勤めを辞めて1年弱ほど経った頃、私が出会ったのが「断捨離」という言葉でした。

 

蘭子が「断捨離」という言葉をはじめて理解したのは2013年春頃だったと思います。

本や雑誌で目にすることはあったのですが、きちんとと話を聞いたのは、その時が初めて。

このブログにたびたび登場している断捨離トレーナー 小島万由美さんが、まだ断捨離講座を受け始めた頃のことです。

 

小島さんとは、共通の友人の家で、プチ断捨離セミナーするからいらっしゃいと誘われたのが縁で出会いました。

 

小島さんが断捨離を始めたのは、この友人S子さんと一緒に行ったイタリア旅行がキッカケ、そのツアーで一緒のグループにいた、やましたひでこさんのお弟子さんの話を聞いて断捨離に興味を持ったのだそうです。

 

その後の小島さんの快進撃ぶりはすごいのですが、あらためて振り返ってみると小島さん、あの頃のちょっとピリピリした感じがなくなって、今は本当にいい感じ〜なのです。

 

そんな小島さんのセミナーは→断捨離のコツは「自分を責めない」

 

私もそれを見ていて、断捨離に興味が俄然出てきたといっても過言ではありません。

断捨離をしているうちにあんな風になれたらいいなっです。

 

その後、断捨離を進めるうちに、いろいろなブログを読んでいくと「やましたひでこ⇄クラターコンサルタント⇄断捨離」のクラター(ガラクタ)という言葉から「カレン・キングストン」という人物にぶちあたるようになりました。

 

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蘭子、カレン・キングストンに出会う

 

まず、手始めに読んだのは、カレン・キングストンの著書、初めの一歩である『ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門』ではなく、風水開運法の本である『ガラクタ捨てれば未来がひらける 風水浄化術入門』。

 

「ガラクタ」を捨てること、「スペース・クリアリング (空間の浄化)」を行うこと、さらに風水の処方をすることの利点を理解し、実践していけば、「本当の自分」が、そして「こうでありたい自分の人生」が見えてくるというもの。

本当なら、『ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門』をまず読んで、こちらを読めばよかったのかもしれませんが、たまたまこちらの法が早く手に入ったため、電車に中で一気読みしてしまいました。

 

一冊目『ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門』が初版で出た頃(2002年5月)は、まだ断捨離というものが、あまり知られていなかった頃だと思います。

 

人によっては風水自体をスピリチュアルなものとして捉えるでしょうから、あまり一般受けはしないかもしれません。

ただ、蘭子的にはもともと風水にすごく興味があるので、意外と頭にすんなり入ってきました。

本書の原題は『Creating sacred space with feng shui』(風水で聖なる空間を創る)で、より具体的、本格的なスペース・クリアリング(空間浄化、日本流に言うとお祓いや禊ぎ)の仕方が紹介されています。

日本での発行は『ガラクタ捨てれば自分が見える〜』の続編のようになっていますが、実はそれより以前に書かれたものらしいです。

 

この「未来がひらける〜」を読むと、まさに断捨離と通ずるところが多くて、部屋の気を浄化するスペース・クリアリングをしなきゃ!といった気分になります。

 

蘭子が試した脳内定位盤で、すでに赤ランプが!

 

たまたま、本を読む前に、ママ友から「風水師みたいな人に会って部屋の間取りを観てもらったら、ここと、ここと・・・を掃除しなさいって言われたんだけど、その場所が全部旦那のコレクションや荷物置き場になっていたところだったの〜」という話を聞いていたので、まさに「これだわ!」と、ピンときました。

 

『ガラクタ捨てれば自分が見える〜』にある風水定位盤については、まだきちんと実践していないのですが、脳内定位盤で推測しただけでも、夫の部屋の東側に置いている飾り棚(飾り棚であるにもかかわらず、ここには古い工具などがぎっしり!です)が赤ランプ!

 

この場所は「知識、叡智、向上心」を司る場所なのですが、夫の仕事(知識、叡智)に影響大な気がします。

 

そして、もう一つの気がかりは、玄関から家の中心を通った先にある「名声、社会的信用、知名度」を司る場所が、今や衣料と掃除道具の収納場所になっていること。

 

両親がいた頃は(不思議なことに)ここに大きな仏壇が入っていたのです。

親が意図してそのように配置したとは思えませんが、確かに家で一番高価で魂のこもったものが置いてあったわけです。

 

注;この大きな仏壇ですが、ご先祖様が大好きな妹が引き受けると言って持って行きました。私としては、メンテの大変な仏壇を引き受けてくれて嬉しかったのですが、このスペース結構、大切なところだったのに、今にして気づきました!

 

ここは早急にスペース・クリアリングの必要がありますね。

 

カレンが言っていること、本に書いてあることをすべて実行しようとすると、儀式のようだし、いろいろな小物も買わなければいけないし、なので逆にモノが増えるんじゃないの?とも思えます。(でも、買いませんよ。)

 

一つ手放せば、そのスペースに次の必要なモノが入ってくる

 

私自身はこの年になって実家のお墓も永代の供養塔にし、自分のお墓もなくてよいと思っているくらいですから、儀式的なこともできればしたくはありません。。

ただ、宗教やスピリチュアルには縁の無いタイプの人間ですが、年齢を重ねるに連れ、最近は宗教とは無関係でも神様は必要だしそこに宿る空気はある、と信じています。

 

すべては循環していて、必要な物がやってきて、不要になったら離れていく、一つ手放せば、次のモノが入ってくる。

不要なもの(感情)を手放すと、必要なもの(好きなこと、大事なこと)が残るという引き算方式。 これにはとても共感できます。

 

この本を買ってからはベッドサイドにおいて繰り返し読み、朝起きると今日はどこからとりかかろうかと思案しています。

 

どこもかしこも気になりますが、要はスペースの気をきれいにするということ。

必要なもの以外は置かない・・・シンプルにするということ。

 

シンプルで上質な生活、私の目指すミニマリストの姿。

粛々と、今日もすすめる他はありませんね。