洋服を買うことが大好き、ブランド物を捨てられず、マキシマリスト一直線だった蘭子。

気がつけば、家の中は大変なことになっていました。

 

そんな私も、数年前から徐々に「服を手放す快感」を知り、タンスからあふれ出していた服が激減しました。

 

捨てた服の数は200着以上!

今回は、私が服を断捨離しはじめてから感じた4つのメリットについてお伝えします。

 

服を断捨離して感じる4つのメリット

 

現在は、やっとタンス1本と玄関脇のコートかけ、そして押入れの引き出し2段に収まる程度にまで縮小しました。

それでもタンスを開ければ、まだぎっしり感があります。

 

でも、意識的に断捨離を続けるようになって明らかに変化した気持ちがあります。

 

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メリット1.  毎朝「着るものがない」と思わなくなった。

 

「着る服がない」、毎朝そう思ってタンスを覗き込んでいた私。

洋服をたくさん溜め込んでいた頃は、着まわしてバリエーションを作ることよりも、毎日違うものを着ることに頭を使っていました。

 

頭の使い方一つの問題なのですが、違うものを着る=新しいものを買うことになってしまって、節約のせの字も考えていませんでした。

同じデザインの色違いをいくつも買うとか、1年しか着れない服を買うなんていう無駄遣いばかりしていました。

 

いつも「あ〜、これにはあれにしか合わないし。じゃあ、こっちを合わせるのは変?」といった感じで、毎朝コーデを考える時間も長かったです。

「着るものがない」と思いながら何度も着替えて、最終的に昨日と代わり映えしないコーデに落ち着き、テンション低く出かけていたものでした。

 

しかも、大量の服をびっしりとタンスにも引き出しにも入れているわけですから、開け閉めもスムーズではないし、重い。

Tシャツ1枚を選ぶのも引き出しをあけて、重なっているのをひっくり返して・・・と、動作自体も何アクションにもなるので時間がかかっていました。

 

服が少なくなれば、引き出しも軽くなり、開閉もスムーズ。

持っている服も見渡せますから、選ぶアクションも少なくて済みます。

 

そして、どんどん不要な服を捨てて厳選したことで、持っている服1枚1枚の意味が変わってきました。

より着心地がよいもの、着まわしができるものを選ぶことで、その1枚の質(意味)そのものが上がったのです。

 

メリット2.  収納スペースに「空間」ができた。

 

持っている服が少なくなったことで収納スペースに「空間」というものができてきました。

以前は、びっしり入っていたわけですから、服自体も息苦しかったに違いありません。

 

まだ、収納(タンスなど)自体を減らすところまでにはなっていませんが、全体的な収納スペースの削減をしていきたいと思っています。

 

夫も、息子も半間のクローゼットに服はすべて収まっています。

私自身はそこまでと言わずとも、タンス1本だけにする予定。

そうすれば押入れの引き出しスペースなどが空いて、今、部屋に飛び出しているものを収納することができるはず!です。

 

メリット3.  メンテナンスが楽に、そして節約に目が向くようになった。

 

1年前は、服を断捨離しても、まだ衣替えはしていました。

プラスチックの衣装ケース4つに秋冬衣料をぎっしり保っていたからです。

でも、そのプラスチックケースを無くす!というのを目標に、服を減らしてみたら、結果タンス1本にほぼ全シーズンの服を納めることに成功。

 

衣替えなしの生活→秋冬衣料のための新しいマイルール「豊かな気持ちになれる?」

 

タンスの大部分を占めていた着物を断捨離したことで、引き出し4本が空いたのです。

今まで春と秋にしていた衣替えをする必要がなくなりました。

母が買ってくれた着物を処分しました→着物の断捨離をして気づいた母への感謝と呪縛を解く方法

 

そして洋服が少なくなると、毎シーズンクリーニングに出したり、といったメンテナンスが減ります。

ぎゅうぎゅうにクローゼット内に服が詰め込まれていると、カビが生えてしまうこともありましたが、今は余裕をもって収納できているので、カビが生えなくなりました。

カビが生えてしまった→コートを断捨離して、冬のアウターのシンプル化のススメ

 

たくさんの服を持っていると、他に着るものがあるからいいや〜と、ついぞんざいに扱ってしまいます。

節約とは、モノを買わないということではなく、モノを大切に扱うことと、感じるようになりました。

 

メリット4.  服を買う前に考える習慣がついた。

 

服を少なくしたことで、暮らしの質は上がったように思います。

 

以前、大量の服があった時は、ひとつひとつに対する思い入れは、かなり差がありました。

新しいシーズンだからと、流行りのものを手に入れてもしっくりこなければ、なかなか着ることもありません。

気に入っていないし、思い入れもなく、それはタンスの肥やしになっていきます。

 

そうやって、しっくりこないものを身の回りに置いていると、それは積もり積もって、自然と暮らしの質も落ち、気持ちも萎えます。

豊かな気持ちというのは、量ではなく質にこだわること→実践、シンプルライフは上質に。50代にオススメ、おしゃれニットまとめ

 

服を少なくして気付いたことは、まずは「在りたい自分」を表現するものを身につけることが大事だということ。

「自分はどんな風に生きたい? どんな自分で在りたいか?という軸を明確にしていくと流行や価格に惑わされずに、今の自分に必要な「豊かな気持ち」になれるモノを選んでいくだけですみます。

 

例え、それが20 年も着ているニットだとしても、私にとって着心地がよく、しっくりきて、気持ちを上げてくれるものだとしたら、流行のものである必要はないということ。

 

新しい服を買う前に、それが「在りたい自分」にふさわしいものなのか?と考える習慣がついたことで、家に入ってくるモノを厳選できるようになりました。

そこが決まると、あれやこれやと買い物に時間を費やすことはなくなりました。

 

こう考えていくと、200着もの服を手放して(それが無駄だったと言われようが)、やっと私が手にしたメリットは大きいものなのです。

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