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今年も猛威をふるっているインフルエンザ、みなさんはご無事ですか?
小学校などは学級閉鎖になっているところもあります。
かかる人があまりにも多いので、インフルエンザにかかるのがあたりまえ的な風潮になっていることが怖いですが。
実は、蘭子も夫も息子も生まれてこのかたインフルエンザに罹ったことがありません(蘭子調べ)。
世間では、日本のインフルエンザ罹患率は7%、つまり100人中7人がかかるという割合です。
この受験期には、もしかかったら大変と、先んじてワクチンを射つ方は多いですね。
発症すると、3日間は高熱で辛いですし、潜伏期間は周囲にも感染しますから、もちろん罹らないに越したことはありません。
今日はインフルエンザにかかりにくい人の特徴と、予防に有効な7つの生活習慣についてお話いたします。
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インフルエンザとワクチン接種の関係
日本でのインフルエンザワクチン接種率は約50%ということです。
接種率については、2000年には7.3%だったのが、それから徐々に増え続け2010年には37.6%となり、そして2016年には、約50%の人が接種をしているというデータがあります。(日本公衛誌より)
しかし、接種する人が増えているのに、インフルエンザ罹患者は全く減っておらず、むしろ増加傾向にあることが厚生労働省の調査で明らかなんです。
どういうことかというと、ワクチンを射つ人が増えていて、しかもインフルエンザにかかる人も増えているということは、要するに、インフルエンザワクチンは効果がない、と考えるのが普通なのではないでしょうか。
よく聞くのは、「ワクチンを受けると、軽症ですむらしいよ」なんていう言葉。
でも実際インフルエンザにかかった人に聞いてみると「ワクチン接種していたから軽かった」なんて、聞いたことはありません。
医学的にいうと、ワクチンを受けると軽症ですむというような根拠はないそうです。
ワクチンに関していうと、賛成派、反対派、意見が別れるようですが、私のようにふだんからオーガニックだ、なんだ食と身体にうるさい人間は、概ね”反対派”であることが多いと思います。
賛成派であれ、反対派であれ一つ確実に言えることは、「ワクチンをうっていようと、いまいと、インフルエンザにかかるときはかかるし、ワクチンをうっていようと、いまいと、重症化する人も、軽症で済む人もいる。」ということ。
といってしまうと、身も蓋もありませんな(−_−;)
この違いを作っているものは、ワクチンではなく、その個人がもっている免疫力の違いに他ありません。
ワクチンをうったから、絶対安心安全ではないし、ワクチンをうってないから、病気になり放題ではないということ。
その大前提を忘れて、ワクチンは是か否か、ということばかりに焦点があてられるのは、本末転倒のような気がしてなりません。
病気にならない身体は、ワクチンが作るのではない。
身体は、私たちが日々選んで食べる食べ物からしか作られていません。
インフルエンザにかかる人と、かからない人、もともとのカラダの丈夫さ、というのもあるでしょうけれど、その違いをつくるものは、ワクチン接種の是非ではなく食事を含む毎日の習慣です。
何か究極の一手が、全ての問題を解決してくれるわけではありません。
身体だけは、残念ながら毎日の積み重ねでしか作られていないのです。
冬になると、インフルエンザにかかってしまう人。
インフルエンザだけでなく、風邪やノロウィルスにかかりやすい人たち。
勤めていた時も、そして、子供が小さかった時に保育園や小学校で、いつも病院通いをしているのは決まった人たちでした。
そういう人たちの生活習慣を聞いてみると、
肉食系、甘い物が大好き。
とにかく大食すればよいと思っている。
夜更かしが多い。
飲酒、喫煙をしている。
冷たい飲み物が好き。
ストレスが多い。
具合が悪いと、すぐに病院へ行き薬をもらう。
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ここまで、書いていてもおわかりのように、身体に悪そうなこと満載ですよね〜本人は気づいていないかもしれないけれど・・・。
気づいていても直そうと思わない、とか直したいのに直せないのは、やっぱり心の問題かな、とも思いますが。
ワクチン接種の是非にかかわらず、インフルエンザや風邪にかかりやすいという人は、ぜひ、生活習慣を見直すチャンスとして捉えてみてはいかがかと思います。
カラダは常に、何らかのサインを出してくれています。
薬や病院に頼って、そのサインを見過ごしてしまっていると、健康な身体はいつまでたってもつくられていくことはありません。
「周りがかかるから、うつっても仕方ない」なのではなく、「周りがかかっても自分だけはうつらない」
そんな身体をつくるのが一番です。
インフルエンザにかからない人の7つの生活習慣
よくあるのは、手洗いとうがい、そして人混みに行く時はマスクをして・・とありますが、実はうちの家族、一切そういうことはしないズボラ家族です。
でも、かからないのです。
周りを見ても、インフルエンザにかからない人の一番の特徴といえるのは、免疫力が上がるような生活習慣をしていることです。
ひとつひとつ見ていきましょう。
1. あまりストレスがない
私自身は、これはもう、会社に行かなくなったという一言につきます。
人間、多少のストレスは必要だと思いますが、家にいても、どこにいてもストレスがあるというのは、問題だと思います。
生活をシンプル&ミニマムにしていくと、そういったストレスの原因が何であるかに気づくこともあります。
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2. 人混みにあまり行かない
生活をシンプルにするようになってからは、わざわざセールの人混みに出かけるようなことはしなくなりました。
もちろん、毎日通勤される方は否応なしに駅や電車の混雑は必須ですから仕方がありませんが。
電車の中で近くに咳やくしゃみをしている人がいると移りそうですよね。
こんな時は、予防のためにマスクをしたい気持ちもわかります。
ウイルス飛沫は通常直径5m以上らしいので、感染者が近距離から咳・くしゃみをしていたらマスクの効果大です。
ただし、マスクをつけたり外したりすることも実は黴菌の繁殖を促しているだけですから、注意したほうがよいですよね。
3. 規則正しい生活をする
朝早く・・・ではありませんが、夜更かしはしないようにしています。
疲れたら昼寝もありです。
4. 野菜中心の食生活である
健康的な食生活は、日本の元禄以前の食事という話を聞いてからは玄米食を中心として食事にしています。
インフルエンザにかかるというより、私は花粉症が劇的に改善されました。
肉よりは魚、乳製品ではなく大豆などでたんぱく質を補うようにしています。
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5. 甘いものを控える
スイーツが好きな人は多いです。
甘いものを食べると幸福感を感じるようにできているのでやめられません。
砂糖を100グラム摂取すると、白血球の効力が40%落ちる、という研究があります。
白血球というのは悪いウィルスや菌が侵入しても、感染が広がるのを食い止めます。
白血球が異物と戦うとき、白血球の中のビタミンCが必要ですが、砂糖を摂取すると、このビタミンCが減ります。
ビタミンCの代わりに砂糖の成分が置き換わってしまうのです。
白血球の中にビタミンCが戻るのは、砂糖摂取後、数時間たってからです。
砂糖を取れば取るほど、ビタミンCがなくなり、白血球が仕事をできなくなります。
つまりですが、甘いものは免疫機能を下げるということなのです。
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6. 運動している
子供を産むまでは、テニス教室へ行ったり、スキーなどつとめて身体は動かすようにしていました。
いまは、ヨガとジョギングでしょうか。
犬を飼い始めてからは散歩もよくするようになりました。
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7. 体温が高い
身体を冷やすのがよくないと知ってからは冷たい飲み物をとらないようにしています。
そして、身体を冷やす食べ物も冬には摂らないように気をつけています。
夫も息子も体温が高いせいか薄着です。
私は結構着込んでいますが、とにかく身体を冷やさないようにしています。
実はインフルエンザって症状はでなくても、感染していることって結構あるようです。
でも、ちょっと罹ってしまっていても身体の免疫力が強いと、発症しないのです。
特に体温は免疫力と関係があり、1度上がると免疫力がなんと約5倍も上がるといわれています。
そういえば、うちの夫も息子もふだんから体温が高い人たちのような気がします。
夫は単身赴任なので、ストレスという点では、もしかしたら独り暮らしでちょっと息抜きをしているのかもしれません。
そして息子は、生まれてこのかた一度も「死にたい(大袈裟ですが)」と思ったことはないそうです。
いつも笑っているほど、ポジティブなわけではありませんが(むしろ最近はイライラピークです)、でも基本的に厭世的になったりはしないようです。
おそらく、こういった性格も影響が大きいと思います。
インフルエンザにかからない人は、総合的に見てきちんとした生活習慣の人が多いと思います。
また「病は気から」というように、気のもちようも大切だと思います。
私の場合は、親元から離れて独り暮らしをするようになってから大分崩れた生活の時もありましたが(^^;;、結婚、出産して一変しました。
私が具合悪くなってしまうと、一家総倒れですから、やはり気は張っていましたね。
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もちろん、気合いをいれていてもインフルエンザに感染してしまうことはあると思いますが、気合いと規則正しい生活はとても重要だと自分自身の経験からも強く思います。
インフルエンザにかからないために、みなさんご自身の生活習慣など振り返ってみてくださいね。