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- 真のミニマリストになりたい
思考はミニマリストを目指しているのに、そして断捨離をしても、なかなか片付かない。
「モノを捨てる難しさ」に頭を抱えることはありませんか?
蘭子は、ある本を読んで、本の中で紹介されている超シンプルな「問いかけ」を自問自答したところ、部屋だけでなく、手持ちの仕事や思考まで、一瞬で片付くようになりました(^^)
今日は「散らかった部屋や思考をスッキリ片付けたい、整理したい」と思っている方のために、一瞬で片付ける方法をご紹介します。
この方法は、こんな方に向いています。
*いつもタンスに服だけでなく、バッグや雑貨、いろいろな用途のモノがごちゃごちゃに入っている。
*玄関にモノが多すぎて、半分しか扉が開かない。
*収納家具があるのに、家具の上や床にもモノを置いている。
そして、モノの問題だけでなく、こんなコトで悩んでいる方にも、
*色々なことに興味を持っているのに、逆に何もできていない。
*情報だらけの世の中で、頭の中がノイズでいっぱいになっていて、本当の自分の考えがわからない。
つまり、
モノだらけで、ちっとも部屋が片付かない。
ノイズだらけで、ちっとも頭が整理できない。
こんな方に効果的なのです。
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では、その方法をご紹介します。
「今、それがなかったとしたら、もう1度、お金を払って買いますか?」
たとえば、いつまでも捨てられない雑誌、多すぎて使い切ることのないハンドタオル、年に一度も袖を通していない服。
いつか使うかも、いつか着る気がして捨てるのを躊躇してしまう。
別に片付かなくても、死ぬわけじゃないし。
「片付けたい」と思っているのに、最終的に「死ぬわけじゃないし」という現状維持を選んでしまう。
おかげで一向に片付かないという悪循環。
そんな散らかった部屋の前で、この言葉を自分に問いかけてほしいのです。
「今、それがなかったとしたら、もう1度、お金を払って買いますか?」
これは、グレッグ・マキューンの書いた『エッセンシャル思考』の中にある言葉。
「もし答えがNoなら、迷わず捨てなさい」ということです。
「今、それがなかったとしたら…」
私が食器を捨てた時の例です。
家族3人に対して、マグカップが6個あったとします。
ここで普通に判断しようとすると、「欠けたり、割ったりもするし、プラス3個くらいなら予備があってもいいな」と考えがちですよね。
が、ここで先ほどの問いかけです。
「家族3人分の予備のマグカップを買うとしたら、3個買いますか?」
いかがでしょう。買い過ぎな気がしてきませんか。せいぜい1個もあれば十分ですよね。
こう考えると、あっさり割り切って、不要な分を捨てることができました。
家族3人に多すぎな食器→~ブランド食器を断捨離しました~【リビングの収納(後編)】
一人が一生着ることができないほどの量の服→ 【服を断捨離した4つのメリット】200着以上、服を手放したら暮らしの質があがった。
仕事の整理にも効果絶大
この問いかけは、仕事のタスク整理にも有効です。
長い間、Todoリストにあって、結局、いつも終わらず、そのまま放置状態のタスク。
主婦だけでなく、働く人なら、誰しも心当たりがあるのではと思います。
この放置タスクは、ある意味「ガラクタ」とも称されます。
すべきことが終わっていないものは、すべてガラクタ→私が断捨離すべき4つのガラクタとは?
ここでも、また問いかけです。
「滞っているそのタスクを、今、思いついたとしたら、どれだけのコストを払って実行しますか?」
わかりやすく言えば、「いま冷静に見ると、やらなくてもよいのではないか?」という意味です。
思いついた時は、「よし、やるぞ!」と興奮気味に考えていたタスク、次の日になると、実はそれほど重要なことでもなかったかも、なんてことはよくあります。
1つや2つなら良いのでしょうが、それほどでもないタスクが4つ5つと滞留して、重荷になるのはあまり健全とは言えません。
考えてみると、「せっかくあるのに捨てるのはもったいない」という気持ちと、「一度立てた計画は実行しなければならない」という気持ちは、似たような心理だと思いませんか。
買ってしまった自分、思いついてしまった自分に義理立てする必要はないのです。
上記の「問いかけ」を使って、思い切って捨てる勇気を持ちましょう。
ミニマリストとは、シンプルで上質なくらしをするということ。
大切なものを大切にする。
より少なく、より良く。
人生をシンプルに上質にするために…まさに、ミニマリスト的な問いかけではないでしょうか。
自分自身で本当に大切なことは何かという優先順位を決められないと、他人のいいなりの人生になっていきます。
「大事なことだけにフォーカスする」生き方をしたら、今やっていることが全部否定されてしまうのではないかと怖れる人は多いです。
でも、いつもやっていることを変えない限り、いつもと違う結果にはなりません。
いつもやっているから、という理由以外で、やめられない理由ってあるのでしょうか?
『エッセンシャル思考』では、仕事での例がメインなのですが、これって人生そのもの、人の思考のことを言っているのではないかと思います。
本当にやらなくてはいけないことは、ごくわずかなのです。
みなさんも、「何だか片付かないな、頭の中がいっぱいだな」という時に、ぜひ、こう問いかけてみてください。
「今、それがなかったとしたら、もう1度、それを欲しいですか?」