50代に入ると、 30〜40代の頃とはまた違うリアルなファッションの悩みが…… 出てきませんか?!

今まで似合っていた(と思われる) カジュアルなファッションが似合わなくなるというのも、その1つかな?と思います。

 

特にアラフォーまでなら「きれいめカジュアル」の一言で済ませられたスタイルが、アラフィフに入った途端に、普段着に格下げされてしまうという感じ。

 

ちょっと前に同級生と行った京都旅行の時に痛感したのが、おしゃれカジュアルと普段着にしか見えないファッションの違い。

 

今日は、50代の脱・普段着のススメ、おしゃれなカジュアルファッションのコツについて書いてみました。

 

おしゃれなカジュアルファッションをしているつもりなのに、何を着ても家着にしか見えない。

新しく買いに行っても、今までの安心感からか、いつもと同じものを選んでしまう。

頭の中の脳内コーデはアラサーの時のイメージそのままなのですが、実際はおばさんの若造りにしか見えない。

 

これってもう、体型、年齢、肌質、顔の変化故ですよね……。

50代になると、如実にその事実に直面しします。

 

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例えば、友人たちとの京都一泊旅行。

京都散策といえば聞こえはよいですが、新幹線に乗って、京都では1日歩き回り、夜は飲み会。

しかも京都という非日常に出かけるのですから、ちょっとはオシャレも楽しみたい。

できれば、友人たちの中では「おしゃれ番長(古!)」でいたい(←蘭子の野望)。

 

かなり欲張りな条件を満たすカジュアルファッションが好ましいわけです。
ファッションに関するストレスをなくすために→【実践!おしゃれな50代たちがしている9つの習慣~ファッション編】

 

ほんと難しいなぁ…と思います。

「人と比べなければいいじゃない」→はい、本当にそうなんですが、人と比べるというよりは、自分が納得いかないっていうのが大きいかもしれません。

 

友人との一泊旅行で感じた、50代のイタいカジュアルファッション

 

件の一泊旅行でいえば、私がイタいと思ったコーデは以下の4例。

 

  • 1.  全身バーバリー、カジュアルファッションだけど、ブランド丸出し。

ブランド物をきている安心感なのか、体型はマトリョーシカそのままに放置。

名もないカジュアルアイテムを選ぶと、だらしなく見えたり生活感が漂って見えたりしちゃいそう〜と、心配のあまりブランド物を着てしまうらしい。

 

  • 2.  20代に人気のコーデであるスウェット素材のトップスとロングスカート、足元はスニーカー。

娘と同じようなファッションなのだけれど、全体にサイズ感が大きく腰回りが太い。

腰の太さを隠すためにチェックシャツを巻いているが、どう見ても、寝起きでコンビニに行くような家着にしか見えない。

 

  • 3.  1日歩く事を想定してなのか、Tシャツに綿シャツを重ねて、ボトムはジーンズ。

山登りに行くかのようなスニーカーで万全の準備ともいえるコーデ。

京都のおしゃれな街並みにミスマッチな山歩きファッション。

 

  • 4.  シワにならない素材のワンピース1枚にパンプス、なんと小さなショルダーバッグ1個。

下着の替えはショーツのみを持ってきたそうです。

2日めも同じワンピだったが、1日めに汗を相当量かいたので、帰り際はなんだか汗臭かった。

 

という4コーデ。

この4人プラスαのバラバラファッション軍団が、京都散策を楽しんだわけです(笑)。

でも私が「ちょいイタい」と思っただけで、大好きな友人たちなのは変わりませんので、そこのところご考慮くだいませ。

 

まっ、ファッションは人それぞれだし、楽しかったからよいのですけれどね。

でも、素敵!と見直したコーデもありました。

 

自分の魅せ方を知っている人は素敵

 

「やっぱり、おしゃれだな♡」と見直した友人J子のファッションは、こんな感じ。

 

1日めは、白の綿チュニックTシャツに、くるぶしまでの白パンツ、寒くなったら薄手のグレーのカーディガン。

2日目はトップスが涼しげな白のブラウスと黒パンツにチェンジ、足元は黒のフラットシューズ。

文章だけで言ってしまうと、普通の白黒ベースのコーデなんですが、実際は清潔感があって、とてもよかった。

 

動きやすい、歩きやすい、シワにならない、清潔感がある、カラーのトーンが整っていてスッキリ見えるなどなど、必要条件を満たしつつ、しかもおしゃれ感もしっかりありました。

 

J子は、町で八百屋さんを営んでいます。

なので、地元の飲み会では、それこそ汚れても気にならない動きやすいお店番そのものの格好で、お店が終わってから駆けつけたりするのですが、今回の小旅行のコーディネートには感心しました。

 

思い返してみると、J子は中学校時代からなんとなく大人っぽくて、制服なのに垢抜けていたようなイメージがあったっけ。

きっと昔から自分の魅せどころをしっかりわかっている女性だったのでしょう。

この記事を書きながら旅行の写真を見てみると、やっぱりJ子のコーデは、50代にオススメのカジュアルファッションのような気がしてなりません。

 

脱・普段着のカジュアルファッションのコツ

 

小旅行に限らず、普段の外出着はおしゃれなカジュアル服で…と思っていても、 これが実は家着にしか見えない。

家着は家着でもよいのですが、今まで似合うと思っていたカジュアルファッション。

 

本人はカジュアルだと思い込んでいますが、実はイタい感じ、年齢不相応この上ないということが、ままあります。

それは、自分の老齢化を棚に上げて脳内試着している時、自分の顔を娘時代の顔にすげ替えているから。

 

丸くなった身体でもスッキリ着こなせる服とは?→実践、シンプルライフは上質に。50代にオススメ、おしゃれニットまとめ

 

では、どうしたらいいのでしょうか。

 

年々、老齢化する顔や身体をストップさせることはさておき、カジュアルファッションが家着にしか見えなくならないようにすることはできます。

 

コツは、「50代こそ、カジュアルアイテムはきれいめアイテムとミックスコーデする」こと。

コーデを考えるのが難しい時は、以下のポイントを思い出してみてください。

 

トップス

○チェックシャツには、タイトスカートを合わせる。

 

若い頃には似合っていたチェックシャツやボーダーなどの定番アイテム、デニムと合わせると普段着にしかみえませんので要注意です。

シャツを選ぶのであれば、ハリのあるもの、アイロンのしっかりかかったものを選ぶのがコツ、そしてボトムはきれいめアイテムを。

 

ボトム

○くるぶし丈やスリムなパンツ、タイトスカートなど、Iラインを意識する。

×ギャザースカート、ロングスカートなど腰回りを強調するアイテムを選ばない。

 

腰回りを隠すためのアイテムを選びがちな私たち、でもそれがかえってサイズ感を強調することもあります。

 

足元

○パンツには、きれいめフラットシューズを合わせる。

×デニムには、若い子向けモコモコブーツやスニーカーは合わせない。

 

スキニーやレギンスにブーツやスニーカーは若いからこそ似合うファッション。

真似をしないで50代だからこそ作れる足元を目指しましょう。

 

カラー

○色の組み合わせは、多くても3色まで。白を組み合わせて抜け感をつくる。

×柄モノと柄モノ小物を組み合わせない。

 

自分に似合うカラーを知ることもひとつ、柄on柄が着こなせるのは、よほどのおしゃれ上級者だと心得ること。

 

抜け感をつくる便利なアイテム→無印&ユニクロの◯◯で【50代、着まわしの幅を広げておしゃれ度をあげる。】

 

素材も重要だと思います。

たとえばチェックシャツなどは、柔らかい素材のものだとカジュアル度が上がります=普段着度があがるということ。

 

若ければ、カジュアルがそのままおしゃれにも見えます。

でも50代が、ユニクロのフランネルのチェックシャツを着ると、普段着っぽくなるのはこの辺が理由です。

確かにシルクのシャツを着ていたら、普段着にはなかなか見えませんしね。

逆に普段にシルクのシャツを着ていられる生活にも憧れますが(^ ^)。

 

モノを購入する基準は、あくまでも価格ではなく、アイテムの完成度→【タンスの肥やしを作らないコツ】「安いからいいや」ではなく、安いからこそ妥協しない。

 

私も現在、変化真っ最中!

思うように行かないことも多々ありますが、いろいろ試して参りましょう♪

 

50代もファッションは、まだまだトライアンドエラー!(笑) ですよ。