先日ヘアサロンに行った時に、美容師さんにドラマ「東京タラレバ娘」の話題をふられました。

ふだんは、全くテレビを見ない蘭子ですが、話を聞いて、漫画とドラマをつい見てしまいました。

 

このドラマの「タラレバ娘」、そういえば昔の私みたいじゃない!って、いや〜胸が痛いでした(笑)

 

そして、30年・・・とりあえず、結婚もして子供もいますが・・・。

そういえば、50代になってもそのまま「タラレバ主婦」っていうのがいる〜!と、気がつきました。

 

今日は、「タラレバばっかり言って年をくってしまう女」について書きます。

 

アラサーの心にグサグサくる「東京タラレバ娘」

 

「東京タラレバ娘」は、講談社「Kiss」に連載されている東村アキコさん作の同名の漫画が原作です。

1月18日に放送開始されたドラマは、吉高由里子さん、榮倉奈々さん、大島優子さんが出演しています。

 

ご存知のない方に、軽くご紹介します。

 

「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった!」

そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子(吉高由里子)。

6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…こんな感じのストーリーです。

 

原作を読んでみると、冒頭からアラサーには痛い言葉の連発のこの漫画。

漫画が久しぶりの私は、グイグイ読んでしまいました。

 

「いくつになっても自分が主役だと思ってた。本気出したら、恋も仕事も手に入れられると」

「愛してくれる男が現れる保証もなければ、そいつが結婚してくれる保証もない」

「わかっちゃいるけどやめられない。夢見ることをやめられない。酒飲んでグチるのをやめられない。女でいることをやめられない。やめたくてもやめられない。」などのセリフが、まさに本音トーク。

 

50代のおばさんは、バブルな昔を振り返って、そういえばこんなこと思っていたよね・・・って。

 

私も「タラレバ女」だった→~バブルでアホな女子大生だった頃~そして結局、玉の輿にのれなかった理由【50代主婦の黒歴史】

 

コミック7巻め。まだまだハッピーエンドになっちゃ困る〜その理由は?

 

このドラマ、今クール3月まで話題になりそうですが、原作はすでに7巻まで出ています。

でもストーリー展開がここにきて、少々安易な設定が露呈しつつ、少し残念な感じがしています。

 

アラサー女子に毒を吐いてきたのがこの漫画の肝なんですが、7巻目にきて手のひらを返したように70年代少女コミック風のロマンチックなハッピーエンドで終わるような気配がぷんぷん・・・おばさんはすごく心配です。

 

作者である東村さんの主張は、昭和世代のおじさん達が散々言ってきたことと同じで、私も昔よく言われておりましたなぁ。

今だったら「セクハラ!」って言い返すでしょうが、その当時はぎゅっと下唇を噛んでその場をしのぎ、やっぱりヤケ酒をあおっていたように記憶しています。

 

今の時代、そんなセクハラ発言を表立って浴びてこなかったアラサーの方には、かえって新鮮だったのではないでしょうか。

 

しかし、その主張をストーリー中で年下イケメンの男性キャラに代弁させて、結局その男と主人公がくっついてENDじゃぁ、がっかりというものです。

 

今後思ってもみない展開があるんでしょうか?

新鋭の少女マンガ家、東村さんならもっと新機軸を出してほしいと思うおばさんであります。

 

ポチッと 1クリック! どうぞ、よろしくお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリストへ にほんブログ村 その他生活ブログ 断捨離へ

 

事実は小説よりも奇なり

 

このドラマの3人娘のように、私にも親友とも言える高校時代からの友人2人がいます。

大学こそ違うものの、就職してからも、なんやかんやと3人でよく飲んでいました。

 

私は早々に結婚してすぐにバツイチになり、またまた婚活、友人Aは毎年違う彼と付き合うというサイクル、もう一人のBは美人なのに特定の彼がなかなかできないというループにはまっていました。

 

「◯◯の年収が高かっタラ、結婚も考える。」

「好きになれレバ、付き合ってもいい。」

3人寄ると、まさに毎回「タラレバ」のオンパレードでありました。

 

「東京タラレバ娘」は、そのまま50のおばさんにもあてはまる。

 

「東京タラレバ娘」
にあるセリフです。

 

「素敵な男性がいタラ、好きになれる。」

「好きになれレバ、結婚できる。」

 

タラレバばかりで言い訳して自ら行動しないでいたら、気づいた時には自分は現役プレーヤーからはずされ、いつのまにか外野で現役プレーヤーで頑張る女性にヤジを飛ばすメンツに成り下がっていた…というくだり。

 

この状況って、実はアラサーだけではないと思います。

50代の主婦のみなさん、一応結婚もして子供もできてもう一丁あがりって思いつつ、すでに外野にいる人になっていませんか?

 

ユニフォームは着ているけど動かずに、

「子供の手が離れタラ、働ける。再就職できレバ、私だって仕事できる。」

「子供が成人しタラ、旦那と離婚できる。自立できレバ、別れられる。」

そんなタラレバばっかり空想しているんじゃないでしょうか?

 

行動せずにジト~っとしていると淀みます、腐ります。

運気も停滞します。

 

「東京タラレバ娘」の
漫画を読んだりドラマを観て、
少しでも「痛い」と感じたら、それは
自分が現役プレーヤーから
外野になりつつあることを
自ら自覚しているからだと思います。

 

全ては今、自分が決められます。

自分の人生ですから。

 

あなたは
現役プレーヤーでいることを
選択しますか?

それとも
ヤジを飛ばす外野になりますか??

 

さぁ、今からどんな行動を起こしますか??