無人島に行ってみたい」「無人島に取り残されてしまったら?」などと、子供の頃、想像したことはありませんか?
もうすでに無人島経験をしたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

 

いまだに蘭子は「無人島で暮らしてみたい」願望が強いのですが、体験できていません。

この無人島、最近は意外とあっさり体験できるらしく、「子供と一緒に行ってきた」という友人もいます。

 

シンプルライフを考える時、一度こんな風に考えると本当に必要なものが見えてくるのではないでしょうか。
「実際に、無人島にひとつだけモノを持っていくなら、あなたは何を持って行きますか?」

 

ある会社では入社面接で定番の志望動機の他に、学生の人となりを知るために、この質問があったそうです。
数々の面接をくぐり抜け、無事内定を得た学生の答えがこちらです。

 
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無人島にひとつだけモノを持っていくなら何を持っていきますか?

 

【食糧確保】

・海水を真水に変える機械。飲み水さえあれば、数日で助けが来ると信じているので(女性/医療・福祉内定)

・保存食。腹が減っては戦はできぬ(女性/医療・福祉内定)

・牛乳。栄養価が高く、長く生きられると思うから(男性/金属・鉄鋼・化学内定)

・にわとり。卵を産んでくれるし、最後には肉にもなり、食で困ることがなさそうだから(女性/団体・公益法人・官公庁内定)

 

【欠かせないモノ】

・ナイフ。狩猟から工作まで何にでも使えるから(男性/団体・公益法人・官公庁内定

・スコップ。土を掘って寝床を作れて、武器にもなるから。(女性/医薬品・化粧品内定)

・鍋。生きるために水を得たいから(女性/金融・証券内定)

・時計。時間の管理だけでなく、表面のガラスで火を起こせそうだから(男性/小売店内定)

・発煙筒。助けを呼んで、脱出する可能性にかけたいから(男性/学校・教育関連内定

・釣り竿。食べ物に困らなければ生きていけるから(女性/情報・IT内定)

・船。船があれば移動に困らない(男性/運輸・倉庫内定)

・非常用持ち出し袋。生きていくのに必要なものが入っていると思うから(女性/団体・公益法人・官公庁内定)

 

【生きる知恵を得る!】

・サバイバル術が書いてある本。自分の知識だけでは限界があるし、暇つぶしにもなる(女性/医薬品・化粧品内定)

・スマホ。通話やネット検索ができるので(女性/専門サービス内定)

・サバイバルのプロ。生き残る手段を知るスペシャリストだから(女性/機械・精密機器内定)

・百科事典。無人島にあるものを調べるため(男性/学校・教育関連内定)

・植物図鑑。食べられるものを探す(女性/食品・飲料内定)

 

【ひとりの時間を堪能するために!】

・ペン。書くのが好きなので(女性/電機内定)

・愛読書。ひとつだけなら、何を持っていっても変わらない。だから好きなものを持っていく(男性/団体・公益法人・官公庁内定)

・3DS。暇つぶしにゲームは楽しいので(男性/情報・IT内定)

・ギター。弾けないので、暇な時に練習しようかなと(女性/自動車関連内定)

・紙とペン。いろいろなことを記録しておけるし、なにより絵を描くのが好きだから(女性/情報・IT内定)

 

【とにかく好きだから!】

・スイカ。スイカが好きだから(女性/情報・IT内定)

・恋人。一緒にいて幸せだから(女性/ホテル・旅行・アミューズメント内定)

・ファッション雑誌。ファッションが大好きで、毎日のようにファッション雑誌を見ているから。見ているだけで、幸せになれるから(女性/団体・公益法人・官公庁内定)

・iPod。音楽が聴ければいいと思っているから(男性/情報・IT内定)

・サッカーボール。サッカーが好きだから(男性/機械・精密機器内定)

・ラジオ。つながるならの話であるが、野球中継を聞くため(男性/情報・IT内定) などなど
参照資料 アンケート:フレッシャーズ調べ  調査期間:2015年3月

集計対象件数:20代の内定学生221件(インターネットログイン式アンケート)

 

こちらの回答、すでに内定を得た人たちのものなので、回答の内容から、その学生さんのキャラを推測して適材適所、採用されたのではないかと思います。

 

この回答の中でもありますが、私だったら愛読書・・・本なのではないかと思います。

 

1週間だけでも情報から隔離された生活を送る

 

本当に無人島に行った友人の体験談をお話します。
無人島といっても食べ物あり、自家発電ありのジープ島(でもホテルはなしね)。
彼女はシングルマザーなので8歳の息子を連れての上陸です。

 

ジープ島があるのはミクロネシア連邦チューク州、これがもう国名です。

 

まず飛行機でグアムまで飛び(約3時間半)、そこから今度は乗り換えてトラック本島まで飛行機で約2時間。
空港から車で約20分かけてブルーラグーンホテルへ、最後はボートでジープ島へという行程。
(一応、飲料、食料などは持ち込みです。)

 

ジープ島は、1周4分という、ほんとうにちっちゃなちっちゃな無人島なんです。

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島にはみんなが寝泊りするコテージが2棟あります。
ガスも温水シャワーも「いいね」も、なにもない生活。

 

生活水は、雨水を貯めたものを使います。
水は貴重な資源なので、大切に大切に使う。
シャワーも1人バケツ1杯! トイレも桶で水を流して手動で流す!

 

電気は自家発電。
18:00-22:00の間だけ発電するので、機器類の充電はその間に行う。

 

定員14名なので、つまり滞在するには14名が上限。
8名から貸切OK!だそうですよ。

ちなみに連休絡みの予約は、1年先まで埋まっているらしいです。

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彼女、1週間何をしていたかというと、ひたすら泳ぐ、潜るだったそうです。
もちろん、情報はシャットアウト。連絡とれましぇん(^_^;)

 

たまには過剰な情報から逃れること→あふれているジャンクな情報を断捨離するススメ

 

日々の暮らしのなかでの無人島体験

 

このジープ島、蘭子も以前からずっと行きたい場所の一つでもあります。

 

そんなに思っているなら、行っちゃえ〜!なのですが、いつも「息子が受験だから」とか、「銀行行かなきゃ」だとか、とかいう◯◯しなかきゃという縛りを、勝手に自分で作って行かないことにしているような気がします。

 

これって、自分の行かない言い訳しているだけなのですが・・・ね。

 

さて、無人島シンプルライフを経験した彼女の感想は、「魂の洗濯、なんて言うとありふれているけれど『生きる力』が蘇る場所」だと思ったそうです。

 

さて、今あなたが、断捨離に疲れていたり、日々の生活のなかで何が必要か?不要かを選べなくて迷っていたら、こう考えてみるのはどうでしょうか?

 

「無人島に行くならひとつだけモノを持っていくなら何を持っていく?」

 

そうすると、大事な人間関係、大事なモノ、どうしてもそばに置いておきたいモノがはっきりするのではないでしょうか?

 

そうそう、情報もしかり、1週間とはいわずとも、1日か2日携帯やスマホをいじらない、パソコンを見ないことにする(自分で言っておいて、耳が痛い、笑)。

 

そうすれば、自分が必要としている情報選ぶ、不要だったものを捨てることができると思いますよ。