3年前、私は断捨離を知り、不要なものを手放す作業を始めました。
目指すは『シンプルで上質なくらし』をしているミニマリストです。
でも最近、目につくものを手放しているはずなのに、視野はどんどん狭くなり、実は周りが見えなくなっているんじゃないか?って思うようになりました。

 

なぜって?

 

大物を捨てているのに、ちっともサッパリしない、片付いてもいない我が家。

「こんなに結果が出てこないなんて、おかしいんじゃない?」

 

今日は、断捨離倦怠期に陥ってしまったら試していただきたい方法についてです。

 

いままでは、ミニマリストさんたちの何にも置いていないスッキリした部屋や暮らしぶりを見るたびに、心のどこかで「あんなに何にもないなんて文化的じゃないわ」(←単なる偏見です)とか、「シンプルすぎて、ちっともおしゃれじゃないよね」って、毒づいていました。

 

でも、まずはいったん「本当に何もない状態にしてみないことには始まらないんじゃない?」(←と、誰かの声)。

 

暮らしぶりがミニマムにならないのは、何かやり方が間違っているのか?

それとも、重篤な何かを見逃しているのだろうか?

いつまでも片付かない家に住み、自問自答しているうちに、いつかしら、私、ぐるぐると断捨離倦怠期になっておりました。

 

息子に言われて目が覚めた→【断捨離が加速した理由、息子からのキツイ一言】〜モノを手放す日々〜

 

そうそう、ウチってモノが多すぎるのよね。

 

断捨離が進まないのは、自分のせいじゃないのです→断捨離のコツは「自分を責めない」

 

気を取り直して、断捨離倦怠期の今日も「1日15分27個」捨てることに集中です。

 

「捨てる」ための参考書はこちら→ブロガー筆子さんの本「1週間で8割捨てる技術」に学ぶ。1週間の集中断捨離のススメ

 

キッチンで見過ごしていたモノ

 

食器棚を2本捨て、食器自体も粛々と手放しているキッチンスペース。でも、まだまだあるよ~捨てるものが。

今日は、いつもスルーしていた目の前のキッチンツールに着手。

 

コンロの目の前に吊るしているイケアのポット。
ここには、計量スプーン、フォーク類をどさっと入れています。
料理の味見をしたり、ちゃちゃっと混ぜたりするときに大きなお玉を取り出すより便利なので、まとめているのです。

 

しかし、この中のカトラリー、こんなになくてもよいかも・・・(-_-;)。

 

 

 

 

 

まず、いつもヘビロテの人たちがこちら(キープグループ)

 

 

 

 

 

 

使い勝手のよさげなカトラリー数点(若干、絞るグループ)

このカトラリー、実は飛行機に乗った際の食事用のカトラリーなんですけれど、小さめで味見用にぴったりなんです。

 

 

でも、その中で使いにくいな~って思っていたのが右端(JAL)のもの。
スプーンって実は微妙なカーブがついている方が使いやすいんですが、右端のはそのカーブがないんです。
それで、いつも使いづらいな~って思っていたのを思い出して、これは断捨離することに決定。

 

そうやって、このポットから抜いたものがこちら、16点

 

 

 

 

 

 

残すものがこちら。

「こんな小さなモノも手放せずに持っている意味なんてある?」って、自分に突っ込んでしまいました。

そもそもなぜモノが増えるのか?→収納そのものを断捨離する過激派が食器棚を捨てる

 

お気に入りのキッチンはイケアで、セルフビルド→暮らしの楽しみ方を教えてくれた、IKEAのシステムキッチンの魅力

 

見栄アイテムのガードルを捨てる

 

お次は、タンスの引き出し~インナー編。

 

インナーはかなりユニクロ贔屓の私ですが、見渡したらしばらく着けたことのないガードル発見。
もう何年も、着用していないよね、こんなきついもの。
大体、生活もゆるゆる、誰にお尻をアピールするでもない生活なのに、今後着けることあるのかしら~?っと、一度試着してみました。

 

私に今必要なのは体形補正よりあったかインナー→ユニクロのインナーで、50代おしゃれミニマリストはシーズンレスを目指す。

 

苦しすぎて、無理~~~~(笑)。
しかも穴もあいてるし。

 

 

 

 

 

 

小さすぎてサイズが合わないショーツ、伸びきったタイツ(しかも、このド派手色)、合わせて計6点を断捨離決定。
前回、相当断捨離したはずなのに、なぜ、まだここに隠れていたんだろう?

 

インナーだけじゃない、厳選するべきニット→実践、シンプルライフは上質に。50代にオススメ、おしゃれニットまとめ

 

リビングの小引き出しにあった役にたたないMDプレイヤー

 

何度、断捨離しても終わらないリビングの小引き出し。

 

このMDプレイヤーも、実はスルーしておりました、別名「野望グッズ(命名は筆子さん)。
いつかやろう(という野望の元に)と、思っていた英語、そのテキストについていたCDをMDにおとすまではよかったが、ほぼ使わず今に至る。

英語レッスンする前に転職しちゃったし、レッスン内容と実践は全く違っていたし・・・。

それにしても、イヤホンもコードもあるけれど、肝心のバッテリーがない!

備品が揃っていないので、売りにも出せない代物、ほぼ10年、ここに隠れておりました。
こちらプレイヤーとコードなどなど5点。

 

ふむふむ、今日は15分で合計27点、ダンシャッたモノです。

 

断捨離倦怠期の蘭子、初心に戻る

 

こんな倦怠期だからこそ、このブログを書き始めたころの記事を読み返してみました。

 

目的は豊かに暮らすこと→【元祖ミニマリストとは?】
ライアンとジョシュアが語るミニマリズム。
モノを最優先にすると、視野が狭くなり本当の優先順位を見失ってしまう、ということです。私たちは、人生の目的を見失ってしまいます。だから、余計なモノは放り出して、ガラクタを片付けてみる事で、残った本当に大切なものに集中することができるかもしれません。本当に大切なものとは、健康や、人間関係や、成長や、コミュニティ。このようなものではないでしょうか。

 

そう、彼らは、まず家の中のものを全部段ボールに入れたのですよね。

あの記事を書いたとき、私は「今、暮らしながらなんて、自分はそんなこと無理、できっこない」って思ったけれど。

 

「ミニマリスト」ってモノを持たない人のことではないのです。
目的は「豊かに暮らす」ということ。

 

私がしたいのはモノを優先した片付けではなく、自分に必要なコトを見極めて「シンプルで上質に暮らす」ってこと。
そうでした~今日もまた再確認。

 

さて、みなさんも断捨離倦怠期になってしまったら、今一度「進まないのは、自分のせいじゃない」と唱えながら「1日15分27個」捨てることを続けてみてはいかがでしょうか。

 

モノではなく、コト。

プチ断捨離をするうちに、きっと、残った本当に大切なコトに集中することができると思いますよ。