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- 断捨離のススメ
ところが、その時は、いらないモノを整理したい!いらないモノは全部捨てなきゃ!と意気込んだものの、3日以上長続きさせるのは大変なことです。
いざ断捨離をしよう!と始めても、途中で面倒になってしまったり、やる気がなくなってしまって挫折してしまう人も多いのではないでしょうか?
さりとて「手が動かない」時、どうしたらよいのか?どうしたら断捨離をすすめられるのか?
今日は、断捨離を三日坊主にしない5つの心得について書いてみました。
よく三日坊主といいますが、断捨離を始めると、一気にいらないモノを捨てたくて、1日中夢中になってしてしまいますが、その集中力も、もって3日くらいです。
すべて自分の力でいらないモノを処分するのであれば、体力も必要だし、気力も必要なので、一気にいらないモノを片づけようとすると息切れしてしまいます。
あとは、面倒になったり、「なんで、断捨離なんてしてるんだろう?」と思ってしまったりして、やる気がなくなってしまうことが多いと思います。
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断捨離を一気に始め、そしてみるまに挫折しないように、再度確認してみる心得は以下の5つです。
1. 「整理整頓や収納」と「要らないモノを捨てること」とは、同じ意味ではないと心得る。
断捨離とは、まずは物を捨てること。
ところが、収納しようとしている人がたくさんいます。
たとえば、引き出しの断捨離を考えてみましょう。
まず、物を詰め込みすぎて、しまらなくなった引き出しの中身を全部、床にぶちまけたあと、明らかなゴミを捨てます。
ところが、収納してしまう人は、ほかの物は、またきれいに並べなおして、引き出しにしまってしまいます。
これは、「物を減らす行為」ではありません。
モノは、使うためには広げなくてはならない。
納めたままでとっておいても何の意味もなさない。
「ゴミを捨てて、残りを整理し直して、しまう行為」です。
元に戻した物のなかには、今は使っていない物、この先も使いそうにない物、こわれている物など、明らかなガラクタが含まれています。
ガラクタなのに、「持っていれば、そのうち使うときが来るかもしれないから」という理由で、きちんと整理され、ケースに入れられ、押入れにしまわれます。
収納スペースがありすぎると、逆にモノが増えてしまう→実践!集中断捨離をして気がついた、多すぎる収納スペースのデメリット
捨てる替わりに、物の置き場所を移動したり、整理し直すことに時間をかけていたら、家の中の物の絶対量は減りません。
収納をやめないと物は減りません。
そもそもなぜモノが増えるのか?→収納そのものを断捨離する過激派が食器棚を捨てる
2. 本当に在りたい自分に、必要なものは何か心得る。
多くの人は、こわれた家電や破れた衣類など、もう使えない物だけを捨てています。
ですが、本当に在りたい自分にフォーカスするためには、もう一步踏み込む必要があります。
実は、脳内でスルーしているモノがたくさんあるからです。
もう使わないモノ、もう必要のないモノ、これから先ずっと管理したくないモノ、すべて残らず捨てます。
そして、好きではないモノも捨てます。
自分の望む暮らしに貢献しないモノはみんな手放すのです。
本当にしたい暮らしをするために物を減らすことは、単に不用品を捨てることではないのです。
それは、自分がほしい物を見つけ出す作業です。
自分が本当に使う物、本当に必要な物、本当に大事な物のためにスペースを見つけ出すことでもあります。
物があふれた部屋の中で、大切なモノたちは、使いもしないモノたちの間にまぎれこんでいます。
「まだ使える」「誰かがそのうち使う」。
こんな言い訳しながら、いらない物にいつまでも執着していると、いつまでたっても本当に大事なモノを見つけることができません。
今、在るモノが自分に最適なモノではなく、好きでなもないとしたら、それは全部捨てて本当に一番最適なモノを見つける必要があるのです。
こんな問いかけも有効です→散らかった部屋や思考を一瞬で片付ける方法〜ミニマリストの超シンプルな「問いかけ」とは?
3. 「断捨離で物が減った!私すごい!」ということは、自分のためと心得る。
「私、断捨離しています!」〜やり始めた時は、友人に会う度に公言していました。
でも、それも何年にもなると、公の場で披露するのが恥ずかしくなりませんか。
しかも、上には上がいます。
「断捨離」を始めたのは、人のためではなく自分のためだったはず。
なので、それを人に公言して「どう? 私ってすごいでしょ?」という必要はないのです。
それよりも、自分。
本当に自分が住みたい部屋はどんな部屋なのか、明確にする必要あり。
何も置いていない部屋なのか?
好きなインテリアのある部屋なのか?
モノがたくさんある部屋なのか?
もちろんシンプルな生活をするにあたって「捨てること」も重要な作業の一つ。
しかし、捨てて物が減ったからと言って、収納も片付けもない床に物が置いてある状態は、私が望んでいる暮らしとも言えないのです。
どうでしょう?
「断捨離」をしていると、まずは自分と向き合うことがとても重要になってくるのですね。
幸せになるためのシンプルな暮らし方とは?→【シンプルライフの心理学。幸せになるための3つのポイント】
人によっては、そんな風に考えると、それからは断捨離をやりたくない気持ちのほうが勝ってしまって、「自分には、断捨離は向いていないんだ」なんて思う人もいるかもしれません。
だって、「モノを捨てるだけなのに、自分がどう在りたいか?なんていうことまで考える必要なんてない。」そういう人の方が多いと思います。
究極的に「自分がどう在りたいか?」を考えると、「今の暮らしをガラっと変えたい」とか、「離婚したい」とかになってしまうから、それを考えたくない人もいるかもしれません。
「断捨離は勢いが必要だ」と思っている人が多いのですが、これは違います。
勢いでやろうとすると失敗します。
在りたい自分、本当にしたい暮らしを明確に頭の中に描くこと。
その人は、このマグカップを使うだろうか?
その人は、この本を読むだろうか?
そんな客観的な視線で、見ていくと、あっと言う間に手放すモノがでてきます。
4. 断捨離は一気にするよりも、毎日少しずつやったほうがいいと心得る。
一気にいらないモノを片づけようとすると体力的にも精神的にも疲れてしまって、燃え尽きた感じになってしまい、「しばらくやりたくないな」と思ってしまう可能性が高いです。
そうなると、その後断捨離を継続できずに終わるなんてことにもなりかねないので、断捨離で挫折せずに続けていくためには、毎日15分、いらないモノを探す習慣を作るのがいいのではないかなと思います。
私のオススメは、1日15分27個捨てるプチ断捨離です。
手当たり次第というよりは、限られたスペースやカテゴリーで区切った方が効率があがると思います。
毎日15分なら、忙しい毎日でもどうにか時間を作れるし、15分くらいの短い時間なら集中力も続くし、「もっと断捨離したい!」という気持ちを残したまま終えることができるので、次の日に断捨離する気力を残すことができます。
15分では短いという人は、20分でもいいし、30分でもいいですが、タイマーで時間を計っていらないモノ探しをしましょう。
人間の集中力は30分で切れると言われているので、長くても30分にして、一度休憩してから行うほうが効率よく断捨離ができます。
朝の15分、寝る前の15分など、断捨離のタイミングを決めて、「今日は、この引き出しだけ」、「今日は、本の断捨離」などと範囲を決めると効果的に断捨離ができて、続けていれば家の中がどんどんすっきりしていくはずです^^
カレン・キングストンが推奨する風水定位盤を使ってみるのもオススメ→断捨離、倦怠期 パート2:ガラクタと自分の人生がシンクロする場所
5. 人はそれぞれ違うと心得、他人目線になって「自分の思い込み」をはずす。
残念ながら、私には近藤麻理恵方式で、モノに1つ1つさわって「ときめく、ときめかない」は、合っていませんでした。
理由は、ときめくものが多すぎるから。
結局、過去のときめきや未来にときめきそうなものすべてが手元に残ってしまうのです。
決めてもいいのですが、それだけでは、決められなくて捨てられない時が絶対あります。
「片付け」ではなく「断捨離」が合っていたのは、「今、ここ、自分」という自分軸の考え方が頭の中にすーっと入ったからです。
「俯瞰する」という考え方も合っていました。
何かを捨てられない、何を捨ててよいのかわからない、そんな時は「俯瞰する」。
部屋やモノ、コトに対する見方を変えてみる。
そうすると、まだまだ不用品をいっぱい持っていることに気づくことができます。
他人の目で自分の家を見たら片付けたくなる→【断捨離、倦怠期。片付けられない自分にイラっとなったら試したい三つの方法】
普段、見ている方向からではなく、俯瞰するとは「見方を変える」ということです。
断捨離に限らず、人生を変えたいときに使えるワザです。
要するにいつも同じ方向からしか見ていないと、「これってこうだな」という自分で勝手な「思い込み」をしていることがあります。
「見方を変える」とは、「自分の思い込みをはずす」ということでもあります。
自分目線をはずして違う人の目線で見る、客観視できるということは生きていく上でも大切なことだと思います。
さて、【断捨離を三日坊主にしない5つの心得】は、いかがだったでしょうか。
いきなり大仕事ではなく、1日15分27個捨てるプチ断捨離を続けていると、きっとあなたの中の何かが変わっていくと思いますよ。