今年は、仕事もプライベートも充実した1年にしたい!とは、誰もが年初に誓うもの。
蘭子も専業主婦とはいえ、仕事(ハウスキーピング)とプライベート(自分のしたいこと、趣味)のどちらも充実させたいと思っています。
会社勤めをしている主婦もたくさんいらっしゃると思いますが、ふだんから「忙しくて、忙しくて・・・」という口癖をやめて、今年こそは時間を上手に使うこと=時間管理術を意識してみませんか。
今日は、充実した1年を過ごすための時間管理術、10個のコツについて書きます。
仕事に加えて、子育てや介護、社会活動、自分のプライベートもしっかり楽しむには、限られた時間を効率よく使うこと。
誰もが「そんなの、わかっているわよ!」と思ってはいるものの、なかなかそれがうまくいかないように思います。
仕事もプライベートも、すべてに全力投球するつもりでいると、あっという間に息が切れてしまうと思います。
まずは「自分のしたいこと」、これが仕事という方も多いと思いますが、人生の目的(夢)を設定してみてくださいね。
そうすると、プライベートの時間をしっかり確保しながら、仕事を進めるというのが、バランスのよいスタンスだと気付かれるのではないでしょうか。
完璧を目指さず8割くらいでオッケーと思って、まずは気楽に時間管理術を取り入れてみてくださいね。
では、一つずつ、説明していきます。
⒈ スケジュールは、一元管理する
私が使っているのは、見開きで一月ごとになっている簡単なスケジュール帳です。
最近はスマホやPCでもスケジュールを入れることができるので、予定をあちこちにインプットしなければなりませんが、できればスケジュールは一元管理にしましょう。
特に仕事用とプライベートを分けている方は要注意です。
確かに仕事用の予定表にプライベートを加えるのは抵抗があるかもしれませんが、一元化していないと大事なプライベートのNG日に、仕事をがっつりいれてしまった(私の過去の失敗です)なんてことになりかねません。
2.大切なプライベートのイベントは、1年の初めに予定する
「家族の誕生日なのに仕事を入れてしまった。」
「楽しみにしていたコンサートなのに、仕事が押せ押せになって早く帰れない。」
「長期の休暇をとる。」などなど、ふだんから大事なイベントをあらかじめブロックしておかないと、どんどん予定がかぶってしまいます。
大切なイベントを反古にしてしまうことのないように、年始のうちに大切な予定はブロックしてしまいましょう。
早めに、NG日がわかっていれば、中長期的にスケジュールを調整しやすくなります。
他の用事や仕事の進め方も考えるようになるので、自然と段取り力がつきます。
365日のうち、はじめに大切なイベントをしっかり確保しておけば、残った時間で「やらなければいけないこと」に集中することができます。
3. 1日24 時間のうち、2、3割の余裕の時間を空けておく
これは、勤めていた時に心がけていたことですが、朝から晩までぎっしり予定を入れてしまうと、急な仕事に対応できません。
すぐに処理をしなければならない不測の事態というのは、結構起こるもので、余裕なくぎちぎちのスケジュールを組んでいると、残業になってプライベートの時間が削られてしまうことがよくありました。
これは専業主婦でも同じことで、朝から晩までびっしり予定を入れると、息が切れてしまいます。
たとえ、1日くらいは、ぎちぎちで仕事をこなせたとしても、長期的に継続することができずモチベーションは下がります。
ちょっと余裕があるな〜くらいの時間割をたてれば、少しの遅れも1日の中で吸収することができます。
4. 1日の具体的な仕事を書き出す
今でもよくしていますが、勤めている頃は、前日に必ず次の日にすることを書き出す(もしくは、その日の朝にリストアップ)ということをしていました。
内容は、できるだけ具体的にします。
例えば、「クライアントにメール」ではなく「A社に打ち合わせ依頼のメール」「B社見積り作成」という具合。
主婦なら「お歳暮注文」「玄関掃除」「パンを焼く」といったようにメモに書き出しています。
会社勤めの時は、商談やミーティングもありますから、残った時間を15分ずつのスロットにして、「A社に打ち合わせ依頼のメール(15分)」、「B社見積り作成(30分)」という具合に区切っていくと、意外に多くのタスクをすることができます。
今の生活ですと、ここまで細かくしなくとも「今日の断捨離、15分で27個捨てる」とすれば、さっさと行動することができます。
- ブロガー筆子さんの本「1週間で8割捨てる技術」に学ぶ→1週間の集中断捨離のススメ
5. 家電、器具などをうまく使って家事を効率化
食材の栄養をうまく摂取するために電子レンジを使わない、光熱費の高い炊飯器を使わないなど、不要な家電の断捨離はしていますが、その分、家事に時間がかかっているか?というと、そんなことはありません。
時間も栄養も効率的に生かすことができる調理器具を使う、食器洗いは食洗機に任せる、というように、高機能な家電器具をしっかり使いこなす。
長い目でみると、時間も光熱費もしっかり管理していることになります。
- やっぱり買ってよかった家電→【家事にかける時間のミニマム化、食洗機の在り方】
6. メールやSNSをする時間を決める
先日も友人を話していて、ふだん、家で何をしているの?と聞いたところ、テレビを見ながらスマホを見ている・・・という答えを聞いて、びっくりしました。
蘭子の家ではテレビをほぼ見ません。→暮らしの質をあげるためにテレビを捨てるススメ
どっちに集中しているのかわかりませんが、時間の無駄だと思いませんか?(←余計な御世話です)
メールもSNSも、いつも見ていたら終わりがありません。
仕事をしている時も、メールが届く度に仕事を中断して内容を確認する人もいますが、それも効率的ではありませんし、第一仕事のできる人ほど、そんなことをしません。
仕事もしていることに集中した方が、ずっと早く片付きます。
これは会社でも家でもそうです。ながら勉強が身につかないのと同じで、ながら仕事は質を下げます。
よほど重要なメールを書く以外は、1日のどこかの30分と時間を決めてしまうことです。
7. パソコンを開く時間を決める
これもメールと同様です。
パソコン作業をしている時に、いちいちメールのチェックや、ネットの横の広告などに目を留めていたら作業効率が著しく落ちます。
するべきことに集中する。
例えば、ブログを書くなら、書く時間帯と時間枠を決めて、その中だけで集中して仕上げます。
時間を決めずにパソコンに向かってしまうと、1日だらだらパソコンを開いていたということになりかねません!(←反省)
8. 自分のキャラをはっきりさせる
これって意外に思われるかもしれませんが、誰にも八方美人になるよりも、自分はどういう人間で、どういうことに興味を持っています!ということを明確にした方がよいと思います。
「誰からも、みんなによく思われたい」なんて思って、あっちのお誘い、こっちのお誘いにのっていても、実はそんなに楽しくないのではありませんか?
むしろ、いろんなイベントには参加しているけれど、何か得ることよりも時間が無駄だった・・・と感じることもあるのでしょう。
「プライベートを優先したいです」というように、自分が大切にしていることをちゃんと伝えれば、周りの人もキャラを理解してくれます。
他人によく思われようとする気持ちが、自分の時間を無駄使いしてしまうことに気が付きましょう。
9. 断捨離を実践して、シンプルでミニマムな空間をこころがける
断捨離をして、一番よかったことは時間に余裕ができたこと。
朝、着る服に迷わない。
探し物の時間が少なくなった。
家の空間が居心地よくなって、家事のモチベーションが上がった・・・などなど、モノが少なくなって自分軸が見えてきたことで、いろいろな余分なことにかける時間も短縮したような気がします。
結果、時間管理がしやすくなったということです。
10. 自分の当たり前を外して、自分時間を作る
すべてをパーフェクトにこなしたいパーフェクト・ウーマン。
1日の中の予定をぎちぎちにして、朝から晩まで働く自分に生きがいを見出している・・・そういう人も多いと思います。
でも、それって、本当に充実している?
子育てや介護、そして会社・・・と、いくつもの仕事を持つ人は、苦手なことや、つい後回しになってしまう家事を外部にお願いすることもありだと思います。
「すべて自分できちんとしなければならない!」と思っているのは、その人だけの当たり前です。
「苦手なことは、誰かにお願いしてもよい!」そう気楽に考えて。
「お風呂の掃除ってストレスなのよね」、そう思っているなら業者のクリーニングもあり。
「介護を独りで・・・」と背負うより誰かにお願いして、たまにはコーヒーを飲みに行くのもあり。
自分の当たり前を外すことで、自分時間の余裕を作る・・・これも時間管理術の大事な部分だと思います。
以上が、10個の時間管理術のコツです。
ふだんからミニマリスト的な考え方や断捨離をするようになって、無駄な時間の使い方が大幅に減ったのは、周囲の物事に振り回されない自分軸ができたことだと自負しています。
会社勤めをしていた時に、これに気がついていたなら、もっと時間を効率的に使えたはずなのに・・・と悔やんでも仕方ありませんが、多くの人は「自分のやりたいこと」よりも「自分がしなければいけないこと」に捉われて人生の多くの時間を費やしてしまうのではないでしょうか。
自分の人生を、シンプルで上質なものにするために、ぜひ時間管理術を活用してみてくださいね。