今日お伝えすることは、は蘭子自身の経験から感じたこと、そして今までたくさん会ってきた友人、知人、とりわけママ友を見ていて思ったことです。
子育てだけではなく仕事の人間関係や、生きる上でも、この4つを手放すとものすごく楽になると思います。
「負のスパイラル」を延々とぐるぐると続ける50代主婦
手放すべき4つのもの…、それは、
1. ダメな自分を責める
2. 先案じ&不安
3. 人と比べる
4. もっと頑張ればできるはず
あなたは、この中でいくつ当てはまりますか?
たとえば、子育てを例にするとこんな感じです。
1. 今日もまた子供に自分のイライラを感情的にぶつけてしまった(−_−;)
私ってなんてダメな母親なんだろう。私なんて母親失格だわ 。
(ダメな自分を責める)
↓
2. 私がこんな育て方をしていたら、きっと子供はダメな大人になってしまう。
(先案じ&不安)
↓
3. それに比べて◯◯ちゃんのママは、いつも優しく笑顔で子供と接していて偉いな。
(人と比べる)
↓
4. よし、私も◯◯ちゃんのママのように優しいママになれるように頑張らなくちゃ!
(私ももっと頑張ればできるはず)
これ、息子が小学生時代の…というか中学生あたりまでの蘭子自身です。
「4」は一見、前向きに頑張る気持ちが湧いていていいようにみえますよね?
でも実は、今の自分を認めずに誰かと比べて、その人みたいになろうと背伸びをしています。
そして、いくら頑張っても結局はうまくいきません。
つまるところ、それは自分の理想にはならないからなんです。
そして、その結果、また、「1. ダメな自分を責める」に戻って、そして、「2」「3」「4」と続いていく。
子供が手を離れても、この延々とぐるぐると続く「負のスパイラル」に、はまっている主婦は多くいます…特に50代。
この「負のスパイラル」に陥ると、子育ても人生も楽しいわけがなく!というより、笑っていられるわけがないのです!
私が、今、「蘭子って、いつも笑ってるよね〜」と言ってもらえるようになったのは、この4つを手放したからに他ありません。
「ダメな自分を責める」を手放す。
元々の発端は「ダメな自分を責める」というところにあると思います。
よくありがちなのは、「ダメな自分を責める」ことを「反省している」と勘違いしている人。
「自分を責める」は、文字通り、ただダメな自分を責めて落ち込むこと。
一方、「反省」は、自分のダメなところに落ち込んでしまうのは仕方がないとして、でも、その先に必ず「同じことを繰り返さないためにはこれからはどうしようか?」があるということです。
この違いを頭では理解していても、無意識で「ダメな自分を責める」に逃げ込んで甘えている人が多いように感じます。
口を開けば「私ってダメなんです」って、言う人。
もうね〜、「私ってダメなんです」って言ったら罰金100円だよ!って言いたいくらい連呼する人。
こう、つい言ってしまうのは、自らその問題に向き合い、頭を使って改善策を考え、それに向かって「行動を起こす」方がよっぽど大変なことだし、ダメな自分を責めていた方が楽だからなのです。
「反省」ができる人は、この負のスパイラルに陥ることはありません。
改善に向けて「やるべきこと」があるから忙しいのです。
ただただ不安に支配されたり、人と比べたりしている暇はありません。
すべては自分自身が決める。
あと、もう一つは「ダメな自分」と思っていることが、本当に「ダメ」なのか?ということ。
周りの誰かから、「ダメな人ね」と、たとえ言われたとしても、その意見を採用しているのも紛れもなく自分です。
「ダメな自分」も、別の面から光を当てればそれが「強み」になるってこともあります。
私は以前「思ったことをそのまま口にする」ことを自分の最大の欠点だと、思っていました。
でも、今はFacebookやブログで「思ったことをそのまま書く」と、みなさんから喜んでもらっています(笑)
読んでいる方が思っていても言えないことを、かなりの辛口で、私が代弁しているような感じなのでしょう。
自分で、それをどう光に当てるかは自分が決めればよい。
「ダメな自分」として、それを欠点として生きていくのも自分で決めること。
すべては自分自身が決めることなのです。
このブログをお読みのあなたは、自分が「決めている」という意識をもっていらっしゃいますか?
誰かのせいや環境のせいにして逃げていませんか?
ちょっと自分を振り返ってみてくださいね。