暮らし上げること・・・あらゆる人が日々、暮らしの質が上がったら・・・と思いながら暮らしていると思うのですが、そもそも質を上げるって?どういうことなのでしょうか?

 

衣食住のすべての質を上げるということですが、それぞれに高める質の内容が違うと思います。

 

住むところを決める時、人は何を基準に選ぶのでしょうか?

間取り、広さ、家賃(または分譲価格)、交通の便、職住接近、環境等々、いろいろな角度からみて選びます。

 

蘭子の場合は、実家に住むと決めていたので、選ぶも何もありません。

しかもリフォームをするような経済的な余裕はないので築60年近い家を騙し騙しリノベーションしながら住んでいます。

 

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家の広さについて

 

家の質を問う時に、まずは広さということを頭に浮かべる方は少なくないと思います。

それくらい広々とした空間に対する憧れや安心感というものを持っている人が、多いのではないでしょうか。

 

蘭子の独身時代に住んでいた所は6畳にキッチンのついた1DKでしたし、子供が生まれてから住んだのは2DK。

1DKよりはるかに広いところに越したのに、家具をいれてみたら想定外に狭くなってしまいました。

 

いずれにせよ賃貸でしたので、私の「お気に入りの部屋」にするために大規模な改装もできない故、いろいろな家具や雑貨を買って自分の欲望を満たしていました。

 

家族3人で実家のそばに借りた部屋は、家具がまだ運ばれていない状態の時は、こんなに広いところに住めるなんて!と感激したのですが、いざ引っ越して家具を置いてみると、布団を敷くのもやっとの広さという有様でした。

 

しかも、独りで住んでいた時は、それなりに自分好みの部屋にもできましたが、家族で住むようになってからはそれもできず、今の実家に移り住んだらすべて自分の好みにするのだと、そればかりを考えていました。

 

今の家は、広さはありますが、物が多いのであまり住みやすいと思えません。

せっかく引っ越ししたのに、です。

数年前のマキシマリスト時代に比べたら、ずっと物は少なくなっているはずなのに、いまひとつスッキリしないのは、何かが増え続けているからです。

 

昨日も、衣料の断捨離をしていて、もう新しく何かを買うのはやめようと本当に心に誓いました。←いつまで続くやら(笑)

 

家の中の空気が澱むとお金も回らない

 

新築、もしくは手入れが行き届いている家なら、そんな心配はないでしょうが、管理の状態というのはかなり重要だと思います。

 

私たち家族が移り住んだ頃の実家は築60年近く、何度かの増改築を経ていたことと、母と妹家族6人の7人が住んだ後でかなり荒れた状態になっていました。

 

妹は、キッチンからお風呂・トイレ等の水周りの普請や家が広いが故にかかる電気代や暖房費の高さに鬱々とし、新築ならこんなに経費はかからないといって引っ越してしまったのです。

 

まぁ、家に対する想いは人それぞれですから仕方がありませんが、私自身は古くても広い家に住めるようになったのは感謝としか言いようがありませんでした。

 

その後、この家については次々と(リノベーションをしなければならない)事件!が持ち上がりますが、不思議な引き寄せで、意外にもお金のかからない方法で今のところ済んでいます。(それについては、また後ほど)

 

この家に越したばかりの時は、かなり重大な経済問題が持ち上がってはいましたが、せっせと玄関の掃除をしたり、家の中のものを処分したりと、とにかく家の中の空気を動かしていたので、不思議とお金も回っていたということでしょう。

 

「お気に入り」とは自分らしさ

 

いままでの賃貸では実現できませんでしたが、今回はどうしてもしたかったことが蘭子にはありました。

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それは、家族それぞれが自分の部屋を持つこと。

間取りの都合で、息子に完全な個室はないのですが、半個室(仕切りのある部屋)があります。

 

そして、それぞれの部屋はその人が好きな壁紙やカーテンにすると決めていました。

夫と息子はそれほど強くは思っていなかったようですが、いざ壁紙を選ぶ段になって意外にも夫が個性的な柄を選んだのには驚きました。

 

さて、蘭子の部屋はというと、前々からどうしても使いたかったデザイナーズギルドの柄でカーテンと戸棚を作りました。

 

その柄を生かすために壁紙は濃い紫に・・・普通の家ではあまりないかもしれませんが、これが私らしさということで家族も納得したようです。

 

たまたま、家の建っている地区が防衛庁の防音工事地区に入っていたため、公費で大掛かりな修繕工事をすることになり、この個室の壁紙などについてはほぼ自腹を切ることなくできたのも本当にラッキーでした。

 

さて、器自体はかなり綺麗になったのですが、やはり、その中のインテリアは重要だと今更ながら思います。

 

さすがにインテリア雑誌にでてくるような部屋を目指しているわけではありませんが、たまにセンスの良い友人に家に行くと自分の家の片付かなさと比べて落ち込むことも多々あります。

 

ですが、自分の部屋に帰ってくると、そこが片付いていなくとも「日本の家によくある白い壁と白木がベースのインテリアは、私には物足りないな」と、いつも思い直し「やっぱりここが一番だわ」と思えるのです。

 

もし、今、ご自宅の何かが気に入らないとしたら、そこを直すという方法もありますが、もう一つは、どこかにモノではなく「お気に入りのスペース」を作るのがよいと思います。

あなたらしさがどこかにある家なら、今までよりずっと愛着が持てるようになると思います。

 

住環境の質とは?

 

もう少し良くするには?と考えると、結局のところ、何かを買い足すのではなく断捨離してモノを少なくすることが第一だと思います。

 

ミニマリストへの道を歩んでいるのも、シンプルで上質な生活をしたいから。

 

なら、上質な生活とは?と突き詰めていくと、こと家に関しては手をかける・・ということではないでしょうか。

食生活も衣服もそうですが「手をかける」、つまり心にかけて大切にするということです。

 

実は先日、父が写した昔のこの家の写真が出てきたのです。ちょうど東側の道路から玄関と家全体を撮ったものでした。

 

それを見た夫が「随分、きれいに手入れをしていたんだねぇ。僕たちももっときれいに手入れしなきゃいけないね。」と、しみじみ言ったのです。

 

確かに父がいた頃は、毎週休みの日は草取りや家の修繕をせっせとしていましたし、家の中の電球が切れているなんてこともなかったように思います。(今は切れていても、生活には支障がないと、結構そのままに放置していることもままあります)

 

父は確かに家が好きでした。とても大事にしていました。

それを突き詰めていくと、家族を愛し守っていたのだと思えるのです。

 

私は、今、家が好きだろうか?家を大事にしているだろうか?

そして、そこに住む人たちを大事にしているだろうか?

 

暮らしの質をあげる・・・私が感じるのは、そこにはモノやコトを大事に扱うという気持ちが流れているということですね。