• 投稿 2017/03/10
  • 健康

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先月、痛風が再発。

原因はわかっているものの激痛で眠れないという本人に、くどくど言っても仕方がありません。

心の中では「自業自得だよ!」と毒づいている蘭子ですが、表面的には「かわいそうだね〜」と言いながら夫だけに痛風用の食事を作っています。

 

痛風というと、ビールを飲んでプリン体が増えた中高年の病気と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、最近は若い方にも多いそうです。

今日は痛風の原因と症状、食事についてあれこれ語りたいと思います。

 

「風が吹くだけでも痛い」ところから痛風

 

なんとなく「痛風」って知っている方が多いと思いますが、「風が吹くだけで痛い」というところから「痛風」という名前になったのだそうです。

痛い部分のそばを誰かが通るだけでも痛い、寝ている時も痛い・・・という具合に、とにかく疼痛があるのだそうです。

 

蘭子の夫が、最初の発作を起こしたのは昨年の7月でした。

単身赴任先の部屋からいきなり「足が痛くて歩けない、ハイハイしてます」と電話をしてきました。

 

大きなトドが畳をハイハイしている姿を想像しながら「足が痛いって、どこが痛いの?」と尋ねると、「親指」と。

ははぁ〜、これは痛風だな・・・とすぐに思いあたりました。

 

夫は、その日タクシーで病院まで行ったようですが、診断はやはり「痛風」と。

大量の鎮静剤と、松葉杖をもらってきたようです。

 

夫は、もともとお酒が大好きで飲みだすと止まらないタイプ。

楽しいお酒ならよいけれど、飲んだらグダグダが始まるので、夫がお酒を飲むのは、私自身はあまりしてほしいとは思っていません。

普段心の奥にストレスを溜め込んでいるから、お酒を飲んで心の抑制が外れると、心の奥底に溜まっていたものが吹き出してしまうのだろうと推測しています。

 

ですが、いつも深酒をしているのを見るたびに「お酒なんか飲めなくなっちゃえばいいのに」と、無意識にある私の思考が現実化したのでは?と、今回は怖くなってしまいました。

 

いずれにせよ、痛風になってお酒を飲む機会が減ったのは、健康上にもよいことだと思っています。

 

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痛風の原因と症状

 

血液中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が痛風の原因なのですが、「痛風発作」とは、血液中の「尿酸」が増えて、結晶化してしまうと発生します。

尿酸が増える時とは、疲れがたまっている時のこと、加えて飲酒をすれば、さらに体力を消耗して疲れが増します。

 

尿酸がトゲトゲした結晶になってしまい、それが血管の内側からずっと刺しているような感覚といえば、痛みの状況が少しでもご理解いただけるかと思います。

 

大体、痛みが出るのは足の親指の付け根の関節ですが、最初はなんだか痛いとか浮腫んでいるな・・くらいの感じらしいです。

ところが、この痛みはどんどんひどくなり自然に治癒することはありません。

 

痛風は基本的には薬を飲んで、血液中の尿酸値を下げます。

ですが、「痛風発作」の炎症が収まるまでは尿酸値を下げる薬は飲めないので、ひたすら鎮痛剤を服用するしかないのです。

 

ところが、鎮痛剤が全然効かないほど痛い・・・by夫。

布団をかけても足がジンジン痛いのだそうです。

 

最初の発症の時は、痛みが強すぎて立てないので、なるべく足がつかないようにしてトイレまで這って移動していたそうです。

最終的に痛みが引くまで2週間ぐらいは痛みが続きます。

 

痛風になりやすい人

 

痛風ってデブがなりやすいものと、みなさん思われているようですが、太っていなければならないか、というとそうでもありません。

私も実際に調べるまでは、そこまで詳しく知らなかったのですが、予備知識として「痛風」のことを頭に入れておいた方がいいですよ。

 

基本的には「性別」と「遺伝」と「環境」の要因があります。

 

性別の要因

 

「性別」としては、9:1 で男性がなりやすい病気です。

健康診断などを受けられている男性でしたら、すぐにカルテを確認していただくとわかります。

カルテで尿酸値が7.0mg/dl 以上の方は危険なので、すぐに尿酸値を下げる努力をした方がよいです。

 

ちなみに痛風発作が起きた時の夫の尿酸値は11mg/dlです。

女性が痛風になりにくいのは、女性ホルモンの影響で、血中の尿酸値が男性より低いからだと言われています。

 

遺伝の要因

 

「遺伝」の要因は大きいようです。

といってもかなり個人差があり、とても痩せていたり、プリン体を多くとらなくても痛風になってしまうような体質の方もいます。

 

環境の要因

 

一番大きいのは「環境」の要因です。

昔は「贅沢病、帝王病」なんて言われて、良いものを食べているからかかる病気だとされていました。

ニュートン、ダーウィン、ナポレオンなども痛風だったようです。

 

痛風になった時の食事制限

 

痛風といえばプリン体、と誰もが知っています。

実際には、プリン体が代謝されて尿酸になるので、この「プリン体」を取りすぎるのが良くないということなのです。

 

プリン体を多く含む食品は「アン肝、レバー、モツ、干物、カツオ」などです。

とにかく肝臓系の食品はプリン体を非常に多く含んでいます。

魚卵、イカ、エビ、タコ、そして鶏肉なども食べない方がよいです。

 

また、プリン体は水溶性なので、「ラーメン」「鍋」などのスープに入っているエキスやプリン体にも注意する必要があります。

煮干しラーメンは大量の煮干しから抽出されたエキスとプリン体が、スープに凝縮されています。

スープは塩分も多いので、腎臓に高負荷なのは間違いありません。

「鍋」などもスープにプリン体が溶け出しているので、牡蠣鍋の後に、雑炊としてスープを摂取するなども避けた方がよいです。

 

ビールもプリン体は含んでいるのですが、実は、そこまで多くはありません。

夫は病院からは、「日本酒、焼酎、ビール、ウィスキー、ワイン」の順で飲んではいけないと言われたそうですが、どれを飲んでも量が過ぎれば同じです。

飲酒をすれば、アルコールの分解に水分を使ってしまうので、結果として尿酸値を上げる要因になります。

 

いろいろと調べると、ストレスの影響があるとも言われているようですが、個人的にはあまりそう思いません。

ストレスがあるからお酒に逃げるということであれば、ストレスの原因がなんであるか? 多くは人間関係だったりしますが、それも自分の考え方の癖を変える方が解決が早いと思います。

 

自分でコントロールできないことは悩んでも仕方がない→シンプルな人間関係について

 

予防はどうしたらいいのか?

 

尿酸値はなかなか短時間で変わらないので、日々の生活をきちんとするしかありません。

予防としては、あまり肝系や魚卵などの食べ物を取りすぎないこと、適度な運動、そして水分の摂取です。

 

夫の場合は、日頃から野菜を多く摂っているし、定期的に水泳もして健康に気をつけているのに・・・とも思うのですが、決定的に、食べ物の嗜好が魚卵やモツ系が好きなのと、飲酒の量が原因だと思います。

 

尿酸値が高い状態で、水分をあまりとらないで運動したりすると「痛風発作」を起こしてしまいます。

水分摂取はかなり重要なので、毎日適度に水分を取るようにした方がいいです。

 

認知症にも効果あり→水分不足で認知症に? 予防策はとてもシンプル~【水を飲む習慣で認知症予防】

 

それでも、痛風になってしまったら?

 

基本的に予防とすること自体は変わらないのですが、ただ、尿酸値を下げる薬をほぼ毎日飲み続けることになります。

採血も定期的に行って、尿酸値の上下を観察しなければなりません。

 

こういった病気を発症してしまうと、薬と縁が切れない生活になってしまいます。

せっかく、ふだん有機食材を摂取してデトックスをしていたとしても、化学物質である薬剤はどうしても体内に残り細胞を劣化させる原因になります。

 

ニンニクを食べていても痛風には勝てず→ファイトケミカルスの王様、ニンニクを食す

 

まずいのは、初期症状の痛風発作を数日すれば治るだろうと放置していると、発作を頻発するようになることです。

幾度か発作を繰り返すと、実際には3〜4回程度の発作なのに、その度に幹部の腫れがひどくなり場合によっては幹部の関節が変形したり、破壊が進行してしまいます。

破壊が進行していけば、痛風との合併症で細胞が壊死・壊疽する可能性もあるのです。

 

下半身に出やすい痛風発作は、足首は膝の関節まではらし痛みを強まらせ、最終的には歩行困難にまで進んでしまいます。

関節以外の筋肉や皮下、耳たぶの上縁などに痛風結石と呼ばれる小さなコブやしこりができることを痛風結節といいます。

ここまでくると関節の変形などだけでなく腎臓に負担をかけるので、腎臓系の病気に繋がることも多いです。

 

発作が治り、痛みがなくなるとあたかも治ったかのように思いがちですが、一旦痛風になった場合は、痛みがなくとも食習慣を管理して尿酸値を上げないことが必要です。

今回、夫が2度目の発作を起こしたのは、痛みがないからといって、また飲酒してしまったことが原因だと思います。

 

最初は発作の間隔が1年とか間隔が開いていても、徐々に半年、3ヶ月、1ヶ月と短くなってくると、確実にQuality Of Life(生活の質)が下がってしまいます。

 

夫が病気になって初めてわかること

 

痛風の話って、自分がその病気になっていない時は、全然興味を持てないものだとは思いますけれど、知っておいた方がいいことはたくさんあります。

 

自分が健康であっても夫が痛風になってしまうと、ふだん一緒に行っていた犬の散歩さえ行けませんし、食事に行っても食べるものがかなり制限されてしまいます。

ものすごく贅沢をしているわけでもないのに、シンプルな暮らしの一片がかなり侵食されてしまうものです。

 

そして、死ぬまでに一度は見たい絶景を訪れる旅にも、こんな足が痛くて歩けないオヤジとは行けません。

今年こそ、見に行きたいと思っている屋久島の縄文杉までも歩くことができないかもしれません。

 

自分が健康であることはもちろんなのですが、一緒に暮らすパートナー、家族が健康であるということ。

こんな基本的なことが、シンプルで上質な暮らしをすることに一番大切なのです。

 

痛風も身近な病気になってきていますから、くれぐれもみなさんお気をつけください。