- 投稿 更新
- 50代からのシンプルライフ - 断捨離のススメ
今年も秋になり、息子の高校生活もあと半年あまりになりました。
ウチの場合、子供は一人なので、PTAもあと半年で終わりです。
長かったような短かったような…18年間。
たくさんのママ友ができ、たくさんの方にお世話になりました。
思えば、いつも子育てに自信がなくなるのも、私みたいなママでも大丈夫!と思えるのも、ママ友の何気ない一言だったりしましたね( ; ; )。
ママ友ってウザくもあるし、一番頼りにもなるものです。
子供が小さい時は「誰々ちゃんのママ」だったけれど、ママ歴10数年にもなると、だんだん付き合いが長くなって「誰々ちゃんのママ」ではなく「〇〇子さん」になっていく。
いつの間にかママとしてではなく一人一人の女性としてのお付き合いが始まっていたりします。
ママ友における人間関係の断捨離
断捨離というと、一刀両断でいろいろな関係を切っていくようなイメージを持つ方もいらっしゃると思うのですが、そういうことではありません。
「今という時、ここという場所、自分」にぴったり合った方とお付き合いするということ。
よく腐れ縁で・・・とか、知っている人としかお付き合いしたくない・・・という方もいらっしゃるのですが、小さい時から知っている・地元だから同じ感覚=同じ価値観ではないことは、よくおわかりでしょう。
私自身のことをいうと、「誰々ちゃんのおしゃれなママ」とか「優等生の〇〇君のママ」ではなく、蘭子自身を面白いと思って付き合ってくださる方、そして私もこの方といるって楽しい~引き出しをいっぱい持っていて魅力的って思える人を知らず知らずのうちにチョイスしているような気がします。
つまり、義理や体裁ではなく、自分がごきげんでいられるような人間関係をチョイスしている。
よく「この友達がいなくなったら、私一人も友達がいなくなっちゃう」、「この人に嫌われたらどうしようって思うとついお付き合いしてしまう。」って、自分の周囲の限られた枠の中だけで、無理無理お付き合いしている人もいますが…。
なんとなく話していて気分乗らないな~、嫌なことしか言わないな~って感じたら無理に合わせる必要などない。
少しずつ、距離をおき、俯瞰してお付き合いするという術もあると思います。
蘭子自身は、数年前、近づきすぎて火傷を負うような人間関係もあったのですが(失笑)、最近はこの俯瞰術を使いながら、自分軸で人間関係を考えられるようになりました。
早い話が人間関係をシンプルにするということです。
一度でよいので考えてみてください
あなたは、いつも「まわりからどう思われるか?」「まわりからどう言われるか?」って思いながら生きていないですか?
先日も友人と話していた時に、「『まわりからどう思われるか?』が自分にとっては重要なの」・・・と、この友人は言ったのです。
「◯◯ちゃんのママってすごいね。」とか、「△△さんの奥さん、料理上手だね!」とかそう思われたいのだな~って。 あ~、そういう考え方ってあるのだな・・・(いや、自分もそうだったのではないだろうか?)
それはもしや「他人軸」な生き方なんじゃないか?と、思いながら、こんなに仲がいい友人でも「他人軸」で生きていると、そのうち、苦しくなるのじゃない?って、他人事ながら心配になっちゃいました。(←余計なお世話です)
人それぞれ・・・価値観は違っていてよいのです。
子育てが終わると「ポッカリ穴が開いたような気持ちになる」って、子供が手離れしたという、そういったことだけでなく、自分の周囲の人間関係がすっかり変わることで、自分に対する同意、憧憬、意見・・・。
そんな自分に貼られているラベルがなくなってしまう喪失感、ラベルが上等なら上等なだけ喪失感が大きい、そんな感じなんじゃないかと思います。ラベルがなくても、その人自身だってわかる方がシンプルではないですか?
そもそも自分はどう在りたいか?
「まわりからどう思われるか?」、「まわりからどう言われるか?」という「他人軸」を中心にした生き方ではなく、「自分がどう在りたいか」で生きる「自分軸」な生き方をしていますか?
実際は、多くの人が「そもそも自分はどう生きたいのか?」、「何が好きなのか?」「何がやりたいのか?」を分からず生きていることの方が多いのだと思います。
だから、苦しい・・・。
やりたいことがわからないから、なんだかもやもやしている・・・。
周囲の顔色をうかがったり、人の意見を気にしてばかりいては、疲れてしまう。
人との関わりに疲れ果ててしまうこともある・・・・そうならないために、定期的に人間関係を休ませることも大事。
ひとりの時間を充実させることで、自分にとって本当に豊かな生活を知るきっかけにも。
誰かに依存したり、淋しいからという理由で人付き合いばかりにのめりこまないようにする。
自分の時間をどれだけ大切に過ごせるかが勝負。
「自分基準で生きていると、自分で自分を満たすことが出来るので、環境やまわりの人がなんにも変わらなくても、今すぐ幸せになることができるのにね~」と、勤め人時代の蘭子に言ってあげたいです。
今、あなたに無理無理お付き合いしている人間関係があるとしたら、少しずつ距離を置いて俯瞰することを試してみてください。そして、その人間関係って手放しても大丈夫なのです。
手放せば、すぐに「あなた自身で大丈夫、この人、めっちゃくちゃ気が合う!」って言ってくれる人と出会えます。
つまり、次のものが入るスペースを空ける…ってことでしょうか。スペースを開ければ、新しい風が入る。
そう、人間関係もね。