先日、Amebaが発表した『BLOG of the year 2016』で、歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの奥様で、進行性乳がんを公表しているフリーアナウンサー・小林麻央さんのブログが、最優秀賞を受賞したニュースが流れてきました。

 

このブログ、立ち上がった頃から蘭子も何度も読ませていただいています。

梨園の妻、そしてアナウンサーという立場上、ガンを公表することはとても勇気が要ったことだと思います。

言わない勇気よりも公表する勇気を選んだ麻央さん。

 

受賞コメントで、「ブログを綴ることで、命をつないできた」と語っています。

仕事をしているとか有名人とかの枠を超えて、どんな人も麻央さんの姿勢から学ぶものがあります。

 

今日は、麻央さんのブログから私が学んだことをお話したいと思います。

(*画像は小林麻央さんのブログよりお借りしました。)

 

麻央さんは「ブログオブザイヤーを受賞させて頂き、心より嬉しく、御覧下さっている皆様に感謝でいっぱいです。」と喜び、「KOKORO.を開設してから、ブログの更新を楽しみに、時には目標にしながら1日1日をつないできた気がします。

 

今しかない今の気持ちを残すことで、どんな自分の気持ちも、より大切にできるようになりました。皆さまからの励ましの言葉を読むたびに、力が湧き出てきます。本当にありがとうございます。ただありのままに綴っているブログですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。」と、ブログが闘病中の糧となっていたことを明かされました。

 

2016年、とても話題になった麻央さんのブログ

 

「ガンの影に隠れない」という強い意志で綴られる小林さんのブログは2016年9月の開設から注目を集めていました。

 

「病気に負けずに頑張る姿にこちらが元気をもらいました。」「告白した勇気を尊敬します。」など、小林さんの想いがこもったメッセージ性のあるブログの内容に多くの共感と支持が集まり、一般投票の得票数でも1位となりました。

インターネット上だけでなく、世の中でも女性のがん検診に関する話題が増えるなど、社会的にも大きな影響を及ぼしたのです。

 

人からの評価が気になるのが普通

 

人はバッシングされたり、ちょっと人から何か言われたりなど、よそからの評価を気にするものです。

中には気にならない方もいるでしょうけれども。

どんな人でも、ちょっとしたことで怯むことはあります。

 

人の目が気になって仕方ない、人からどう見られるかがとても気になる人、ある意味、ほとんどの人が人の目を気にして生きています。

私自身も、人から見えている自分は、ある意味それが正しい自分なのではないか、という考えになるときもあります。

 

自分のことは、自分がいちばんわからないものです。

そのために、誰かに相談したり、アドバイスをもらいたいと思うことがあります。
アドバイスをくれるママ友ってウザくもあり、頼りにもなる有難い存在→シンプルな人間関係について

 

アドバイスをもらっても、忘れてはならないこと。

 

注意されたこと、アドバイスされたこと、それらを受け止め、自分のやり方を改善することはとても素晴らしいことだと思います。

でも、その上で忘れてはならないこと....それは、自分の信念やポリシーです。

 

50代になっても、人様を関わりあう傍らで、学びを続けインプットして自分の考えとなるよう消化し、自分の信念やポリシーとしてアウトプットすることって必要だと思います。

 

シンプルライフしかり、ミニマリストを目指すこともしかり、断捨離だって、自分の軸を持つというのはとても大事なことなのです。

 

在りたい私はこんな暮らしをしている→真のミニマリストとは?

 

「自分軸を持つ」とは?

 

では、「軸を持つ」とは、どういったことなのでしょう?

 

私は、つまり「自分を信じる」ということだと思っています。

私のポリシーとして、「誰でも自分の人生は、自分の想った通りに現実化していく。」と思っています。

 

だからこそ、「在りたい自分」を明確にし、そこに向かって生きていくことで現実がついていくと信じています。

そのポリシーがねじ曲げられるようなことがあっても、笑われることがあっても、自分自身の信じる軸があれば「そうなんですね」とさらりとかわすことができます。

 

麻央さんは、進行性乳がんという、難しい病を抱えていらっしゃいますが、ご自身を信じているからこそ、心強くブログを綴れるのではないでしょうか。

自分の可能性を信じている人の言葉には説得力・影響力があり、人は惹かれるものです。

 

人にはみんな寿命があります。

麻央さんのブログを見ていると、50代の私もやっぱり毎日を生きていると感じます。

 

だけど、自分って健康なのに本当に在りたいように生きているのかな? そんな風に疑う時もあります。

健康の有り難みって、自分が病気になったときに分かりますし、有り難みに気づかない限り、毎日をドブに捨てて生きてしまっていることもあるでしょう。

 

それって本当にもったいないと思いませんか。

昔、夢みていたことも、いつのまにか諦めていたりしませんか。

 

もう一度、自分の送りたかった人生を見直すことをして、日々生きるってことを大事にすること、そういう前向きさを麻央さんのブログを読むうちに、またも気づかせていただきました。

 

自分自身が、自分の可能性を信じるということ

 

ここがブレてしまうと、どんなに学んでも、どんなに自己投資しても、身につかず、投資も回収できず、宙ぶらりんになって、最後は人のせいにしたり、環境のせいにしてしまうことが多くなります。

そしてまた、違う目新しいコトを求めて彷徨ってしまいます。

 

まず、自分自身が、自分の可能性を信じるということ。

 

自分自身が、自分自身を信じている人ほど、どんなに学んでも自分自体がブレないから、素直に「いいとこ取り」します。

そして、そんな人は、何事を学ぶにも吸収が早く、成長も早い。

 

これについて、どう思われますか?

みなさんが大事にしている、ポリシーや信念、それを今一度感じてみてくださいね。