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私がワーキングマザーをしていた時は、すべて時間に追われているので、食事の用意はできるだけ短時間にできることが最優先でした。

 

大抵は買ってきた惣菜と、生野菜と白米という食事が中心で、調味料も手っ取り早くいい味がつくことが選ぶ基準です。

野菜、肉、油、調味料・・・すべてに無頓着。

家の冷蔵庫はいつも中華、ベトナム、韓国、アメリカなどなど各国の調味料のオンパレードでありました。

 

そんな蘭子の生活の中で、会社勤めを辞めてから劇的に変化したものがあります。

 

なにはなくとも、肉が中心という食生活から変化したこと

 

毎日、朝5時に起き、息子のお弁当(部活用、昼用)、朝食と用意していました。

自分の食事にいたっては、朝、会社にいく途中でコーヒーとサンドイッチを買ったり(会社に着いて一口飲むため)、ランチは外食かコンビニ弁当、時にはファーストフードでした。

商談などの時間がずれればランチなし、夕方はクッキー程度で我慢。

定時を大幅にすぎてから猛ダッシュで帰宅、途中で出来合いの惣菜を買うというのがパターンでした。

 

夜遅くになってしまうとビールとポテトチップスという(今ではあってはならない!)怖ろしい組み合わせの時もありました。

(スナック菓子のリスクについては、また後日書きたいと思います。)

 

その頃の私は、菜食主義者、マクロビオティック、オーガニックという言葉は知っているものの、その知識はまったく持ち合わせていませんでした。

 

巷の通説通り、仕事を精力的に(しかも攻撃的に)行うためにはお肉が必要だと信じていました。
夫と息子が揃う土日は、当然お肉が中心です。一回の鳥の唐揚げが1kgになったこともあります。野菜よりも肉・肉・肉・・・いつも偏頭痛と胃もたれがあり、そしていろいろやってもちっとも痩せない万年ダイエッター、加えて毎年重度の花粉症に悩まされていました。

 

オーガニック志向の友人の影響

 

そんな食生活が変化したキッカケは、勤めをやめてオーガニック志向の友人と出会ったことでした。

 

料理が得意なこの友人も、もともとオーガニック志向の人ではありません。それどころか砂糖をふんだんに使うコルドンブルーのパティシエのディプロマも持っています。

 

しかし、彼女の親友が癌に罹ったことで考え方が一変します。
「癌になった友達が食べられるものを作りたい」
「癌の餌になる食べ物ではなく、癌をやっつける食べ物があるはず」
彼女がそう考えて、いろいろな本や情報を調べ行き着いたのがオーガニッククックというものでした。

 

当時、会社を辞めたばかりの蘭子は、時間だけはあったので彼女の企画したオーガニッククックのレシピ本の編集を手伝うことになりました。

 

料理本の手伝いは4ヶ月ほどでしたが、そこで蘭子は、オーガニック食品の美味しさ、素晴らしさに開眼してしまったのです。
以来、野菜や米、お肉(経済的に許す限り)他、調味料もできるだけ有機のものをとるようにしています。

 

さて、オーガニック志向になってくるとふだんの買い物が大きく変わるのをご存知でしょうか?
「すべて有機のもので揃えていたら、お金がいくらあっても足りなくなるでしょう?」 私がオーガニック志向になったと知るや否や、多くの友人がこのように言いました。

 

でもオーガニック志向ってそんなに大変なことではないんです。
確かにふだん足を運んでいたスーパーでは買えるものが少なくなり、オーガニック食品を扱っているお店や地元の有機野菜の販売所に足を運ぶことは多くなります。

 

でも調べていくと、ネットの世界ではもっと手軽に(そこそこの価格で)オーガニックのものが手に入るのが、今なのです。

 

調味料こそシンプルに。

 

日頃、「オーガニック派なのよ」という方もお米や野菜にはこだわっていても調味料まで気にされている方は少ないかもしれません。

 

お家ではどんな調味料を使っていらっしゃいますか?
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ウチでは、酒、砂糖、塩、酢、醤油、味噌、胡椒、白だし、みりん、オリーブオイル・・・・有機食材の原料を使っているのが基本です。

 

たまにバルサミコ酢とかを使ってサラダを作りますが、基本は塩と胡椒とオリーブオイルで十分。ドレッシングの類は一切買わなくなりました。
煮干し、鰹節、昆布のお出汁も使いますが、基本白だしにプラスαでほとんどの味が作れます。
よくある固形スープや中華スープの素、豆板醤類も一切使わずに済ませます。洋風のものであれば、玉ねぎをしんなり甘くなるまで炒めるか、もしくはニンニク、生姜などでしっかりした味を作ることができます。

 

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↑ 無添加だからと、買ったものの意外と使わなかったりして。

 

ラーメンや焼きそばなども、市販の粉末味付きではなく生麺を買って、つゆやソースは作ります。
白だし+胡椒でラーメンのつゆ、醤油味はこれに醤油を少し加える。味噌味にしたければ、これに味噌を加える。
豆乳を加えれば胡麻ドレッシングに!などなど、ほとんどの味を作ることができます。

 

市販の粉末の味は化学調味料。天然の味を知ると市販の調味料の味の濃さや化学物質の味は敏感にわかるようになります。

 

最近ではコチュジャンも手作りしています。有機玄米の味噌と粉末唐辛子、砂糖、酒、みりんがあれば保存料が入った瓶入り豆板醤を買うよりずっと美味しくて安全なコチュジャンができます。
マヨネーズやケチャップはできるだけ有機のものを選んでいますが、パーティなどで大量に使うときは、卵を使わず豆腐をベースにした豆腐マヨネーズを作ったり、ケチャップも普通のトマトを煮てトマトペーストにしたものを使っています。

 

お料理が上手な方はもちろんでしょうが、カレーやシチューも市販のルーは必要がなくなります。

 

時間がかかるでしょう?と、思われる方、ぜひ実践してみてください。思ったほど時間はかかりませんし、なにより意外と美味しいことに気付かれると思います。
簡単な組み合わせなので、息子もウチにあるものだけで(大体はコチュジャン絡みですが)自分の好きな味を作って食べています。

 

関連記事 あなたにもできる、シンプルなコチジャン作り

 

ジャムや蜂蜜は、夫の実家から持ってくることが多いのですが糖分が多いせいか、常温でも1〜2年はしっかり保ちます。大きなペットボトルに保存していますが、こちらは冷暗所にキープして、一ヶ月分ごとに容器に移し替えて食卓に置いています。

 

我が家の基本は、保存料、添加物の入っていない食品がベース

 

そもそも日本古来の発酵食品は、基本的に保存料は必要のないもののはずなのです。

お手軽だからと買って、いろいろな瓶が並ぶ冷蔵庫を見れば、その人がいくら「シンプルライフ」と叫んでいても、実生活は程遠いものだと感じます。

冷蔵庫の中も基本の調味料だけにするとかなりスッキリします。

 

食品添加物については食品を作る上で必要なものもあるので、一概に全部NGなわけではないのですが、私はできるだけ添加物の入っていない調味料を買うことにしています。

 

日本人なら絶対使う醤油・味噌に関して言うと、昔なら添加物など使わなかったでしょうから、まずは大豆・塩・麹以外のものが入っていなくてよいわけです。
こちらの情報をみるとちょっと考えさせられるものがあると思います。

 

日本の指定添加物品目数
日本 814品目 2016年9月18日現在 厚生労働省、食品衛生法に基づいた指定添加物と既存添加物の合計については、ヨーロッパに比べて圧倒的に日本は多いようです。

海外の指定添加物品目数に関しては、それぞれの国の基準が違うので一概には言えませんが、こちらの記事を読むとおおよそのイメージがつかめるのではないでしょうか。

 

自分の身体は、自分が食べたものでできている。

 

私たちの小さい頃は、母親がお出汁をとったり、ドレッシングを作ったり、それが普通のことではありませんでしたか?
働くママは増えたけど、食べ物に無頓着なあまり、結局、家族にアレルギーが多かったりいろいろな病気が増えてきて病院通いをしたり、豊かになるために働いているのに、逆に家族の時間が少なくなっているのです。

 

シンプルで上質な生活の基本は食生活から・・・モノではなく、まずは自分自身の身体をシンプルにする。

冷蔵庫の中をチェックすることが、意外にもシンプルライフへの近道かもしれませんね。

 

みなさんは、どう思われますか?