「玄米って消化に悪いと聞いたけれど、大丈夫?」

玄米を勧めると、よくこんな答えが返ってきます。

 

身体にいいと知っていても、よくテレビで誰かが言った、何かの本に
「玄米は消化に悪い」と
書いてあるからかわかりませんが、玄米は消化に悪い、
と思っている方がとても多いように感じます。

 

人って、何か
情報に触れると、「そうなのかな?」と思って
気になってしまいます。

そして「そうなのかな?」と思ったまま、それを知識としてしまうことって多くありませんか?

 

健康についての疑問に思うことをそのままにしておくと、誤った情報のまま、あまりおすすめではない食生活をしてしまうこともあります。

 

今日は、
消化についての正しい情報をお伝えしようと思います。

 

白い食べ物は消化によい→健康によい?

 

いつも思うのですが、
なぜか玄米だけが消化に悪い、
と矢面に立たされているようです。

実は、動物性脂肪とタンパク質である
お肉のほうがもっと消化が悪いし、またほとんどの野菜は、
消化に悪いということは、あまり知られていません。

 

例えば、
とうもろこしとか、きのことか
そのまま便として出てきませんか?(あんまり、ちゃんと確認しないかも、ですよね。笑)

 

食物繊維をたくさん含むものだったり、
脂肪やたんぱく質をたくさん含むものって、
そもそも消化しづらいものなのです。

 

じゃあ、炭水化物であるお米は?
という話になるのですが、炭水化物は比較的
消化しやすい食品ですが、白米と玄米では、
その成分が違います。

 

精米されて、
ぬかや胚芽の部分がない白米は、
精製度が高いため、玄米がもっている
ミネラル、ビタミンなどの
有益な成分をもたず、なおかつ含まれているたんぱく質も
少なくなるため、だから玄米より白米のほうが
消化にいい、
という発想になります。→食と病気の関連性の証明「マグガバン・レポート」について

 

事実、玄米より白米のほうが
消化にいいことは間違いありません。

精製度が高ければ高いほど消化しやすくなるのが、食品の特徴です。

病気の時に、おかゆを食べることからも、よくわかりますよね?

 

だから炭水化物でいえば、
究極に精製された白砂糖が消化にいいものの筆頭になります。

ですが、先日の記事でも書きましたが、
白砂糖がどれほど悪影響を及ぼすか
少しは知っていらっしゃると
思います。→食のシンプルライフ化 白い食べものを断捨離する

 

消化にいい、悪い、だけが
食べ物を選ぶ基準ではない

 

例えば、消化に悪いもので
代表的なものに、
ごまがあります。

私たちは、
ごまは身体にいいということは周知の事実ですし、消化に悪いから食べない、とは誰もいいませんよね。

 

アレルギーの方もいらっしゃるので、
注意が必要な食品ではありますが、ごまに含まれる脂質、
ポリフェノール、繊維質、ビタミン、ミネラル・・・どれをとっても体にいいものばかりなので、
私たちは食べています。

 

消化が悪いにもかかわらず、です。

 

大事なことは、消化にいいか、悪いか、ではないのです。

まずその食材に、
どんな栄養素やエネルギーが
宿っているかが大切です。

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そしてそれは、
実際自分で食べてみたり、
また家族に食べてもらったりして、どんな影響があるかな?
とみていくしかありません。

 

残念ながら、ごまは
アレルギー指定品目なので
注意が必要ですが、ご飯=玄米に関しては、
アレルギーのある方は
ほとんどいないようです。

(まれに、お米アレルギーという子も
見かけますが…)

 

注意することは、
消化に悪いとわかっているものだったら、
まずは消化できるような炊飯方法で、美味しく炊くこと。

そしてそれを、
しっかり噛むということを
学び、練習していくことです。

 

いつまでも柔らかいものばかりが
食卓に並んでいたら、どうやって子どもたちは噛むことを学べばよいのでしょう?

いつまでも豆腐を食べている子に、
ごぼうは噛み砕けません。

 

心と食生活について→心が満たされていないと食べすぎる~食生活の質を上げる

 

一家の主人の無知は貧乏を呼び、一家の主婦の無知は病人をつくる

 

アラブだかインドだかの諺で、父親の無知は一家を貧乏にし母親の無知は家族に病人を出すという例えです。

子どもには普段の勉強以外、小さな頃からしっかりと学んでほしい事、それが「お金の知識」と「食の知識」だと、最近つくづく思います。

 

人のお金の使い方は、その殆どが小さな頃からの親の刷り込み、親のお金の使い方に影響されているそうです。

お金にだらしない使い方をした親なら、その子どももまたその刷り込みの影響により、そうした事になる(あな、おそろしや〜)。

 

食の知識もまたしかり。食は全ての基本の基本。

身体を作るのも、心や感情を作るのも、実は全て食べるものからという事を知ってからは食の大切さを再認識しています。

 

自分たちの親の世代の当たり前は、現代ではそれは当たり前ではなく、しっかりと最新の情報にアップデートしていかないと健康は守れません。

 

食生活に関しては、変えたからといって、すぐには結果が出ないかもしれませんが、その積み重ねがやがて大きな差になり、後戻りできない状態になった時に後悔しても遅いのです。

 

子供を健康にするのも病気がちにするのも全ては親の責任。

子供を将来お金に困らないようにするのもやっぱり親の責任。

 

数多くある食の情報、
「あれがいいの?」
「これがだめなの?」
と振り回されているうちに、子どもはあっという間に大きくなり、私たちは年をとってしまいます。

 

シンプルライフ、特に食のシンプル化を進めるなかで、巷の情報に惑わされないためには、食に対しての正しい知識をもつことが必要なのです。