昔からシマシマ、ボーダー好きな蘭子。

断捨離をしながら手元に残す服は、ほとんどボーダー柄です。

初夏になるにしたがって外出着もボーダー率が、ぐ〜んと高まっています。

 

ところがここにきて、巷では「ボーダー柄を着ている女性はモテない」という噂があるらしい!

いまさらモテなくてもよいのですが、50代おしゃれミニマリストとしては、なんとしてもカッコよく自分らしく着こなしたい定番服。

 

今日は、「ボーダー柄を着ている女性はモテない」の検証と、「50代のボーダー柄の着こなし方」について考えてみました。

 

「ボーダー柄を着ている女性はモテない」を検証してみた

 

日頃見ているミニマリストさんたちのワードローブからも、無地とボーダーTってみなさん持っていらっしゃる定番服なような気がします。

 

ところが、このボーダー柄、調べてみると「モテない」服の代表らしいです。

たしかに、モテを意識している女性誌のファッション、初夏の特集でもボーダー率ってとても低いような気がします。

 

そこで、蘭子的に考えた「ボーダー柄を着ている女性はモテない」の検証をしてみました。

理由は以下の3つです。

 

1.モテる女子とは対極的なイメージのオーガニック系女子っぽい。

 

とにかく体にストレス・負担になることはしたくない、恋愛の駆け引きも面倒くさい・・・。

彼(夫)の気持ちに一喜一憂するより、穏やかで一日一日を丁寧に好きなように生活したい・・・。

 

オーガニック女子は「自然に」がモットーなので、ヒールは足に悪いし痛いから履かないです。

もしかすると冷えとり靴下を重ね履きして大きなサイズの靴を履いている可能性も高い。

 

こう考えていくと、まさに50代の主婦のようではありませんか?

 

「夫の気持ちに一喜一憂するより、穏やかで一日一日を丁寧に、好きなように生活したい・・・。」

つまり、「自分にとって居心地がよい」というのが大前提→人目より自分が大事。

 

2.適当に選ばれた服っぽい。

 

ボーダー柄は存在感たっぷりのアクセント。

だから海の上でも「ここにいるよ!」と分かるように船乗りが着ていたアイテム(そうだったのですね!)。

 

センスに自信の持てない50代は、ついついボーダー柄さえあれば一応安心だし・・・という気持ちで手を出しがち。

「とりあえずボーダー」で決めたコーディネートは「適当」に見えてしまいます。

 

たしかに、コーデに困ると、とりあえず着てしまうアイテムではあります→手間をかけるより、「これでいいや」的なアイテム。

 

3.生活感が出てしまう。

 

最近、街中で気がつくことがあります。

それは、お母さんや妊婦さんは、なぜかボーダー率が高いということ(笑)。

 

ボーダーのアイテム(特にトップスとワンピース)はコットン素材が多い。

つまり家で洗濯ができるし、そもそも汚れが目立ちにくい柄でもあるのです。

そしてカットソーなんかは手に入りやすいお値段で沢山売っています。

 

自分の身なりにかまっていられない、服がすぐ汚れちゃうママ、肌が敏感で抵抗力が落ちている真っ最中の妊婦さんが手に入れやすいアイテムがボーダー柄。

 

つまり、周りがどう見るか?ではなく、たとえどう見えようとも自分の着やすさ優先。

「これでいいや」という安易なチョイスをしている人が着る。

パリッとしたイメージより、汚れの目立たちにくさで選んでいる。

 

という3つの理由を要約してみると、こんな条件を満たしている人、たしかにモテ度低そう〜と言われても仕方ありませんよね。

 

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毎年、初夏になるとボーダーが流行るのは何故?

 

しかし、巷でこんなにボーダーモテない論があるのに、初夏になると必ずボーダーが流行るのは何故だと思いますか。

 

私が独自に考えたのは、まさにこれは「愛の反対は無関心」という理論。

好きも嫌いも結局は、相当関心があるから! なのではないかと。

つまり、モテようがモテなくても、いずれにせよボーダーって注目されてしまうということなのではないかと。

 

モテを意識しない50代主婦からすれば、恋愛の駆け引きもなくストレスフリー、センスに自信がなくても大丈夫、毎日、家で洗濯できる!

恋愛や婚活という土俵から降りた50代主婦にぴったりのアイテム、ボーダー柄だと思うのです。

 

こんな便利なボーダー柄、せっかくなら「モテない」ではなく、大人っぽくおしゃれに着こなしたい。

 

豆知識、ボーダー柄の起源

 

そもそも、ボーダー柄ってどんな柄と思われていたのかご存知ですか?

 

実は、人は本能的にシマシマ柄=ボーダー柄を警戒するようにできています。

ウミヘビはシマシマ、蜂も黄色と黒のシマシマ、虎も黄色と黒のシマシマ、工事現場のシマシマ、横断歩道のシマシマ…。

 

本能的なことが関係しているのかどうかはわかりませんが、視覚的にコントラストが強く、刺激を与え人々を惑わす柄ということで、その昔、キリスト教社会では、2種の糸で織った衣服を身に着けてはならないとされていました。

 

ヨーロッパ中世には、売春婦、死刑執行人、道化師などがこの柄を身につけるようになり、人々に嫌われる柄として認知されていったようです。

さらに悪魔の模様とみなされ、犯罪者や異端者はボーダー柄を身につけることを強制させられるようになりました。

 

欧米の囚人服はボーダー柄だったり、って漫画とかで見たことありませんか?

キリスト教圏ではないアジアでは、囚人服がボーダーでありません。

 

有名アーティスト御用達のボーダー柄

 

こんな悪魔の模様なんて言われていたシマシマ柄ですが、注意を喚起する柄として使われてもいるんですね。

 

例えば、スペインのバスク地方の船乗りがきていた服。

船乗りたちが愛用していた手編みニットの実用服で、ボーダー柄。

ボートネックにラフに切り落としたような袖口、裾部分というのが、この服の基本です。

 

その後、海兵がボーダーを採用しました。

ボーダーも迷彩柄の一種で、船の上では、空と海しかないので、青と白というところから採用されたのです。

 

昔の囚人服というのが、理由の一つですが、多くのアーティストが、「世の中の束縛、自由へのアンチテーゼ」として、自分の定番服としていました。

 

たとえば、アーティスト、ピカソは好んでこのボーダー服を着ていました。

出典;http://www.a-inquiry.com 

 

その後は、ファッションデザイナーであるジャン・ポール・ゴルチエの定番。

ゴルチエ・ファッションにもボーダーは多い。

出典;http://www.a-inquiry.com

 

50代おしゃれミニマリストへの着こなしお手本

 

さて、50代おしゃれミニマリストとして、なんとしてもカッコよく着こなしたいボーダー柄ですが、私がイメージしているのはこちら、島田順子さん

 

多少おなかが出ていても気にしない。

「自分らしく、堂々と着ているとカッコイイ」と、体現してくれています。

こんなカッコイイおばあさんになりたいなあ〜。

モテる、モテないではなく、自分らしくカッコイイ女が私の着地点

 

定番、ボーダーTシャツはここで買い足し

 

まずは、私のボーダー・コレクション

 

長袖Tシャツは、白X黒、白Xネイビー2枚。

 

カットソー・チュニックとニットのワンピース
ほとんどがユニクロX10年以上愛用のものばかりです。

 

そして今回、買い足したのはこちら

 

無印良品

オーガニックコットンクルーネック半袖Tシャツ(ボーダー) 税込990円

 

風合いの良いオーガニックコットンを使用。

首もとの伸び留めテープ使いなど仕様にこだわっています。

 

定番ボーダー、ユニクロではイネスのラインでも出ていました。

 

そして、リサ・ラーソンとのコラボもあり。

リサ・ラーソングラフィックT(半袖)

¥1,500 +消費税

 

親子で楽しめる、リサラーソンの新作コレクション。

たしかに定番服こそ、被りやすいという問題もありますが→【ユニクロで買ったジャケット〜ママ友とモロかぶりしやすい時は、こう着る】

 

ボーダー柄を自分らしく着こなす方法

 

ボーダー柄が好きなら、「モテる、モテない」に関係なく着ればよいのです。

他に着るものがなかったから「これでいいや」ではなく、「好き」「着たい」で選びたいボーダー柄。

 

自分らしく着こなすための注意点としては、やはりサイズ感。

ピッチリすぎず、大きすぎず、丈は長すぎず…。

無理に50代のおっきなお尻を隠そうと長い丈にすると、よくないです。

 

トップスにボーダー柄を持ってきたなら(ボトムにボーダーは少ないと思いますが)、全体のバランスをしっかり見る。

トップスの丈が長いと、まさに囚人服。

 

でもトップを短め&ボトムも気持ち短めにすると、セーラー(海兵さん)っぽくなって、おしゃれに見えます。

 

好きなものを身につけていると、自分らしくいられる、自分らしくふるまえる…それが本当です。

異性の前でも、そしてみんなの前でも、自然に自分らしくできるということ。

自然に自分らしくいれば、本当に大切に思ってくれる人と出会えます。