家の中が片付かない、すっきりしないと感じていても、実際、何かを捨てようとすると何から捨てたらいいのか迷うものです。

ミニマリストを意識するようになってからは、「迷ったら捨てる」というルールを自らに課していますが、このルールがあっても迷う時には迷ってしまいます。

 

捨てると決められなくて、元にあったところに戻す、なんてこともよくあります。

今日は、「捨てられない」「なくなったらどうしよう」「いつか使うかも」と手が止まってしまったときに思い出したい6つの考え方について書きます。

 

では、ご紹介します。

 

1.  人からもらったけれど使わないモノ、思いは受け取って手放す。

 

先日、息子の部屋を片付けた時に、天袋にお雛様や兜、五月人形の大箱を見つけた息子。

即座に「こんなもの要らない!」と…(−_−;)

息子的には、モノの多い家だから片付かない、自分が使うモノでないから不要、という正当な意見なのですが。

 

いつになったら断捨離が終わるの?→【断捨離が加速した理由、息子からのキツイ一言】~モノを手放す日々~

 

日本のお祝いごとやしきたりでもあるし、親や親戚からもらったものは、そうそう捨てられるものではありません。

飾ることもあまりしないけれど、お雛様や五月人形など家族や親戚にもらったものだと「頂きものを捨ててしまうなんて申し訳ない」という罪の意識にかられてしまいます。

 

ですが、モノが多すぎたり日々のあれこれで忙殺されて、結局、しきたりどころかお祝いごとのためのモノが、押入れや天袋にしまわれたまま、忘れ去られたままだったとしたらどうなのでしょう。

幸せを願って贈った五月人形が、実は贈り先で邪魔にされ飾られもしないで何年も天袋にあるのを、贈り主が知ったらどう思うでしょうか。

 

どんなものでも、お祖父ちゃんやお祖母ちゃん、親戚は、孫や甥・姪の幸せを願って、贈ってくれたのです。

贈り主の思いがありがたく、しかも温かいものであればあるほど、捨てるに忍びない気持ちになりますよね。

 

かといって、ではそれを飾るのか?というと、それもできなかったりします。

多くは、頂いたモノを飾る場所がない、飾る時間がない、インテリアに合わない…と、今の生活とミスマッチな感じだと思っているから。

 

だとしたら、こうしてはどうでしょうか?

頂いた人が、贈ってくれた人の気持ちだけをありがたく受け取り、誰か別の本当に五月人形を必要としている男の子のために譲ってあげる。

 

贈り主の「幸せになってほしい」という思いを受け取って、その幸せをバトンタッチする。

自分は「幸せになる」と思うだけでいいのです。

 

贈り物を捨てられないと迷った時は、贈ってくれた人の気持ちを受け取って次の幸せにバトンタッチするという考え方を思い出してみてください。
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2.  物事の本質的なところでは、いったい何が必要なのか?

 

人というものは、自分でも無意識の中にあるたくさんの思い込みによって日々行動しています。

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多くは、生まれた時から現在に至るまで、小さい時から親から言われたこと、周囲から受けた言葉、行動、そしてそれに対する自分の感情から、自分が傷つかないようにしようとする意識によって起こす行動を選んでいます。

 

例えば、親に買ってもらったたくさんの着物を捨てられない。

これは、着物は高いもの→高いモノを捨てるなんてもったいない。

親の思いがつまった着物→捨てるなんて親不孝だ。私はなんて子供なんだ…といった気持ちが心の奥底に渦巻いています。

 

断捨離を通して、親子の関係と自分の感情を切り離して考えるようになれたこと→着物の断捨離をして気づいた母への感謝と呪縛を解く方法

 

でも実際には、着物なんて日常的に着ないし、数枚あれば事足りるのです。

記事を読んでいただくとわかるように、感情(思い込みや考え方の癖)はその人の行動を作ってしまいます。

着物を何十枚も持っています…なんて、誰にも自慢することでもないし、持っているモノ自慢をすることほど愚かなことはありません。

 

着物の例をあげれば、本当に必要なのは必ずあるであろう、これからの数回の行事やイベントに事足りる、ほんの数枚を持っていればよいのです

ほかは手放せばいいのです。

 

「物事の本質的なところで、何が必要なのか?」に立ち返ってみると、たくさんの着物が必要なのではなく、大事な時にその場にふさわしい服があるということが一番重要なのです。

この考え方は、何かの思い込みで増え続けてしまったモノを手放す時に、思い出してください。

手持ちのモノを見てみると、「別になくてもいい」と考え直せるものはずいぶんたくさんあるのです。

 

3.  いつかとおばけはやってこない

 

「いつか使うかも」「いつか着るかも」「いつか食べるかも」「いつか必要になるかも」の「いつか」はいつなのでしょう?

本当にそれが必要だったら、とっくの昔に使っていますし、今使っていないとしたら、今は無くても大丈夫だということです。

「いつか…」と思うぐらいなら、今すぐ使えばよいし、すぐに使わないなら、手放しましょう。

 

起こってもいない未来への不安で、モノをストックしてしまう、捨てられない人→日用品ストック癖を捨てて、シンプルで豊かに暮らす秘訣

 

どんなにがんばったところで、「いつかとおばけはやってこない」ものです。

 

4.  好きでも嫌いでもないモノは手放す

 

日常の「好き」が増えると、どうしてもモノは増えていきます。

ママ友とランチをして、その後雑貨屋を見て回って、話しているうちにつきあいで買い物をしちゃうなんてことはありませんか?

ストレス解消、暇つぶし、カッコづけ、つきあい、単なる習慣の「ちょっと好きかも」だけで、買い物をすることって多いと思います。

 

よくよく考えて、家の中を見回してみると、大半は、好きでもないが嫌いでもないモノだらけではないでしょうか。

見ていても普段の光景に馴染んでスルーしていますから、よほど本当に嫌なモノでないと、捨てることはしません。

ですが、「好きでも嫌いでもない物」が、家にある限りスペースは取られます。

 

「やっぱり、これが好き」「本当に必要だから」という理由を把握することで、今、自分が使うべきモノ、必要なモノにフォーカスしてみてください。

それ以外の、好きでもない、嫌いでもない、どうでもいいモノたちはガラクタと同じ位置づけになります。

自分の家にあるものは、本当に使っているモノと、好きなモノだけにしてみましょう。

 

カレン・キングストンの→私が断捨離すべき4つのガラクタとは?

 

5. モノも気持ちも、日々アップデートが必要

 

当然ですが、私たちは日々年をとっていきます。

環境も行動も体型も変わっていくでしょう。

本体がだんだん変わっているのですから、手持ちの品もそれに合わせて変化していくのは当然でしょう。

 

スマホやパソコンを使っている方ならおわかりでしょうが、古いパソコンに新しいアプリを入れても動きません。

例えば、10年前に買ったパソコン(ハード)にWindows10(ソフト)を入れたら動かなくなるという感じです。

新しいソフトには、新しいソフトにふさわしいハード本体が必要なのです。

そして、本体と同じくパソコンやスマホのアプリをアップデートするように、暮らしの中で古くなっていくモノは適宜アップデートするべきなのです。

 

以前は毎日のように見ていたもの、いつも使っていたものが、いつのまにか使わなくなり忘れ去られるのは、本体が変わってしまうから。

人間(ハード)が変わっていくのですから、その周りにあるモノ(ソフト)をアップデートさせる必要があります。

 

アップデートとは、この場合は、今の生活に必要ないものはもう捨てる、ということです。

未来に在りたい自分があって、これからその方向に少しずつでも向かうと決めたのなら、過去の遺物(ソフト)はしばしば重荷になります。

そのために古いソフトは削除する必要があるわけですね。

古いソフトとは、もう着ない服、使わないモノ、使えないモノ、古い情報、未完了なコトを言います。

 

6.「形からはいった」野望グッズを捨てる

 

野望グッズとは、いつかやろうと思っている趣味のコトやモノのこと。

それをしたら「こんな素敵な私になれる(という野望)を満たすモノ」のことを指します。

 

私の場合でいえば、いつかやろうと思っている陶器の絵付けの材料。

かなり長い間、レッスンにも通い自分で描いた食器もありますが、絵付けせず白い食器のままで放置状態になっているもの。

「食器の絵付けを趣味にしている優雅な湘南マダム」という妄想を実現するためのグッズというわけです。

 

先日、習ったダーニングの手法も、あれから繕いたいモノをとりだしてから、大きなバッグにまとめたまま未完了の状態。

これも「ちょっとしたかけはぎもおしゃれに再生させる素敵なママ」という妄想を満たす趣味なわけです。

 

お助け家事の一つを学びました→【これも断捨離?お気に入りのニットに穴が開いた!捨てられない時の解決方法~ダーニング】 

 

がま口ポーチ作り、ブレード(革紐のブレスレットや首輪)作り、シルクリボンのブレスレット…などなど、いつかやろうと思っている、作品をたくさん作りたいモノは数えたらきりがありません。

 

やろうと思った時は、「やりたい、たくさん作りたい」→「趣味を持っている素敵な主婦になる」という野望をもっているので、やたらと道具や材料を買い込んでしまします。

そして、いつかゆっくりした時間にやろうと思っている野望グッズは、自分が作り上げる作品の数以上の量になっていきます。

忙しくてそれに手をつける時間がないのに、「自分は、こんな趣味も楽しんでいる」と思いたいので、とりあえず、材料だけを買ってしまうのです。

結局、それが大きなスペースをしめていくのです。

 

手芸だけでなく、スポーツ(マラソン)、語学(英語)、アロマテラピーなどなど、何か学びたい、挑戦したいことがあると、まずは「形からはいる」というのが、野望グッズを持つ人の特徴です(自戒もこめて書いています)

 

しかし、本当にやりたかったら、どんなに忙しくてもやっているものです。

その趣味に打ち込むより、ほかにやりたいことがあるから、時間を取れないのです。

やらずに放置している趣味や学びがあったら、それは自分にとってプライオリティ(重要度)が限りなく低いからなのです。

 

時間もエネルギーも有限なので、すべてをやることはできないのです。

あれもこれもやりたい、あれもこれも欲しい。しかし、スペースも時間も限られているので、持ち物もやることも無限に持つことはできません。

 

「やりたいけど、やれていない」時に見直すこと→充実した1年にするための【50代主婦にオススメする時間管理術】

 

野望グッズがあったら、まずは手放してみるのもありです。

人は、本当に必要だとわかっているものは手放しません。

野望グッズの材料など、本当にとりかかろうと思えば、必ず手に入ります。

 

迷って捨てられない時に思い出してほしいミニマリスト的6つの考え方、いかがだったでしょうか。

何度もいうようですが、特に6.の項目は自戒をこめて書いています。