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- 50代からのシンプルライフ - ファッション
3月3日、ひな祭りの今日は高校卒業式。
昨日は、元旦那の告別式と冠婚葬祭にバタバタとしております。
50代ともなると、家族のイベントだけでなく知人の訃報も多く…久々に喪服を着ようとしたら、サイズ感が「?」だったので、先日大慌てでユニクロに走った蘭子です。
ここで購入したワンピースが意外に使えましたのでご報告しますね。
ユニクロなんて「カジュアルなものしかない?」
先日、いきなり届いた元旦那の訃報。
30年も会っていなかったけれど、やはり最期のお別れはした方がよいかな~と告別式に行くことにしました。
しかし、30年ぶりの再会は完全なアウェイ状態。
一人で参列するのはあまりに心もとないので、彼との出会いから別れまでを知る親友A子に同行をお願いしました。
人間関係ってギブ・アンド・ギブ→【衝撃!元旦那の訃報に想う〜人間関係の取引を無意識にしていたあの頃】蘭子の黒歴史
若いころは友人の結婚式が多く、それなりにフォーマルファッションに通用する服を持っていますが、50代の主婦ともなると、ふだん仕事などで着る機会がない限りは、なかなかフォーマルなイベントに着るものがない(-_-;)
ちょっと間違えると、ド勘違いな感じになりがちなもの。
お受験ママ経験者のA子も「学校のイベントって、控えめにしておくのが無難なの」って言っていました。
イタいママ友のファッションから検証→【50代母、卒業式の服】〜ユニクロで揃えるフォーマルファッションって?
特に喪服などは、若い時に買ったものってデザインもサイズもだんだん合わなくなってくるもの。
服をミニマムに断捨離しすぎて、急な冠婚葬祭に対応できなくなってしまった!なんてならないように最低限のものはやっぱり必要です。
こういった服は、こまめにチェックしながら買い替えていく必要があると思います。
冠婚葬祭の意味とは?
さて、私たちはふだんから「冠婚葬祭」ってよく使っていますが、きちんとした意味をわかっていますか?
日本人が生きていく中で通過する、大事な儀式4つをとって、冠婚葬祭といい、それぞれ、「元服(げんぷく)」「婚礼(こんれい)」「葬儀(そうぎ)」「祭祀(さいし)」を指しています。
冠(かん)
成人式を指します。
かつては15歳の元服に由来し、冠を頂く(社会的な役職や参政権を得る)の意味。
今の日本では選挙権の獲得という意味がありますが、ともすれば飲酒や喫煙の法的制限がなくなる事くらいにしか認識されていないとも感じます。
時代とともに意味が変化し、現代では子供が成人するまでの各種のお祝い事や成人後の還暦や喜寿など、各種のお祝い事を意味するようになりました。
人生の節目節目で行われる各種のお祝い事全般のことを指し、ある社会的な地位や状態から別のそれへの移行を保証する際の象徴的な通過儀礼であるといえるでしょう。
婚(こん)
結婚式のこと。
日本では、家族間の結びつきという意味合いが大きいので、事前に準備をし、かなりの費用をかけて行います。
葬(そう)
葬式のこと。
人の死は予測出来ない場合も多い事から、突然の葬式に対応することになりがちです。
祭(さい)
先祖の霊をまつる事全般をさします。
法事やお盆など様々であり、これらは予定行事として扱える部分もあるため、上の三つに比べると準備が行いやすい。
ユニクロのワンピースを喪服に使う
さて、その冠婚葬祭の葬のファッションですが、以前より、喪服として着ていたのがこちら。
黒いシンプルなワンピースに、ボタンなしのジャケットを合わせていました。
ところが、先日着たところ、タイトなワンピースの腰回りがなんか窮屈な感じ(-_-;)
昨年夏に着たときは大丈夫なはずだったんだけど…と思いつつ、こうなったらダメ元でユニクロにチェックに行ってみました。
まず、試したのはこちら
WOMEN クレープタックワンピース(ノースリーブ) ¥2,990 +消費税
襟が詰まっていてジャケットとも相性がいいかな~と思って試着。
ところが!!!
Oh MY GOD! 二の腕ががっしり~~~(-_-;)
これはいけませんでした。
そして、2枚目がこちら
WOMEN クレープVネックワンピース(半袖) ¥2,990 +消費税
クレープですが、ウレタンが10%も入っているので、適度に重みがあって布が下に落ちるので意外と太って見えません。
ストレッチもあり、シワにならず、家でも洗えそうなので、夏の仏事用にも使えそうです。
少し襟の開きが気になりましたが、ジャケットを着るし、パールのネックレスでごまかせます。
秋冬ならタイツと合わせたり、他の色のジャケットを羽織ったりしても、長く楽しめそうです。
きちんと感も適度にあり、これは使える!
意外にきちんとしたフォーマルファッションを揃えていない50代主婦
ひと昔前ですと、結婚の時に親が喪服(着物)も揃えて娘に持たせるということもありましたが、最近なら貸衣装で十分対応できると思います。
親族のお祝い事の留め袖も然り。
件の友人A子も結婚の時は喪服を持っていなかったので、婚家の葬儀の際は姉妹に借りて済ませてしまったそう。
最近になって年相応の葬祭が多くなってきたので、式服を購入したのだそうです。
哀しみの席に着る喪服、清潔感がありセレモニーのマナーに則ったものであるのが基本。
そんな席で服の良し悪しを品定めする人も少ないと思います。
モノを購入する基準は、あくまでも価格ではなく、アイテムの完成度→【タンスの肥やしを作らないコツ】「安いからいいや」ではなく、安いからこそ妥協しない。
それにしても、3000円+αでセレモニースタイルに対応できるなんて、すごくないですか?
「セレモニーやフォーマルファッションって高いものじゃないと使えない」
みなさんは、そんな風に頭の中で勝手に思い込んでいませんか?
「ユニクロの服はカジュアルしか使えない」ではなく、ジャケットや合わせる小物で、喪服にも使える!
勝手な思い込みを捨てると、使えるモノってすごく多くなると思いますよ。