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- 真のミニマリストになりたい - 断捨離のススメ - ダンシャッたモノ
蘭子の母は名古屋出身、そのため私の最初の結婚の時は、ありとあらゆる花嫁道具を誂えてくれました。
東京のアパートに住むことにしていたので、さすがにトラックに垂れ幕をしてというような派手なことはしませんでしたが、母としては鳴り物入りで道具を見せびらかしたかったに違いありません。
結納書はもうとっくの昔に捨ててしまったので覚えていませんが、着物一式、台所用品一式、組布団 ◯組みなどと書かれていたように思います。
昔ながらの格式のある家柄同士なら理解のしようもありますが、このご時世、なんとも時代錯誤なことだったように今も感じています。
今のシンプルライフ派、ミニマリストたちからすると、本当に馬鹿げたことだと思います。
ただ結婚に関しては親からお金を出してもらっていることもあって、ある程度は母の意向を尊重しなければならないと思っていました。
蘭子の生い立ちはこちら→真のミニマリストを目指す50代主婦、蘭子です。
30年間、一度も使っていない客用座布団
先日の断捨離セミナーでも言われたのですが、人というのは、ふだんは自分の意識しているところしか見ていない(見えていない)ものです。
ふだん開けていない場所、開け閉めしているのに気がついていないもの、ふだんから目にしているのに、全く気がついていないもの、こういったものはほぼ今の自分には必要のないものなのだそうです。
ミニマリストが試した、家中のものをダンボールに詰めて21日間生活するパッキングパーティ)、こうすると今の自分に必要なモノがわかるのだそう!→元祖 ミニマリスト
でも蘭子の今の生活で、それをしたら・・・・!
やりたいけれど、今はちょっと無理かな〜。
なので、家中ではなく部屋ごと、収納場所ごとに、そういったパッキングパーティをしてみるのはどうかと思いつきました。
まずは、ふだんの生活にあまり関係がないけれど、大きなスペースのある西側の部屋の押し入れに手をつけることにしました。
20代の結婚からすでに30年が経ちます。
その間、何回引っ越ししたのでしょう。
離婚した時、子供が生まれて実家のそばに引っ越しした時、そして今回の家に・・と、数えると蘭子の引っ越しは3回です。
最後の引っ越しのあと、しばらくはこの西側の部屋に寝起きしていました。
その頃はまだ2階の整理がついていないし、布団を敷くことができる部屋がここしかなかったからです。
あのタイミングで大幅な断捨離ができていたら、もっと暮らしやすくなっていたはずです。
その後、寝室を2階に移したことと、ワンコ用に床をフローリングにしたことによって、この家からは畳がなくなりました。
その時に30年間近く持っていたお客様用の座布団を手放しました。
夏・冬5枚ずつあったので合計10枚、お客様用なのでカバーの生地も上等なのですが、一度も使っていないのですよ! 30年間も!
捨てるまで、かなりの勇気が要ったのですが、とにかく不燃ゴミとして捨てた記憶があります。
今は2匹のワンコ達がこの部屋を占領しています。
この部屋は収納スペースがふんだんにあります。まずクローゼットに夫の衣服、その横の半畳の開きに冬用の衣類と犬用のペットシーツなど。
並びの一間の押し入れはこんな感じです。
そして、別の壁側に蘭子の問題の婚礼ダンスが鎮座しています。
写真にある数枚の座布団は、リビングの椅子の高さ調節のために残した残骸です。
さて、ずっと気になっていたのは上段にある組み布団です。
引っ越してきてからほぼ使っていません。
なぜなら、大きなソファベッドをお客様用としているために、ほぼ使うチャンスがないのです。
今日は、この組布団を押し入れより撤去します。
このお布団、旦那の単身赴任先に送る予定。
夫の赴任先は東北、しかも昨年秋に古い寮に移ったため、冬はとても寒いのだそうです。
この寮用に新しく買うことも考えたのですが、このくらいの質の温かいお布団を買うのであれば送った方がよいということになりました。
一緒に羊毛の毛布も送ります。(最近は、冬でも気温が暖かいせいか、この毛布は全く使うことがありません。)
冬物衣料がプラスチックケースに4段!?
布団を撤去し、まずは下段右の引き出しを上段に設置。
プラスチック引き出しの中にあった、使っていないシーツや布団カバーなどを処分します。
そして下段のプラスチックケースも一旦外へ。
こうやってみると、冬物衣料が多すぎることが一目瞭然!!
さらにここには出ていないコート類もあるのです。
蘭子、衣装持ちすぎです(^^;)。
この4段のケースの中には蘭子の冬物衣料が入っているのですが、タンスの中身をさらに整理して、冬物全てをタンスへ入れる予定です(この時点でかなり無謀な計画なのですが)。
というより、タンスに入れることのできる量まで減らすことを予定しています。
今日は、朝からかなりの大仕事をし、このスペースを見て一人悦に入る蘭子(笑)。
ふだん、目にしていないスペースの見直し、気候のよい秋のうちに一回、外に出してみる・・・。
ぜひ、みなさんもお試しくださいね(かなり大掛かりで途中で挫折しても責任は負えません)。