我が家では、よくママ友と家飲みをするのですが、逆にママ友の家に飲みに行くことはそう回数が多いとはいえません。

ほとんどの主婦は、家が片付いていないから「今すぐ人を招くことができない」と言います。(というか、私が招ばれていないだけ!?)

 

外食するより、家飲みの方が楽しいよね〜と思っている方。

だから人を招いて家飲みしたい!と思っている方。

だから、モノが多い、散らかっている部屋をなんとかしたいと思っている方のために、今日は解決方法を書きますね。

 

何かのついでに「じゃぁ、あとで家に寄るね」と言うと、大抵は「家が散らかっているから、私が持って行くよ」と言われます。

今すぐ誰かが訪ねてきても「どうぞあがってください!」と言えないほど、散らかっているらしい(勝手に憶測)。

でも、それほど「モノが多い」生活をしているということです。

モノが少なければ、そもそも「人を招けない」ほど散らかることは考えられません。

 

まぁ、私の場合は年がら年中断捨離をしているので、いつも玄関に捨てるモノが山積みだったり、「Giveaway(お好きに持っていってください)」のモノがリビングにあっても人はやってきてしまうのですが。

 

家の中のモノが増える理由

 

では、家の中のモノが増える理由について考えてみましょう。

 

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理由その1  モノを家に持ち帰る行為がモノを増やしている

 

100円ショップに行けばどんなモノでも揃う時代。

買う時は気分良く安いから、どんどん買って、捨てる時になると急に戦後のモノがなかった時代の考え方「もったいない」が出てしまう。

これでは、家の中がモノで溢れてしまうのは当たり前です。

 

そもそも、買ってくる時やモノをもらって家に持ち帰る行為がモノを増やしている行為である認識が薄いのです。

一旦、家に持ち帰ったら誰かが家の外に出すまで家の中にモノはあり続けるのです。

 

持ち込まない努力、入れたら出す意識→1年で1000個、増えているモノ知っていますか?きちんと把握すればモノは増えない。

 

モノを買わなくても、ドラッグストアで試供品をもらった、駅でティッシュをもらった。

郵便を取りに行ったら、チラシやDMが入っていた。

毎日、何らかの形でモノは増えています。

そのことに早く気づきましょう!

 

理由その2 とりあえず置いておく

 

持って帰ってきたモノ、家に入れたモノ。

過去に買って、現在はもう使わなくなったモノを「いつかまた使うかもしれない」などという理由で、とりあえず置いておくってしていませんか。

 

使い切ることのできる食品はともかく、郵便物やDM、日用品のストックや、もらってしまった粗品などをとりあえずどこかに置いてしまうという行為。

無意識に置いてしまうということに気付く→置かずにすぐに処分するか、使うことで動線が変わってきます。

 

一生懸命片付けても、家族の協力が得られず、すぐに散らかってしまう時には→蘭子のお片づけと掃除のお悩み解決サロン「空間と心の関係について」

 

理由その3  いつも、ひとまず「要る」と思っている

 

先日も無印良品週間が始まったり、ユニクロの春の新作が出たりと、人というものはつい新しいモノを手に入れたいという衝動に駆られます。

ひとまず「新しい服が要るわ」と思ってしまう。

ですが、手持ちのモノで十分ではないですか?(自問自答〜笑)

 

うっかり衝動買いをしないようにしよう!→【2017年春の無印良品週間】~買いたいモノ、買い足すモノ 

 

そして増えすぎてしまったモノを減らすには、まず先に必要なモノを先に選び取ることが必要になってきます。

選び取る軸は「今」です。

「今」の定義はおおよそ1年と設定してみてください。

 

例えば、去年の「今」、使っていたかどうかで判断します。

去年の春(3月)着た服は「今使っているもの」に入れます。

おととしは着たけれど、去年は着なかった服は「今、使っている」にはいれません。

 

ここで注意するのは、自問自答する時に「これ要る?」と心に聞かないこと。

なぜかというと、ふつう「要る?」と聞けば、べつにあってもなくても支障ないものだとしたら、ひとまず「要る」と答えませんか?

 

「要るか要らないか」(必要か不必要か?)という質問をしてしまうと、答える時に無意識に自分の感情が入ってしまいます。

なので、質問は、「これ使っている?」「最後に使ったのはいつ?」と聞いてみること。

この質問の特徴は、単純に「事実」を確認しています。

 

「要る、要らない」と「使っている、最後に使ったのはいつ?」との違いが分かりますか?

 

例えば、昔、誰かからお土産にもらった犬のぬいぐるみがあったとします。

ずっと、置きっぱなしで埃だらけです。

捨てようかどうか、迷ったときこんな想いがよぎります。

 

「使っていないけど、かわいい」

「〇〇さんから、もらったのよね」

こういった「感情」にあたる部分が、迷いの原因となります。

 

「要る」か「要らない」か?と聞かれたら、ひとまず「要る」と答えてしまうのは、この「感情」が原因です。

 

モノを選ぶ時は、「要る」「要らない」という質問を使うのではなく、単純に事実を確認する「使っている」「使っていない」という質問を使うと「今」という軸で選び取ることができます。

 

モノが多い部屋を手っ取り早くすっきりさせる方法

 

私が昔よくやっていた方法は、片付いていないものを紙袋に入れて、押入れなどに一時 避難させるという方法でした→あくまで、これは失敗例ですから真似をしないでください。

 

人が来ることが重なると、紙袋がやたら増えてしまい、どの袋に何をいれてしまったのか、わからなくなるということもしばしば。

そのまま、何年も押入れに入ったまま、行方不明になった書類もありました。

 

リビングが散らかってしまうのは、「今、使っていないモノ」が多いのではないでしょうか。

使っていない置物、造花、使う予定のないDM、積ん読新聞や雑誌、買ったモノが入っていた紙袋、領収書、アイロンをかける予定のシャツなどなどが、散らかっているのではありませんか?

 

まずは「今使っている」モノだけを収納に戻します。

埃の積もった置物や造花は使っていないものとみなします。

使う予定のないDMは捨てます。

今、使うものだけに絞ってみてください。

 

次に片付けなくてはいけない未完了のものに手をつけます。

積ん読新聞は読むか、もしくは読まずにストックする。

紙袋は適正量のみをストックするだけにして、あとは処分します。

領収書は、しかるべき箱かどこかにしまう。

シャツにアイロンをかけることをすぐにするのか、もしくは一旦クローゼットに吊るす。

 

今できることを先延ばししないことで、モノは片付くはずです。

 

すべきことが終わっていないモノすべてはガラクタです→私が断捨離すべき4つのガラクタとは?

 

こんなモノ余りの時代だからこそ、本当に「今」必要なモノに絞って生活することが大切なのです。

別に「モノがなくて不便な生活をしたほうがいい」とも思いませんし、モノがなかった時代の生活スタイルにする必要もありません。

便利な現代だからこそ、必要と不必要の区別ができる自分の軸を作っておくことが大切だと思うのです。

 

人を招くには、モデルルームのようなすっきりとした空間でなければならないなんてルールはどこにもありません。

家というものは、その人らしさ。

 

私が、よくお招ばれに与るEさんの家は、決してすっきりと片付いた家ではないのですが、Eさんの好きなモノ、使っているモノに囲まれていると、とても居心地がよいのです。

 

「人を招くことができない」と思ってしまうのは、きっと心のどこかで、自分自身が居心地が悪いから。

自分にとって必要なモノに囲まれているのであれば、自然と居心地のよい家になっているはずです。

そうすれば、きっと、人を招くことに躊躇はしなくなると思いますよ。