引き続き、50代美容法についてお話していきます。

 

洗顔料を使わず、水とぬるま湯で洗う洗顔方法を実践している黒木瞳さん。

理由は、肌本来の脂分や水分までとりすぎてしまうから、ということですが、これは本当だと思います。

 

私が受けた小峯貴子さんのセミナーでも、まずは肌本来の脂分で十分潤う状態が理想なのだそうです。

その理想のお肌状態の年齢っていくつだと思いますか?

 

恐るべき50代の肌周期の遅さ

 

肌が一番よい状態の年齢、なんと!

15歳なんだそうです。

 

それ以降は、ドンドンと下降線をたどるばかり、できることといったら老化の速度を遅くすることくらいなのだそうです。

 

よく肌周期は、28日と言われていますが、それは15歳の肌を基本にしています。

 

本当は、28日+(15歳+年齢)×2=肌周期なのだそうです。

例えば、55歳ならば、28日+(15歳+55歳)×2=168日が肌周期、なんと半年近くかかってやっとターンオーバーが終わるというのです。

 

ガクゼ〜ンですよね。

 

なので、肌周期を活性化するためにも、水を飲むこと、たんぱく質をしっかり摂ることは必須なわけです。

 

美しい肌の条件は「うなはだけつ」

 

小峯さんの語る美しい肌の条件は、下の6つ。

 

う うるおいがある。

な なめらか

は はりがある。

だ 弾力がある

け 血色がよい

つ つやがある。

 

肌が美しいということは、肌内部の血の流れがよいこと、つまりリンパの流れがよいことが挙げられます。

そして、この最後の「つや」の条件の決め手となるのが、水分と脂分なのだそうです。

 

ましてや、シワやシミがあったらなおさらのこと、肌内部の水分脂分の補給だけでなく、しっかり汚れを落としてリンパの流れをよくすることが肝心なのです。

 

 

引き算の美容法

 

高い化粧品を使うのは、プラスの美容法ですよね。

でも、一番効果が高く、そしてお得な美容法は引き算にあります。

 

それが、ディープ洗顔です。

 

この洗顔方法は週に一度程度で大丈夫なんです。

要点は

*顔が乾いている状態(埃をとった後、軽くタオルで拭くこと)で、始める。

 

  1. 手を立てても泡が落ちないくらい固い泡をたてる。

この泡は、洗顔ネットなどを使ってできるだけ固く、手から落ちないくらいに泡立てます。

柔らかい泡だと汚れを包み込まずに流れ落ちてしまいます。

泡立ては固めにが基本。

 

  1. *そっと顔の上にのせて、皮膚の流れに沿って、首やあご下から上に洗っていく。

この時、顔の側面などもしっかり洗う。

パチパチという小さい音がします。

この音がでる洗顔料ってなかなかないんです。 この音が、汚れを石鹸の泡が包み込んでいる証拠。

ちなみにPH試験紙で調べたところ、弱酸性で、しかもこのパチパチという音がする洗顔料は、SK-2とアーティストリーというブランドだけでした(蘭子調べ)。

 

  1. *泡がきえてきたところで、 こすらずにバシャバシャと30回くらい水で洗います。

 

ディープ洗顔をした後、アンチエイジング系の化粧品は、首から顔の順で保湿化粧水、肌の活性化のための美容液、今いれた成分に蓋をするためのクリームとつけていきます。

 

先ほどのリンパを流すということも、一緒にすると効果的です。

 

人間は左の鎖骨の下あたりに、全体のリンパの3/4が集まっているのだそうです。

このリンパを流すためには、まず水を飲むことですが、毎日、左鎖骨の下を右手でゆっくり撫でるようにリンパを流すだけでもよいそうです。

 

ディープ洗顔でシワが消えた!

 

小峯さんにしていただいた肌診断ですが、私からの質問は、ずっと眉間にあったTの字のシワと、法令線につながるんじゃないか?とずっと気にしている小鼻の横のシワについて・・・。

 

小峯さんの回答は→シワについてはまずは洗顔でとれる♪・・・とのこと。

 

小峯さん曰く、シワというものは、顔の汚れが落ちきっていないものが集まってできているのだそうです。

 

なので、一に洗顔、二に洗顔。

そして週に一度程度のディープ洗顔。

 

確かに洗顔をキチンとするようになってからシワはなくなってます(びっくりでしょ?)。

 

シワは、劣化の証拠。でもとれるならとった方がいい。

 

よくシワがあっても笑顔が素敵〜とか年をとった時のシワは勲章とかいいますが、美しいシワなんて、そうそう出会えるものではありません。

 

おそらく80代くらいの方でシワの素敵な人はいるのかもしれませんが、50代のシワはただの劣化にしかみえません。

人間性や生き方を、とやかくいう前に、50代は肌の劣化は防いだ方がいいと思いませんか?

 

洗顔をすることの前に、もっと重要なこと

 

小峯さんの美顔術では、一番大切なのは肌の外側からではなく身体の内側から組織を整えるということ。

考え方の基本はこちら→50代の肌のお手入れ【美しい人の美容法は何もしないこと】から学ぶ。

 

しかし、もっと大切なのは、潜在意識の奥からの自己肯定感(セルフイメージ)なのだそうです。

ミスユニバースを育てているだけあって、説得力ありますね。

 

ベーズは自己肯定感→ その上に健康→ その上に美容。

何処も同じで、やはり精神的な充足が、なにより重要だということなのですね。