断捨離本、ミニマムライフ本を、かなりの冊数読んでいますが、いまひとつすっきり捨てきれていないな~と思っていた矢先に購入した「1週間で8割捨てる技術」(KADOKAWA)。
カナダ在住ミニマリストで人気ブロガーの筆子さんが執筆しています。
ブログはかなり徹底しているので、引く人もいるかもしれませんが、その竹を割ったような語り口は、一つの生き方として参考にさせていただいております。
今日から、この本に従って1週間で8割捨てられるか?に挑戦しようと思います。
「捨てる技術」に学ぶ、私が捨てるべき執着心
著者である筆子さんとは、自分も年代が近いこともあり、共感するポイントも多く、「ほんの少しトキメキに引っかかって捨てられない、リサイクルやオークションに出そうと捨てられない、少しでも元が取れないか」という下心を見透かされています。
今日も今日とて、断捨離したのに部屋がスッキリしないのは、捨てようとしているモノが、まだ部屋の片隅に積んであるからです。
フリマやオークションに出品し梱包して送る手間、商品にあったリサイクルショップに持ち込む手間、分別し保管しておく手間・・・などなど、断捨離しているのにちっとも片付かない、我が家を見透かされてされているようでした。
「とにかく、悩まず捨てること」がこの本の主旨。
これはフリマに・・・とか、古本屋に・・・なんていう、不要な儲け心を捨てる!
この本を読んでたどり着いたもの。
「これは売れるかも」とかいう余計な下心、これこそ私が捨てるべき執着なのかもしれません(笑)。
どこにでもいるこんなズボラ主婦、筆子さんに共感
特に1章目は、筆子さんがミニマリストを目指すまでの経緯が描かれていて、いたく共感。
なんでって、蘭子も同じような感じなのですもの。
私自身、夫にいつも「君の持ち物は99%要らないものだね」と、言われ続けていましたから。
「家事が大の苦手で、食事は朝食抜きで、夕食も手抜き料理。お金のことを考えるのが苦手だからと家計管理もどんぶり勘定、おかげで50代後半というのに預貯金なし。もちろん大学生になろうとしている娘さんの学費も準備していません。おまけにノーメイクにノーブラ、お風呂も石鹸やシャンプーは一切使わず、服もいつも穴あきジャージにエプロンなしで家事をし、アフタヌーンドレスも礼服もフォーマルな場所で着る服を持たないといった具合です。」と筆子さん自身への辛口のコメントもありましたが、じゃぁ断捨離や片付け術などの「捨てる技術」は、良妻賢母で、おしゃれで人当たりのよい人でなければ語ってはいけないのか?と思ってしまいました。
家事が苦手、ドンブリ勘定、ズボラ、手抜きだからこそ、いろいろなことが嫌になったり自分の感情を持て余したりするんじゃないかしら?
だからこそ、いろいろ本を読んだり学んだりして、前に進もうとしているのではないでしょうか?
傍目には聖人君子に見えても実際の夫婦関係は破綻している人もいれば、言葉がうまく通じてなくてコミュニケーションがとれていないようにみえても微妙なバランスでうまくいっている夫婦もいるのです(←ウチのことですよ!)。
100万組の家族があったら、100万通りの家族の在り方があってよいのです。
ネットで調べた書評には、賛否両論で筆子さんの家族関係まで心配する声もありましたが、本来の意図は「捨てる技術」のはず。
そこにフォーカスをして、1週間トライしたいと思います。
まずは、ウォーミングアップ、「15分間で27個捨てる」を実践。
片手にゴミ袋を持って、15分間、私は、これを捨てました。
27枚のCD、27枚のタオル、27枚のお皿、27本のタイツ!(捨ててもまだある!ことに!(◎_◎;)
27個の空き缶→かわいいモノが捨てられないシリーズその2:缶フェチがとまらない。
やれば、できるじゃん♪
プライムゾーンに手をつける
筆子さんオリジナルの「プライムゾーン」とは、特にガラクタを溜め込んでいる場所のこと。
一般家庭でいえば、クローゼット、洗面所の引き出し、食器棚、机の引き出し、ドレッサーの引き出し、食料品を入れる棚・・・あたりだそうです。
1日目は、『「タンスやクローゼット」の洋服を捨てる』ですが、「捨てる技術」にあるルールは・・・、
1年着なかった服
サイズが合わない服
難のある服
もう好きではない服
時代遅れの服
思い出だけのために残してある服 を捨てます。
すでに先月捨てたクローゼットの衣料は、プラスチックケース2段分→秋冬衣料のための新しいマイルール「豊かな気持ちになれる?」
かさばるコートも6着捨てました→コートを断捨離して、冬のアウターのシンプル化のススメ
さて、今日はこれから2日目の『「押入れやクローゼット」のバッグを捨てる』に挑戦です。
おそらく、革のバッグなどは捨てられるでしょうが、私が懸念しているのは、袋物。
雑誌の付録だった大量のトートバッグとポーチ類。
かなり、問題だろうなぁと、朝から気が重いです。