10月の初めに、あんなに走ると誓ったのに、10月末現在、まともに走れておりません。

「今日は雨だから」、「暑すぎる」、「寒すぎる」と、毎日言い訳がましい蘭子です(^_^;)

 

実は、言い訳でなく、走れなかった訳は・・・、予期せぬ腰痛。

痛みからすると「ぎっくり腰」?くらいの激痛です。

急に寒くなったのに、薄着のまま腰を冷やしてしまったせいかもしれません。

 

実は、ぎっくり腰、15年ほど前に経験があります。

息子が小さかった頃、 お風呂上りに、服をとろうと腰をかがめた途端、激痛が!

まったく、動けなくなりました。

当時は、整体院の近くに住んでいたので、翌日整体へ。

 

その時は、本当に丸2日、動けなくなったのですが、今回は、そこまでの痛みはないものの ベッドから起き上がる時、着替えの時、 何かものをとる時、椅子からたちあがる時・・・動けない!

 

ましてや、くしゃみでもするものなら「ウ~~~」と、うずくまりたくなるほどの痛みが走ります。

 

50代の方なら、一度はこんなことになったことがあるのではないでしょうか?

腰痛とは、人類が二足歩行になった時に起きたデメリットのひとつだそうです。

 

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身体の内部の疲れは、繋がっているどこかに痛みとして出る

 

ここでの診断は、 冷えた外気に腰をあてたのではなく、「身体を内側から冷やしすぎている。冷たいものを飲んで内臓が疲れている。 お腹を押すと痛いはず。」 というもの。

つまり、腰痛は患部を冷やしたことではなく、内臓からきているのでは?というお見立てだったのです。

 

確かにいつもは暖かい飲み物しか飲まないのに、腰痛になる数日前から氷入りアイスコーヒー飲みすぎていたかも。 そして、夜はお腹が痛かったのです。

 

そして、さらに「首の後ろに電気がたまっている。 電気を発するもののそばに長時間いるのでは?」

→はい、パソコンの前に長時間座っています。

 

そこで、気功でお腹から悪い気を出してもらい、背中面の調整をすることで身体のバランスを整えてもらいました。

 

こんなことで100歳まで生きられるのか?

 

先生の診断はさらに続きます。

「朝、起き掛けに激痛が走るのは筋力が衰えているから。 寝ている間、血液は筋肉から内臓に移動して、

朝起きる時にまた筋肉に帰っていくが、筋力が衰えていると この血液の戻りが遅い。

そのためすぐに力が入らず、起き上がる時に負担のかかる場所に痛みが出る。」

 

要するに、身体をしっかり鍛えていないために根本的な筋力が落ちているのです。

私の目標寿命は105歳(←笑)!!!

こんなことで100歳まで、元気な身体で生きられるのでしょうか?

 

長年の身体のよじれが肩凝りと腰痛を引き起こす

 

生活のリズムはそれほど乱れていないとしても、よほど意識して運動をしない限り、筋力はほぼ使わず衰えるに任せたままなのが50代の現状です。

 

走った後もそうですが、ストレッチやマッサージをしても肩凝りや腰痛が解消されない。

長年の身体の癖で、立っていても座っていても身体がよじれている状態が続くと、筋肉を包む薄い膜「筋膜」が、硬くこわばってきて、凝りや痛みを引き起こすのだそうです。

 

筋膜とは、全身の筋肉をくまなく覆い、筋繊維の1本1本までカバーしている薄い膜のことです。

筋肉の形を保ち、自在に伸び縮みを助ける重要な存在で、第二の骨格とも言われています。

筋肉だけでなく内臓などあらゆる機関を包んでいるので、不自然な格好でいると内臓も含め筋膜のよじれや硬直で痛みや凝りの発生源になるのだということ。

 

筋膜のよじれとは?

 

いつもパソコンに向かって、亀が首を突き出しているような格好で、椅子に座っている状態をご想像ください。

 

頭が身体の前に出て、顎が突き出た状態。

キーボードに手を置いた肩が前に出た姿勢。

ストレートネックに猫背、お腹に力が入っていず、身体が丸まっている。

長時間、座ったまま、足を組んでいる。

 

これに、いつも同じ側の肩や腕でバッグを持つなどを加えていくと、悪い姿勢や動作の習慣が筋膜の伸縮性を失わせる原因となっていくのです。

 

筋膜は、お肌の表面と同じように、張りのあるコラーゲンと弾力に富んだ少量のエラスチンという2種類の線維状タンパク質が網の目のように張り巡らされた構造をしています。

 

ところが、身体の一部に集中的に負荷がかかるとコラーゲンとエラスチンがよじれて寄り集まり、これらを取り囲む水溶液の水分が失われ、粘りが出てコラーゲンとエラスチンが自由に動けなくなります。

そうすると、筋膜の上にある皮膚や下にある筋肉も動きづらくなり凝りや痛みを招くことになるのです。

 

筋膜は一箇所に独立しているのではなく、すべて連続して繋がっているため、どこか一箇所が硬化しても、そのつながりで他の場所に痛みが出ることがあります。

例えば、いつも足を組む癖がある場合、そのねじれが腰の筋膜まで伝わって、腰が痛くなるということもあり得るということなのです。

 

こまめな筋膜リリースで不調をためこまない

 

不調の原因となる筋膜の硬直ですが、この筋膜の柔軟性や伸縮性を取り戻すためにふだんからできること、それは「筋膜リリース」。

リリースとは、制限を解放するという意味で、ここでは、コラーゲン線維とエラスチン線維がねじれて寄り集まった状態を解きほぐすのが、基本目的です。

 

一つの筋肉を一定方向に伸ばすことをストレッチといいますが、筋膜リリースでは縦・横・斜めと様々な方向へ繋がっている筋膜を、連動的にゆっくりのばしほぐしていきます。

 

ものぐさな私は、局所的に揉みほぐすマッサージが大好きなのですが、筋膜には強いマッサージではなく、アイロンがけのように広範囲をじんわり伸ばす方法の方がよいのだそうです。

 

日頃の生活に取り入れられるもっともシンプルな健康法である肩甲骨回しと体側伸ばし

 

肩甲骨回しとは、右手をあげて頭に沿わし、左手を背中に回し、右の腰を掴むというような形を両手で背中に作ること。

背中で両手をつなぐのもありですが、この時に上に上げた手の体側を伸ばすと、自然に身体がねじれてより効果的です。

できれば、この時に足を逆に組むのもありで、この状態を20秒ほどキープします。

 

要するに身体を伸ばしながらねじる動作をするということ。

 

この運動、パソコンをしながらちょっと手を休めた時や、キッチンでお湯を沸かす間などにできる簡単な動作です。

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毎日、数回の筋膜リリースで不調の原因をためこまない。

気負わず、その場でできるシンプルな健康法、ぜひ毎日の生活の中に、取り込んでみてくださいね。