね?

 

昔からサザエさん症候群として有名な「休み明け鬱」

 

今日は、そんな休み明け鬱の原因となる「がんばり癖」を手放す方法について書きます。

 

 

ちゃんとしなきゃ!って、「がんばり癖」のある50代

 

「明日から連勤と新しい業務も始まるしで憂鬱」っていいながら、職場の上司や目上の人に対して気を遣い過ぎて疲れたり、出来ないと思われたくなくて勝手に無理をして頑張ってしまうのが私たち世代、50代。

 

なんかね、アラフィフ(40代でも後半)はけっこう感覚が近くて、頑張っちゃう人がおおいようですけれど、アラサー(40代でも前半)になるにつれて、いい感じで肩の力が抜けている人が多いような気がするの。

 

さて、50代の特徴として、休み明けに顕著なのが、「ちゃんとしなきゃ!って気負ってしまって、自分で窮屈を作って嫌になってフェイドアウトしたくなる」症候群。

 

これ、よく分かりますわ!〜なんといっても、私も昔そうだったから。

 

 

私なんて、外でがんばって 「いい人」「出来る人」 を装っている分、家に帰ってくると猛烈に荒れて、暴君のようになっていましたから。

 

例えばね、シンクに突っ込んである洗っていないお皿を見て逆上したり、洗濯物の山を見て蹴っ飛ばしたり…自分でも暴君だってわかっているのに、イライラしているんです。

 

いつも「ママ、早くなんか食べて!お腹空いているから怒りっぽいんだよ!」って子供に言われていました(−_−;)

 

「必要以上に人に気を遣ったり」

「出来ない人と思われないように頑張りすぎたり」 している自分。

こういうところまで気がついている人は少ないかもしれません。

 

いつも、テンパっていて周りに当たり散らしている自分がいることに気づいたら!

でも、もしこんな気持ちで、自分を追い込んでいることに気がついているとしたら!

 

ぜひ、こんな思い癖は手放してほしいものです。

 

ただ 気付いてはいてもその手放し方が分からないという人もいますよね。

 

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がんばり癖の理由

 

まず、なぜ「がんばり癖」がついてしまったのか?という理由があります。

 

簡単にひとことで言うと、そのがんばり癖を持っていると 「自分が得をする」。

自分にとってなんらかのメリットがあるから手放せないのです。

 

こういうと…

「信じられない」

「デメリットしかない」

「こんな癖のおかげで、すごく困ってる」 と反論されるでしょうが、100%デメリットだとわかっていたら、簡単に手放せるのですよ。

 

例えば、「人に気を遣い過ぎる」とか、「ちゃんとしなきゃと気負ってしまう」とか、

一見するとマイナスにしか思えない思い癖も、必要だから生まれているというわけ。

 

そして、その思い癖を持っていることによって、実はあなたは、得をしているのですよ。

ちょっとでも自分にとってメリットがあるから その癖を手放せないというわけです。

 

 

がんばり癖の手放し方

 

「必要以上に人に気を遣うと、(たとえば「職場の上司や目上の人」 自分にとってどんなメリット(いいこと)があるの?)と、聞いてみる。

 

常識的に考えると、答えがなかなか出ないかもしれないので、頭をまるくして考えてみてくださいね。

どうでしょう?

 

どんな答えが出ましたか?

 

ここで

「人に嫌われない」

「ダメな人だと思われない」

「まわりの人から重宝される」

「優越感が得られる」

 

以前の私だったら、そう答えていたと思います。

 

その答えが出たら、もうひとつ「人に嫌われない(ここは自分の答えに当てはめて変えてみてください)と、自分にとってどんないいことがあるの?」 と、心の中で聞いてみてください。

 

そしてまた出てきた答え(「会社での居心地がよくなる」など)を、また 「~~~と、どんないいことがあるの?」 と、掘り下げてみるのです。

おそらく、何回か掘り下げていくと

「安心」「ホッとする」「うれしい」「しあわせ」などの「感情」に行き着くのではないでしょうか。

 

もしかしたら、最初からこんな気持ちを掘り当てた人もいるかもしれません。

 

ここまで辿り着いたら、掘り下げ完了!

 

なぜ?必要以上に人に気を遣ったり、等身大以上に頑張りすぎていたのかというと「安心したかったから」。

「嬉しい」「しあわせ」を感じたかったから。

 

そもそもは、「それらの感情を得ること」が目的だったのです。

 

 

感じていることの意識の奥底にある感情とは?

 

でも実際は、

「必要以上に人に気を遣う→疲れる」

「等身大以上に頑張る→しんどい」 で、安心感やしあわせを感じるどころではなくなっているのです。

 

ここまで、理解できたら、本当に欲しかったものが得られないのだとしたら、そのがんばり癖(思い込み)は、握りしめている必要はないわけですよね。

 

さて、ではどうしたら本当に欲しかった 「安心感」や「しあわせ」は 得られるのでしょう?

 

ここでまた質問です。

「人から(このご相談の場合は職場の上司や目上の人)、なんて声をかけてもらったら、安心できますか?」

 

自分で自分の心に聞いてみてくださいな。

「大丈夫だよ」

「そのままでいいよ」

「失敗してもいいよ」

「頑張らなくていいよ」

 

この言葉は、人それぞれだと思います。

 

そうして出てきた言葉を、自分で自分にかけてあげてください。

 

「大丈夫だよ、そのままでいいよ」

「失敗してもいいよ、頑張らなくていいよ」

 

自分が安心できるまで。心の中で(もしくは出来れば声に出して)伝えてあげるのです。

 

こうやって、本当に欲しかった「安心」が手に入ると、がんばり癖を手放せるようになります。

 

理由は、もう握りしめてる必要がなくなるから!

 

 

がんばり屋さんの50代のあなたに

 

「大丈夫!

がんばらなくても、人に気を遣いすぎなくても、そのままのあなたが愛される!」

と、私がエールを送りましょう。

 

でも、

「いや、そもそも今の仕事が好きじゃないので憂鬱なんです」 という人は、 そろそろ本当にやりたいことに気づかないと。

 

人生、憂鬱を感じながら、この先過ごすなんてもったいないと思いませんか!