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- 50代からのシンプルライフ
ママ友の家に行くと感じるのは、今時の家ってきれいだよね〜とつくづく。
段差の少ない床と部屋の仕切り、掃除のしやすい部屋の造り、家具も作り付けになっているものが多いせいか、部屋に一体感がある…
片付けや断捨離をしても、どうにもこうにもならないのが築60年の我が家。
天井や壁を多少直してはいるものの、根本的に今風のきれいな家にはなかなかならないのが悩みの種。
特に懸案なのが、リビングの床。
今回は、6月におしゃれリビングを目指して、床を大改造した経緯をお話しいたします。
50代、主婦が夢見るおしゃれリビング
リビングの床のカーペット、父が生きていた頃から敷きっぱなしになっていました。
この家に越してきた頃から、こんな有様。
部屋全体に敷きつめているために容易に変えたり洗うことができず、擦り切れてボロボロ。
しかも、我が家のワンコたちのトイレトレーニングができていなかった頃の粗相が、夏になる度にものすごい悪臭になっていました。
新しいラグをその上に敷いてもどうにもならず、ここ数年、この床をどうするのかが我が家の懸案事項になっていました。
リビングをフローリングにしたいという希望は…
第一案:床下暖房のフローリングへの張り替え
これが第一希望ですが、見積もりをとったところ、なんと60万!
まずは、カーペットを剥がし、床暖房の設備をいれてフローリングにするという工程。
そのくらい、するでしょう〜と言われれば、それまでなのですが、犬部屋も息子の部屋も、セルフでフローリングにした辺りから、自宅の改造にウン十万をかけるという感覚がなくなってきました。
第二案:カーペットを敷き替える
こちらも既存のカーペットを剥がして、新しいものにするというもの。
駅近のデパートに、ニトリがやってきたのをチャンスに、見積もりをとってみると20万強。
カーペット自体はそんなに高くないのですが、やはり手間賃がかかるようです。
しかも、この案にすると、ワンコが粗相したらまた張り替えになってしまうというのが懸念材料。
第三案:セルフでフローリングにする
犬部屋も息子の部屋もできたのだから、リビングも…と考えたものの、おしゃれリビングにするには白木ではなく、もう少し凝った木材にしたいかも…と調べ始めたら、これが意外と難しい。
テーブルや椅子を動かした時に傷つきにくい木材は、素人にとっても扱いにくい材料でもあることが判明。
夫の技量でどこまでできるかちょっと不安なものがあります。
第四案:セルフでユニットカーペットを敷く
以前、IKEAに通い詰めたのと同様、藤沢駅近にできたニトリへ日参。
そこで見つけたのが、タイルカーペット(50X50cm)、しかも1枚277円(税込299円)安い!
これならリビング全体に敷いても65枚弱で税込でも2万円しないのです。
おしゃれリビングは、ニトリのタイルカーペットに決定!
安さで選んだとはいえ、ニトリにはタイルカーペットだけでなく、普通のカーペットやラグもあります。
今までの家具屋さんにあったような重厚な絨毯というよりも、もっと軽くてモダンなムードのものが多く、マンション住まいの方が気軽に模様替えするのにぴったりなインテリアが揃っているな〜というのが印象です。
色を組合せて、床を自由にデザイン~タイルカーペット(ハーゲン MBR 50X50)!
タイルカーペットであれば、色違いでデザインっぽく並べてもよいし。
そして汚れても、その1枚だけを取り替えるだけでよいので、便利で安い。
ちなみにこちらは店舗で確認、その後、ニトリネットの通販で購入いたしました。
店舗で購入すると送料がプラスされますが、通販ですと送料が割引になるのです。
さすが、「お値段以上、ニトリ」
セルフビルドの魅力について→【IKEAで洗面所のDIY。家を自分たちの手で造るという暮らしの楽しみ方】
お金がないから自分たちで作ってしまいました→暮らしの楽しみ方を教えてくれた、IKEAのシステムキッチンの魅力
あとは、べったりと床にくっついてしまっているカーペットをどう剥がすかが問題です。
しかし、思ったよりもカーペットは手強かった!
実をいうと、いきなりリビングのカーペットを替えたかったのには理由があります。
6月中旬に友人たちが家に遊びに来ることになったのです。
それまでに、この悪臭漂うカーペットをなんとかせねば!!!
一旦、決めたら行動は早いのが蘭子。
しかし、誰がカーペットを剥がすのか???
これって自力でできる?と、カーペットを剥がそうとしたものの、やはり女一人では何日かかることか?
巷の便利屋に依頼するべきなのか?
そこで!!!息子とその友人にアルバイト仕事で持ちかけたのです。
1日1万という好条件。
急な依頼にもかかわらず、翌日から着工〜しかし、思ったよりもカーペットは手強かった(笑)
何十年も下床にくっついた状態でいたカーペット、ちょっとやそっとの力では剥がれないのです。
結局、2日がかりでリビング全体のカーペットを剥がすことができました。
さて、工事中はこんな感じ。
カーペット剥がしの後の後始末(剥がし残りをドリルで削る作業)は、なぜか夫が嬉々としてやっておりました。
そして、タイルカーペットを敷き詰める。
このカーペット、容易にカッターやはさみで切ることができるのでサイズ調整も簡単です。
仕上がったのがこちら!
飾り戸棚も、一旦食器を出したので、またもや断捨離。
やっぱり、セルフビルド
今回も結局、セルフでできてしまった(!)リビング大改造。
やってみれば、あら簡単!
こんなに簡単なことを今までなぜ何年もやらずに放っておいたのかと、今更ながら思いますが。
モノを捨てるだけでなく、モノを入れる器=部屋そのものを変える。
器を少し変えただけでも、似合わなくなってきたものを捨てることができます。
断捨離が進まなくなったら、もしくは一区切りついたら器を見直すことも必要〜今回のリビング改造でそう感じました。
さて、この夏はおしゃれリビングに向けて、またも断捨離に励みたいと思っています。