お正月気分もすっかり抜けた今日この頃、ところが我が家にはまだクリスマスツリーが!

 

実は、夫の宗教では旧暦を用いるため、新年は今日、1月14日なのです。

キリストの誕生を祝うのも新年までということで、毎年14日まではツリーを片付けることができません。

 

今日は、この時期見直したい年末年始の飾り物、捨て方のポイントを6つにまとめてみました。


 

1. まず、普段の生活の状態に戻す

 

クリスマスから年末年始と人の出入りが多い日が続くと、ふだんは片付けもせず放っておいたものも、とりあえず押入れに入れたり、棚の奥にまとめて押し込んだりしませんでしたか?

 

いつも置いてあった場所から一時的にどこかにいれたものがあったとしたら、これは捨て時のもの。

もしかしたら、期限のあるものかもしれませんので忘れないうちに出して確認しましょう。

そして、元のところに戻すか、でも1〜2週間なくても大丈夫だったとしたら捨てても大丈夫なのではないでしょうか。

 

見えてないものは、忘れてしまうもの。

大方は、なくてもよいものが、なんとかなるものがほとんどなのです。

一時的にしまい込んだものも、そのまま放っておけば「ガラクタ」になります。

 

2. クリスマスのイベント物をしまう前に捨てる

 

クリスマスグッズやお正月用品は、シーズンのイベント物。

1年のうち、ほんの1週間ほどのために使うものです。

だからといって断捨離できないのは、使用頻度は低くとも、毎年必ず使うものだから。

ただし、毎年必ず、同じものを使うのか?は確認してみる必要があります。

 

夫はできるだけ長い間、クリスマスツリーを飾っていたいようですが、私はさっさとしまいます。

しまう時は、今年使っても来年使わないものは、捨てます。

例えば、リースに使った松ぼっくりやリボンのレースなど、汚れたり古くなったりしたものは、できるだけ処分し、しまうもの自体の容量を少なくすることを考えます。

 

「最近、全然使ってない」「来年はもう使いたくない」と判断した物は、断捨離します。

 

特にクリスマス関係の飾り物は、最近は年ごとにムードを変えるようにしています。

例えば、今年はブルーとシルバー系にする。とか、昨年は赤系にしていました。

子供も大きくなると(男子ですので)ツリーには興味を示しませんし、キラキラしたカラフルな装飾よりも、シックな色合いの方が今の部屋には合うように思います。

その年ごとのカラーを決めて、不要なオーナメントを捨てるようにすると、全体にすっきりしていきます。

 

3. お正月用の飾り物と食器

 

お重箱や、お節料理用の食器なども脳内で自動的に「お正月用」と決めつけてしまわず、多用途に使えないものかも考えてみるよい機会だと思います。

 

何も考えず、そのまま収納してしまうと、また1年しまったまま。

せっかくなら、他に使えないか?使い回しできるイベントはないか考えてみるとよいかもしれません。

 

しめ縄飾りや、鏡餅など、お正月飾りの処分方法は、いろいろと決まりごとがありますから、それに倣って処分していきましょう。

 

正月飾りと言えば、玄関の扉に飾る鮮やかな「しめ飾り」だけでなく鏡餅、門松、破魔矢なども正月飾りです。

 

1月1日の元旦から1月7日までは「松の内」といって、年神様がいる一週間です。

年神様がいる間に、お正月飾りを捨ててしまうことは失礼にあたるわけです。

正月飾りを捨てる時期は、関東は7日まで、関西は15日までとなっています。

 

お正月飾りの「しめ飾り」と「門松」は6日の夜に片付けることが望ましく、1月7日の朝に片付けることが多いです。

また、お正月飾りの「鏡開き」は11日に食べることが一般的です。

 

正月飾りの捨て方として主に2つ。

  • *地域の神社で処分してもらう
  • *自宅で処分する

近くの神社まで正月飾りを持って行き、お正月飾りをお焚きあげ、または「どんど焼き」(左義長)をしてもらいます。

神社では15日に行われているところも多く、大抵「15日までに持ってきてください」となっています。

神社で処分を考えている場合は、正月飾りを7日にはずし、持って行くまで自宅で保管しておきます。

 

自宅で処分する場合は、ゴミ袋に直接入れないこと。

 

まず、紙を広げて、その上にお正月飾りを置きます。

上から左・中・右に塩をふって清め、終わったら、紙でお正月飾りを包みます。

 

ゴミ袋に入れますが、他のゴミと一緒にしないようにします。

最後に感謝の気持ちを込めて再度、袋の上から塩で清めてゴミとして処分をしてください。

神様をお祀りする日本ならではの慣習ですが、ぜひ気をつけたいものです。

 

4. 年始に増えた紙ものを処分する

 

年末年始は、新聞も雑誌も特集ばかり、ページ数が増え、しかも折り込み広告も多くなります。

さっさと読んで、さっさと捨てないと、どんどんたまります。

 

クリスマスカード、年賀状、喪中ハガキなども放っておかず5日までにまとめます。

その人とどんなふうにつきあっていきたいか?を考え直してできた→30年分の年賀状を断捨離、人間関係を見直してわかる断捨離のコツ

 

今年、いただいた年賀状は20枚、年末に予想して買った年賀切手20枚と、ほぼどんぴしゃりの枚数でした。

 

2017年のお年玉つき年賀はがきの抽選は1月15日。

まとめた年賀状も、早めに確認して処分しましょう。

 

5. ギフトは、早めに行き場所を決める

 

お歳暮、お年賀、クリスマスプレゼント、お年賀、お年玉、その他お土産など、日本に限らずこの時期は全世界的にギフトシーズン。

いただいたものを、すべて自分が使ったり、食べたりできるのならいいのですが、「もらったけど、これは使いそうにない」というのなら、すぐにリサイクルショップなどに持っていた方がよいと思います。

 

以前、高校時代の友人の引越しの手伝いに行った時、引き出物や香典返し、銀行からの粗品だけを段ボール箱にまとめて何箱も持っていてびっくりしました。

大人数の家族なら使うあてもあるのでしょうが、おひとりさま。

あてもなく、溜め込んだまま日用品をストックしている彼女の姿は、起こってもいない未来への不安を抱えているように思えて仕方ありませんでした。

 

 

ギフトに限らず、買ったものなどはすぐに開封して使い始めましょう。

人に譲るものや、売るものは新品同様にしておいたほうがいいのですが、自分で使うものは、すぐに使うように。

早めに行き場所を決めることは、モノを活かすことにつながります。

 

6. ゴミが山のようにたまった、片付けない毎日から抜け出す1日15分ルールを開始

 

年末から年始にかけて、気になるのはゴミの処分ですね。

ゴミの回収も、お正月ですからお休みになりますが、家族全員が家にいて飲んだり食べたりするので、山のようにゴミが出ます。

飲んだ後の瓶や缶、生物の処理など、早くゴミの日にならないかな〜と思うのは私ばかりはないでしょう。

 

「出したらしまう、開けたら閉める、手に取ったら元の場所に!」と、標語のように言っても、聞いていない我が家の男性陣。

お正月でも洋服は脱ぎっぱなしです。

 

夫と息子の部屋には、足を踏み入れないようにしていますが、こうも家族全員がべったり過ごす時間が長いと、リビングルーム自体も、どんどん物がたまります。

 

特に、お正月は全面的に家事をお休みしたので、そのまま出しっぱなしに。

年末年始に片付けのリズムが崩れてしまい、なんだか知らないけれど、家の中が雑然としてきました。

これは、早いうちにルーティンに戻ることが肝心です。

 

すっかり片付けないクセがついてしまった・・・そんな風に感じていたら、今日からまた1日15分ルール、なんでもよいので小さなモノから捨て始めることをおすすめします。