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- 断捨離のススメ - ダンシャッたモノ
ミニマリストで有名なブロガー、筆子さんによればCDは全捨てアイテム。
さすがに全捨てはできなかったものの、今回はCD200枚を処分し、収納スペースを大幅に縮小、本棚1本を捨てることができました。
部屋をスッキリさせるために収納スペースを減らす
寝室をとにかくスッキリさせたいと思い立ち、部屋にある収納スペースを減らすことにしました。
まずは部屋の入り口に置いてある本棚です。
この本棚には、CDとDVDが入っています。
すでに撮影したビデオテープなどは、DVDに焼いて保管することにしたので、ほぼありません。
家が片付かない原因は、あなたが片付けられないのではなく、モノが多すぎるから→【ゴールデンウィークに片付けたい!アイテム別の処分の方法と増やさないコツ】
しかし、まだこの本棚には、息子が小さかった頃に見ていたアニメやDVD、そして今まで溜めに溜めたCDがそのまま入っていました。
音楽CDの処分
CD自体はおそらく300枚以上ありますが、とにかくスペースを縮小するのが今回の目的です。
まず不要なCDを断捨離し、まだとっておくCDを決める。
そして、とっておくCDは、ケースにいれてそのままとっておくとかさばるので、プラケースから取り出してファイルすることにしました。
こちらが断捨離する予定CD200枚。
不燃ゴミ用のプラスチック袋に入れました。
後ろにあるのはCDを入れていたプラスチック・ボックスです。
100均で、CDが36枚入るケースを10個購入。
意を決して、残すCDを1枚ずつプラケースから取り出す作業に入りました。
すでにうっすらカビの生えたようなCDもあって、クリーナー液で拭き取りながら、CDを1枚1枚ファイリングしていく、ものすごく面倒な作業( ; ; )
CDだけでなく、ラベルやライナーノーツ(小冊子)も取り出し、どうしてもとっておきたいものはCDとセットにしてポケットに入れました。
プラケースは不燃ゴミ袋に入れて外に出し、CDは1枚1枚、ファイルのスリーブに入れました。
ケースを捨てている最中は、ファイルしているCDを1枚1枚見ながら、この後パソコンに取り込んで…などと考えていたのですが、最後の方は題名を見るのにも飽きて、そのままファイルに入れていました。
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私の音楽変遷、お気に入りのLPレコード300枚が300円!?
若い頃は、LPレコードを熱心に聞いていました。
もともと収集癖が強い上に、ある一人のアーティストが好きになると全シリーズが欲しくなってしまうのです。
私たち世代はよくご存知だと思いますが、LPレコードのジャケットを気に入って買ったり、買ったLPのライナーノーツを読み込んだり、擦り切れるほどレコードを聴いたりしたものです。
そして、もちろん私は、学生時代から住まいが変わるたびに何百枚かのLPを持って引っ越ししていました。
しかし、そのLPを手放したのは、息子がまだ小さかった頃、2LDKのマンションに住んでいた時のことです。
すでにLP→カセットテープ→CDとなっていた頃で、もうLPプレイヤーも手元になく、なんのためにLPを持っているのかわからなくなっていました。
3人暮らしで家具もモノもいっぱいの上、LPレコード数百枚のために半畳ほどのスペースが潰れていました。
そこでネットでLPレコード専門の買取業者を探し、引き取りに来てもらったのです。
300枚ほどのLPレコード…私たち夫婦の予想では、少なくとも1〜2万くらいにはなるんじゃないか?という甘い期待が。
しかし、現実は早々甘くなかった…買取業者の査定、300円。
「えっ!300円!?」あっけに取られる私たちをあとに、業者はさっさとLPレコードを軽トラに積み込んで、去っていきました。
あとに残ったのは、封筒にはいった300円のみ(爆)
私の音楽変遷、そしてCDをこれからも聞く?
そんな苦い経験をした私たちでしたが、一瞬あいたスペースもあっという間にモノがたまり、しかもまたしてもLPレコード同様、CDも増えつつありました。
しかしCDはだいたい買っても1、2回聞くだけ。
よくよく考えてみると、一生懸命買ってため込んで整理しているわりには、私はCDを聞いていなかったのです。
よほど気に入ったものですとiTunesに読み込みますが、そうかといって、買ったCDをすべて読み込むのか?というと、そうでもない。
iTunesには、あまりたくさんの曲を読み込むとiPhoneに同期する時に不便ですし。
なので、CD本体の出番はあまりなかったということに気づきました。
そして、CDを片付けながら、ふだん自分がどんなときに音楽を聞いているのか客観的に考えてみました。
● 家事をしているときパソコンで聞く
● パソコン作業をするとき
● 外出のときにスマホで聞く
これだけです。
以上の3つに共通していることは、いつも聞き流している、ということ。
おおかたはBGMとして聞いているだけなのです。
パソコン作業でも、書き物をしている時は、気が散るので聞きません。
改めて、CDをかけてしっかり音楽を聞こうとはしていない自分に気づきました。
例外といえば、以前、高校の同窓会用に同級生が編集してくれた70’SのCDを聴くことくらいでしょうか。
ましてやライナーノーツをわざわざ読み返したりすることは、もはやないと思います。
600冊の本を断捨離した時のテクニックをCDにも活かす
今回は、CDそのものを捨てるというよりは、収納スペース自体を減らすということが目的。
残った棚のスペースのみに入る量をキープするということです。
スペースが限られていて、そこに入らないものは手放すということにすれば、CD全体の量が少なくなるはずと考えています。
1. 持っているCDの傾向を分析して、今の自分に必要なもの以外を手放す
2. 今、聴かない音楽は不要と考え、必要であればPC にとりこむ。
3. 収納スペース自体を決める。
この三つが断捨離テクニックの基本です。
本同様、CDの絶対値を決めれば、もっと処分できるはずです→本棚3本捨てました。収納そのものを断捨離する過激派です。
もう、CDをこれ以上増やさない方法とは?
ずばり、家に置いておくモノの絶対値を決めるということ。
CDを入れていたホルダー、ケース、プラスチックのボックスも断捨離すれば、スペースは縮小します。
今まで180cm高の本棚いっぱいだったのに、ファイルに入れたCDだけですと、このスペースに収まりました。
(下段のDVDは、まだ夫と息子が視聴途中のものがあるので捨てられず)
そして、CDケースを捨てたあとは、こんなことが起きました。
● スペースがあいた
● 物が減った
● 整理する手間が大幅に減少
● 逆にCDを聴くようになった
さらに
● CDを聴いた後に、そのCDを捨てることができるようになった。
つまり、CDを聴くことで、捨てる決断ができるようになったということ。
これからの基本は、聴き終わったら捨てる(処分する)。
今までは、LPレコードやケースに入ったCDで、目に見える量として音楽をどれだけ身近に置いているのかを量っていたように思いますが、今後は量という形ではなく曲だけを楽しむという形になっていくのだと思っています。
どんな音楽が今の自分に必要なのか?
自分は、どんな音楽が好きなのか?
要は、たくさんのCDの収納や整理に時間を取られずに、純粋に音楽を楽しむ。
今回もまたひとつ、「シンプルで上質なくらし」へ前進できた気がしています。