悲しいことに50歳を過ぎると親しい人の訃報を聞くことが多くなります。

自分よりも歳が上である親世代なら、仕方のないことかもしれませんが、同世代の訃報に関しては本当に残念に思います。その多くの死因ががんと脳梗塞など。

 

現代の死因の二人に一人が癌という事実・・・・

なぜ、今日本にがんという病気が増えてしまったのか、考えたことはありますか?

 

私は、モノやコトに振り回されないシンプルライフを送るには、なにより健康な身体を手にいれることが大切だと思っています。

ふだんから、自分の健康のためには何が必要なのかという知識は身につけておきたいものです。

 

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なぜ、今日本にがんという病気が増えてしまったのか?

 

戦前(1940年)の日本人の死因のトップは結核、ついで肺炎、気管支炎、脳血管疾患と続きます。
ところが、1955年より脳血管疾患が第1位、悪性新生物(癌)が第2位。1970年には悪性新生物が第1位になり、心疾患も第2位まで上がりました。

さらに、悪性新生物は1960年から1995年までの間に2倍となり、今では死因の第1位となっているのです。  出典:厚生白書1996

 

ここで、考えさせられるのは病気の原因です。

戦前の結核や肺炎は細菌によるものでした。ですが、現在の死因の多くである癌や脳血管疾患は、自分の身体の中だけの問題、つまり食生活によるものなのです。

 

医療費破綻からアメリカ政府が投じた一手

 

アメリカでは1960年代後半、生活習慣病の増大により国民の医療費が膨れあがり、心臓病や癌の治療だけでアメリカ経済がパンクしかねない状況でした。(今の日本のようですね)。
それを受けたニクソン大統領(当時)は、巨額の予算を死因の一つである癌の死亡率半減を目指した事業に投入。主に治療技術の改善などに取り組みました。

しかし、効果は上がらず、癌の罹患者は年々増え続けたため、その後、治療ではなく予防を重視した対策へ方向転換が図られたのです。

 

1975年、フォード大統領(当時)は、副大統領(当時)のジョージ・S・マクガバン上院議員を委員長とする栄養問題特別委員会を設置。

同委員会は、’77年に「アメリカ合衆国上院栄養問題特別委員会報告書(通称:マクガバン・レポート)」という5,000ページにも及ぶ膨大なレポートを発表します。

 

このレポートでは、アメリカ人の食生活を、「諸々の慢性病は肉食中心の誤った食生活がもたらした食原病であり、薬では治らない」とし、大量の脂肪、砂糖、食塩が心臓病、がん、脳卒中など命を奪う病気に直結していることを指摘しました。
これは病気が菌によってだけ起きるのではなく、食事や栄養の摂り方の歪みによって起きることを公の場で明らかにした初めての文章といわれています。

これ以降、アメリカでは食事を通じて病気を予防する研究や取り組みが盛んになっていきます。

 

この「マクガバン・レポート」を補足する形で発表されたのが「食物・栄養とがん」に関する特別委員会の中間報告です。

 

そのレポートで特に注目されるのは、「動物性タンパク質の摂取量が増えると乳がん、子宮内膜がん、前 立腺がん、結腸・直腸がん、膵がん、胃がんなどの発生率が高まる恐れがある」として「これまでの西洋風な食事では 脂肪とタンパク摂取量との相関関係は非常に高い」と述べられていることです。

 

このレポートの中でもっとも注目されたこと

 

それは「最も理想的な食事は元禄時代以前の日本人の食事である。」という報告。

(精白しない殻類を主食とした季節の野菜や海草や小さな魚介類)。
健康のためには元禄時代以前の食事が理想的とあるのは、 元禄時代には精米技術が発達し、白米を食べるようになったためです。

 

お米は精白することで、胚芽に含まれるビタミン、酵素、ミネラル、食物繊維といった、 貴重で重要な栄養素が無くなってしまいます。

その結果「江戸わずらい」、 すなわち脚気が大流行したという話が歴史にも残っています。
ですから、単に日本食とは言わず、 栄養的に優れている玄米を主食にしていた頃の和食、精白しない殻類を主食とした季節の野菜や海草や、小さな魚介類といったものが理想的な食事というわけです。

 

現在、アメリカでは分子矯正栄養学は、医学部でも専攻さるようになりましが、その頃は、医大で栄養コースを必須科目にしている大学は、ほんのわずか(約4%)にすぎませんでした。

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マクガバン・レポートには「このような単純なことに気が付かなかったのは、20世紀の医学に特有の思考回路、偏った思考回路が支配していたからだ!」と言っています。
現代医学は対処療法といって、病気になってから対応するという療法で、栄養に盲目的な医学です。病気の予防という見地からは、医学革命が必要で医師の再教育も必要とまで言われています。
今まで医療の進歩に頼っていた現代人は、根本から身体の栄養についても知識を持つことが必要なのではないでしょうか。

 

食生活を改善すれば、病気にならない身体を作ることができる

 

 

病気なのに、食生活を根本的に改善しようとする人は少ないです。

特に、生活習慣病、食源病を改善するためには、なによりも食事の見直しです。

 

頭ではわかっていても、肉がないと嫌だ、白米でないと美味しくない、野菜が嫌いといった人ばかりです。
でも、食生活を体に良い健康的なものにほんの少しシフトチェンジすることで、「食が原因で起こる病」を予防することができるということを理解してください。

 

最近では生まれつきアレルギーを持っている子供も多く、また、日本の小中学生の3~5人に1人の割合で「肥満」「高コレステロール」と診断されています。これを治すには親が食生活を改善することが必須なのです。

 

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2014年には日本食は世界遺産にも登録されましたが、これはマグガバン・レポートの影響力は大きいことが理解できます。
マグガバン・レポートが発表されたことによって、日本食は世界中で知られる食文化になりました。

 

蘭子も、普段は元禄時代前の食生活を基本に玄米食を食べていますよ。

 

痩せたい、アレルギーを治したい、生活習慣病を治したい・・・そう思われる方は、ぜひ、マグガバン・レポートによって証明された食と病気の関連性を重視した健康的な食生活をスタートさせませんか。