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- 断捨離のススメ - ダンシャッたモノ
50代といえば、人生100年(どんだけ生きるつもりなのか!笑)と思っている蘭子にとっては、折り返しを過ぎたところ。
さて、限られた貴重な残り時間の中で生きているからこそ、毎日をどう過ごすかはとても大事なことです。
本当に私にとっては「今」がとても大事だし「時間」がとても大事。
なので、大切な時間を過ごすにあたって、断捨離すべきコトについて今日は書きます。
「社交辞令」の断捨離
断捨離すべき、と思っているのは「社交辞令」
どこで過ごすか?
誰と過ごすか?
何をして過ごすか?
これからの50年、私はいつも自分にとってのベストを「選択」しようと努めています。
あらためて「社交辞令」を断捨離しようと思ったキッカケをお話しします。
つい先日、仕事関係(といっても直接お取り引きがあるというわけではなく、あるビジネス交流会の)方から懇親会のお誘いを受けました。
この交流会、地元のビジネス仲間が発起人となって大きな交流会になったものなのですが、行ってみると定例会という名の飲み会ばかりが多く、そして自分のビジネスを売り込む人ばかりだったので、足が遠のいていたのです。
まぁ、飲み会が好きという方なら、お誘いを受けるのもありでしょう。
でも、日頃から名より実をとるタイプの私は、一緒に飲食を共にして楽しい友人以外との飲み会は、ご遠慮したいところ。
「自分的にはあまり興味がない方からお誘いいただく」
みなさんも今までに何度か経験したことがあるのではないでしょうか?
そんな時、みなさんはどうしていますか?
興味がないお誘いを断るか断らないかの判断基準は?
一応、面識のある人からのお誘いの場合。
なかなか断りづらいこともあるでしょうが、一応、もうこの段階で「断る」のが私にとっては大前提のことが多い。
その理由は、「自分の貴重な時間を興味がない人や一緒にいて楽しくもない人と過ごす」というのが私には全く意味がわからないからです。
(仕事なら別ですが)
よく、興味がないだけではなく、嫌いな人からの誘いすらも断りづらい、という人もいますよね。
聞くと、いろいろなパターンがあると思いますが、共通するのは「断れない」、「断りにくい」というところ。
PTAやらママ友の間なんかのお誘いに悩む方、本当に多いです。
でも、まず最初に考えなければならないのは、断る、断らないという段階で「自分にとって何が大事なのか」ということ。
子供関係の付き合いで「ママ友が嫌いなのだけれど、子供のために仕方なく付き合っている」という人がいますが、実際、その人の誘いを断ると本当に自分の子供にものすごい悪い影響があるのかしら?ということです。
冷静に考えてみると、これって意外に「単なる自分勝手な思い込み」だったりしないでしょうか。
そういったこともよく考えたうえで「自分が、今大事にしていること」を軸に選べばいいと思います。
「自分が人からどう思われるか」が、人生の何よりも大事にしたい人は、嫌な誘いでも受ければよい。
実際に「いい人に見られたい」というのが、その人にとって大事な価値観という人もいます。(でも、そうだからといって「いい人」になれるわけでもないのですがね)
だいたい、ママ友ってたまたま環境が一緒になった人たちであって、大事にしている価値観は、かなり違っていますからね。
なので、自分にとって心地よい時間をより多く持ちたいなら断ればいい。
しっかりとした自分軸で選べば、どちらを選んでも心はざわつきません。
人間関係の断捨離とは→友達付き合いを引き算して、居心地のよい人間関係をつくるススメ
今の自分的にはあまり興味がない方からお誘いいただいたとして、これからもその人たちとの付き合いを続けたければ、お誘いを受けた方がよいかもしれない。
でも、今後、付き合いたい相手でなければ断ればいいと思います。
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社交辞令的「断り方」とは?
「断る」と決めたら、次は「断り方」ですね。
日本人というのはどうも「断る」というのがとても苦手な人種なんじゃないかと思います。
「断る」=「相手のことを否定する」というように、感じているのではないでしょうか。
「できれば、相手の気分を害することなく断りたい」というのが、本音かもしれません。
その理由は、なぜなら自分が「いい人」でいたいから…
相手を傷つける「悪者」にはなりたくないから…ですよね。
私の場合は、相手に興味がなくこれからも関係をもつことはないだろうという人に対しては、はっきりと二度と誘われないような断り方をします。
そのため、側でそれを見ている人たちにはかなりの恐怖を与えてしまうらしい(笑)
でも、実は、それが私は相手に対しての自分なりの「誠意」だと思っているし、相手から無駄な「時間」を奪わないことだとも思っているからなのです。
なので、側で見ていて恐怖を与えてしまったけれど、私にとって大切な人には、自分なりの「誠意」について、きちんと説明をするようにしています。
二度と誘われない断り方〜3つの方法
では、二度と誘われない断り方とは何かと言うと…
1. 社交辞令を断捨離する
一つめは、「また誘ってください」とか「また今度声をかけてください」、「誘ってくださってとても嬉しかったです」なんていう社交辞令を言わないことです。
本当にそう思っているならともかく、もうこの人とは会いたくないという人にその言葉は絶対言ってはいけない言葉だと思います。
社交辞令とは、本当にどう思って言っているのか?嘘なのか?
真に受けてよいものか?本当に真意を推し量れない言葉ともいえます。
世の中には、言葉をそのまま受け取る人たちがいます…というか、私がまさにその一人。
「また誘ってください」、「また今度声をかけてください」、「誘ってくださってとても嬉しかったです」なんて言われると、断られているのにまた誘ってしまうバカ女。
ふつうなら、何回も断られるうちに「ああ、この人はもう誘わないほうがいいのかな」と察することができる人もいるけれど、そうでない人もいるのです。
そして察することができる人ですら、そう察するまでの間に「何度も断られる」という経験をさせられるわけですね。
本当なら1回で済むのに何度も何度も誘っては断られるって、そちらの方がよっぽどダメージが大きいと思いませんか?
断る方にしてみれば、「断っているのに何度も誘ってきて、本当にコイツ社交辞令がわからない人ね!」なのでしょうけれど、ややこしくしているのは、その社交辞令なんですってば!ってことです。
その気がなければ、相手に期待をもたせずに相手の時間を奪わずに最初からはっきり断ったほうがいいと私は思います。
これは、私自身がそうされたくないから思うことなのですが。
社交辞令の「また誘ってください」とか「また声をかけてください」って、決して相手を傷つけないためではなく、自分を「悪者」にしたくないから思わず言ってしまう言葉だと私は思っています。
2. 返事の先延ばしをしない
二つ目は、その気もないのにその場では断りづらいからって「ちょっと考えさせてください」とか「予定を調整して返事します」とか言って、返事を先延ばしにする言い方。
最初からその気もないのに相手に期待させて待たせるのは本当に相手に対して失礼だと思いませんか?
そしてその後、きちんと返事を返すならまだしも、そのまま返事もしないでうやむやにする人がいます。
私は、ママ友たちとよくクリスマスや新年会と称し飲み会をしますが、そんな時にいる返事の先延ばしヤロウ(ーー;)
こういう飲み会は、少人数なら、まだしも5人、10人のスケジュールを一人一人聞いていたら、いつまでたっても予定は決まりません。
そんな時に聞くのが、このセリフ「予定を調整して返事します。」
「おいおい、お前はどっかの社長かよ!」と突っ込みたくなります。
仕事で、どうしても抜けられない場合はともかくも、50代の主婦がそんな重責を担っているとは思い難いのですが、いかがなものでしょう。
予定がわからないなら、一旦欠席とし、参加できるようになったら参加させてもらうというスタンスでよいのです。
そして、その後、返事すら返してこない人は「誠実さ」がないな〜って、私は感じるのでそういう人とは距離をとることにしています。
まあ、相手も私とはきちんとした付き合いをしたくないから返事もしないのでしょう…
もちろん忙しくて、つい忘れてしまうケースもあるけれど、気づいた時点で連絡してくれれば済むことだと思いませんか?
はっ!! こう書きながら、私も「スケジュール調整してお返事します」となったまま、返事がないという方は、是非是非お知らせくださいませ!!!!
私の場合は、ほんとに忘れてます(^^;;
3. 理由をつけない
二度と誘われない断り方として三つめは「理由」をつけないということ。
「仕事が入っていて」とか「ちょっと体調が悪くて」とか「先約が入っいて」とか、あれこれ理由をつけて断る人っていますよね。
「こうやって断っているんだから、こっちの気持ち察してよ」と思うかもしれませんが、それはちょっと身勝手な言い分だと思います。
誘った側からしてみれば「今回がたまたまダメなんだ。じゃあ、また次回誘おう」と思ってしまうのは当然です。
こういう人は、また誘われ、また理由をつけて断る、この繰り返しになるわけです。
もうこうなるとお互いにとって、すごいストレスなやりとりだと思います。
では私が、もう興味がない人から『懇親会、来ませんか?』と言われたらどう断るか?ですが…。
私の場合、「自分の時間を何に使うかをとても大切にしていいます。今、懇親会に参加ことよりも他に優先させたいことがたくさんあるんです。なので、せっかくのお誘いですが、お断りさせていただきますね」って返信します。
ま、こう書くとにべもないので、本当には書きませんが(笑)。
実際には、「その日は予定があります。」か、「あっ、ごめんなさい。無理です!」ってシンプルに即答します。
あくまで即答です。
これは本当に、もう二度と誘われたくない場合ですがね。
私は「社交辞令」を言っている自分自身を好きになれない
私は、私がその相手にとって「いい人」でいたいと思わないからであり、そもそも遠回りな断り方や、いかにも相手のためと思わせるようなことを言える人を「いい人」だと思っていません。
私は人に嫌われるより、自分自身を嫌いになってしまうことのほうがよっぽど怖い。
あまりにストレートすぎて、周りの人に「怖い」と言う印象も持たれてしまうのですが、人にどう思われようがこういう愚直な生き方しかできない不器用な自分が、結局は「好き」なのですよね(笑)。
なので、これはあくまでも私の回答例であって、もっとスマートで美しい返信の仕方はいくらでもあると思います。
どれが正解というものでもなく、自分の気持ちがざわつかず自分にしっくりくる返信を、ご自身が考えて選ぶことができればよいと思います。
さて、今回の記事はいかがだったでしょうか?
ご感想でもいいし、私に聞きたいことでもいいので、ぜひコメントいただけると幸いです。
あっ、これは社交辞令ではありません!
本気で思っています(笑)