このところ、パソコンやスマホに、日頃からお世話になっているサイトなら、バシバシお知らせメールがきているのですが・・・(^_^;)

 

アメリカに住んでいらっしゃる方は、よくご存知かと思います。

ちょっぴりザワザワする季節、Black Friday(ブラックフライデー)がやってきました。

 

今年は今日、11月25日がブラックフライデーです。

時差があるので アメリカでは日本時間26日16時〜です。

 

さて、「ブラックフライデーって何?」って、思いますよね。

 

Black Friday/ブラックフライデーとは?

 

11月第4木曜日は祝日、Thanks giving day(感謝祭/サンクス・ギビングデー)です。

この翌日の金曜日をBlack Friday(ブラックフライデー)といって、米国ではこの日に大幅な値引きセールが小売店で開催されるのです。

 

このブラックフライデーという言葉、1961年にフィラデルフィアで始まり、1975年にはかなり広まった比較的新しい言葉だそうです。

 

名付け親はフィラデルフィアの警察で、感謝祭翌日が買い物客で人も車もごったがえして、通りが真っ黒になり、警察の仕事が増えるのでブラックフライデーと呼んだのだそうです。

後に、新聞が小売店が儲かり、黒字になるという解釈を発表してから一般に広まりました。

 

このセールは年々加熱していて、ブラックフライデーセールのスタート時間がどんどん早まっているようです。

元々サンクスギビングデーはお休みのところも多いので、25日の深夜0時にオープン!!なんてお店も増えてきています。

 

ブラックフライデーの広告には「Door Buster(ドアバスター)」なんて文字も踊ります。

広告掲載のお得な限定商品をめがけて「ドア、壊れるんじゃねえか!?」というくらいお客がたくさん集まるのですね。

 

2016年、日本でも増えているブラックフライデーセール

 

日本でもイオンやユニクロがブラックフライデーとうたってセールをやるようです。

こういうアメリカからきたお祭りは、日本はすぐ便乗しますから。

 

いわゆる年末商戦が、この日からスタートするので小売店側も、あの手この手でセールを盛り上げようとするのでしょう。

日本では、セール期間3日間~4日間と長く、商品数やオフ率も大きくないので、海外のブラックフライデーとはちょっと違うようです。

 

しかし、クリスマス前のこの時期、こんなセールがあると、ミニマリストを目指す私もちょっとザワザワしてしまいます。

 

調べてみると、ユニクロは、恒例の大型セールを誕生感謝祭として、今年からブラックフライデーの時期まで延長。

冬物衣料を日替わりで、限定価格展開しています。

 

GAPは11月25日~27日の3日間、一部商品を除き店内商品が50%OFFに。

渋谷店や心斎橋店など5店舗では、24日の23時からGAPメンバーシップ会員限定で好きなセーターを先着100名に100円で販売。

その後、全店舗でLINEメンバーになると50%offで商品が買えるそうです。

 

ファストファッションのH&Mも11月23日から5日間、「ブラック」をテーマにした商品を通常よりもお得な価格で展開。

 

大手イオンもブラックフライデーに参入です。

開催期間は、2016年11月25日(金)~27日(日)。

イオンでは「はなまるうどんの“かけうどん(小)”が96名限定96円」「コーチのバッグ9600円」「映画観賞券3枚セット3000円」など、さまざまな商品が割引になるそうです。

 

他にも、おもちゃのトイザらスでも、2016年は11月25日(金)~27日(日)の3日間で開催。

 

貝印も毎年恒例、貝印公式オンラインストアにてセール。

2016年は11月25日(金)~27日(日)の4日間限定。

 

ナノ・ユニバース ベースメント(主にアウトレットストア)全店で、全品+30%オフ。

開催期間は、2016年11月25日(金)~28日(月) 。

 

米ブランドのアメリカンイーグルでも、日本店舗で前夜祭をやったようです。

開催日時は、2016年11月24日(木)夜2時間限定。

 

ブラックフライデーの次はサイバーマンデーでお買い物?

 

そしてCyber Monday(サイバーマンデー)というものもあって、これはブラックフライデーの次の月曜日を指します。

 

サイバーマンデーという言葉が生まれたのは、ほんの10年前の2005年です。

ブラックフライデーは店舗でのお買い物ですがサイバーマンデーは、オンラインでの買い物です。

 

実は、この「Cyber Monday(サイバーマンデー)」はネットショッピングが最も盛り上げる記念日としてアマゾンが決めた期間。

全米小売業協会の上級役員であるEllen Davis氏が、感謝祭翌週の月曜日はオンラインショッピングの売上げが急増するという内容のプレスリリースにて、この言葉を使ったのが最初だと言われています。

 

ブラックフライデーで店舗での買い物で買えなかったものを、サイバーマンデーの期間にオンラインで買う、という流れもあるようです。

 

アマゾンは2012年にサイバーマンデーを日本記念日協会に登録したりして、サイバーマンデーを日本に定着させたサイトといえます。

 

楽天はアマゾンのようにサイバーマンデーという言葉のセールは使っていませんが、楽天スーパーセールというサイバーマンデーに匹敵するセールを行っています。

また、ブラックフライデーで検索しても商品がいくつか出てきます。

 

ブラックフライデーのセールで、上手なお買い物をする5つのコツ

 

さて、こんな大型のセール期間、浮かれてお買い物をするのではなく、節約できるお買い物をしたいものですよね。

 

そのためには、

 

*慌てて買い物に出かけない。

 

セールだからといって、慌ててショッピングモールに出かけないこと。

ただでさえ、混んでいる週末、人混みで気分も呑まれがちになります。

平日よりも時間がかかるし、無駄な時間を過ごすことになります。

さらに外食などの意外な出費もかさみます。

 

*出かける前に、買うモノはリストアップしておく。

 

なんか安いモノはないか?なんて物色をしないこと。

行ったら、安かった→だからまとめ買いするというのもなしです。

まとめ買いして帰ってきたら、家にもあってダブってしまった、なんてよくある話です。

不要なモノを持ち帰らない気持ちを再確認して出かけましょう。

 

*本当に必要?もう一度、自分に問いかけること。

 

セールに行くと、何か買わなくては!という気分になりがちです。

買わなくても誰も文句はいいません。

手ぶらで帰ってきてもよいのです。

買わなきゃ病という脅迫観念を持たないこと。

 

*いつもの日用品、欲しいモノの価格はふだんから把握しておく。

 

楽天はポイントなどの還元率など、通常より高くなったりしますね。

キチンと計算すると、キャッシュバック機能で、お得なものもあります。

「買わない、増やさない」のが基本ですが。いつもの日用品やどうしても必要といったモノはこの期間に買うのもよいかもしれませんね。

 

*必ず、比較検討してみる。

 

ビビッと買いは、お買い物の醍醐味かもしれません。

でも、そうやって今までどれだけのモノを家に入れてしまったのでしょう。

新しいモノを買う時、店舗間の価格や商品の比較検討をすることは当然ですが、その前に手持ちのモノとの比較をすることをしてください。

意外と、買わずに済ませられるものが多いことに気がつくはずです。

 

ミニマリストは、見ざる、言わざる、聞かざるの4日間

 

さて、元買い物魔のミニマリスト蘭子には、目の毒なお買い物期間。

オンラインのセールなど見だしたら、それこそ時間があっという間に過ぎてしまいますから要注意です。

 

5つのコツをもう一度、心に刻んで、この期間は、お店に行かずネットも見ず、粛々と断捨離をすすめるのが、一番よさそうな気がします。